回答 2
有り難し 54こんにちは、ここ最近本当に人って考え方や価値観って全く違うんだなって考えるようになりました。
前は価値観の違いなんて好きなものや趣味くらいの範囲でしか考えていなかったけど、もっともっと深い部分で違うんだなって思い知らされることが多いです。
例えば、お友達で『久しぶりって男の人からメールが来て、最初本当に誰かわからなかったけど、元彼だった完全に忘れてた。』と言う話を聞いて私にはありえない話だなって思って、やはりその子とは恋愛系の話は合わなかったり。
他の子だと、結構大きなこと言ってて『私が正しい！』っていっていたのにある拍子に『やっぱ違った』って言って180度意見が変わったのにこれにも『私が正しい！』って言う子がいて、(毎回どこからそんな自信が？？)と困惑したり。
前までは人の目を気にして生きていたけど、人の目って本当に人それぞれなんだなって、私が『許せない！』と思うことでも『別に良くない？』って思う人もいるし、『可哀想』って思うことでも『大したことじゃないでしょ』って思う人もいる。人の話を聞いていても『そうなんだ…』って思う人もいれば『それって本当なの？』って言う人もいるし。
それなら人の正解なんて人それぞれなんだから、気にしてもキリがない、もっと考えずに生きてきても良かったなって。
身近な人でも未だに価値観の違いで驚くことがあるし、私の中にある常識って他の人の常識とは違うんだなって思います。
そういう事考える時はありますか？
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
2500年前にお釈迦様は同じことを思っていましたよ。
弟子に遺言で言いました。
「これからは自分の考えに従って生きてください。」
人それぞれ考え方が違うし、それでいいという事ですね。
人間のいう「正しい」ということは、自分にとってという小さな定規です。大きなものは測れない定規です。
だから、自分の物差しを超える大きいものに出会うと「ありえない」「ありえへん」な気持ちになるのです。
そういう方にお勧めの洗剤は「アリエール」ですが、、、。
まずは、心のお洗濯を。
仏教の言うところの正しさとは人間の我欲や自己中心的なものの見方による「私は正しい」というものではありません。
正義や悪というものであっても、ﾁｮｯﾄ偏った正義や悪があります。
政治家の政党などはみんな自分が正義だとか思っています。
いい大人でそこそこいい大学を出ていてもスケールの小さい人間は本当に小さいです。
先程も、ネットニュースである党の人間は他の党の人間とお酒を飲んでもならないのだそうです。
偏った新興宗教みたいですね。
自分たちの教え以外はサタン、悪魔の教え、邪法であると思わせる。
そういう小さな度量であってはならないと思います。
人間はどんなものも最初は好き嫌いなしに頂いているということをご存知でしょうか。
自分がそれをしようとするにしても、しないにしても、
呼吸が自然になされている。
眼を開けばものを見ようとする前にものが映りだす。
耳はその音を聞こうとせずとも音を拾ってくれている。
好き嫌いなしにやっています。
価値観無しにやっています。
あなたの耳はロックもジャズもクラシックもポップもジャイアンの歌も価値観無しに聞いています。
あなたの舌はうどんもチヂミもパスタもパンもナンもラーメンも饅頭も何でも食べます。
そういうおおらかな働きに目覚めることで、人間はもっともっと大きな働きができるようになります。
ありがとうございます。
そうなんですね。
人それぞれでいいんですね。
やはり、身近な人と意見が合わないのは寂しい気がしますが、無理にお互いに合わせようとする方がきっと疲れますよね。
ありがとございました。
丹下覚元様
ありがとうございます。
偏った正義、怖いですね。私も気がつかないうちになってる時があるかもしれません。
確かに、私の考えと違う事を言われると気になります。『なんでだろう？』と考えているうちに悪い方へ考える事が多いです。
色んな価値観があって、あれもこれも良い面がある。
自分の許容範囲を広げたら楽しい事も広がるかもしれません。
価値観を気にしなくても楽しめる物確かにありました。
そこに目を向ければ楽しく過ごせますね。
そこを、楽しめる人と一緒にいると楽しいのかも…ありがとうございました。
