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お年玉について

回答数回答 2
有り難し有り難し 18

私の父方の親戚はいつもお盆、正月に集まります。私の従兄弟は私よりも年が多く、子供(はとこ)がいて、毎年正月にはその子たちも全員おじいちゃん家に全員集まります。
私は就職してから、正月には毎年、はとこ全員(6、7人)にお年玉をあげるようにしています。
私も学生の頃は、従兄弟から5年〜7年くらいお年玉を貰っていたので、お返しにという形でここ5年くらい、はとこにあげるようにしていました。
しかし、今年私は結婚し、旦那にそのことを話すと、そういう決まりならしょうがないけど、嫁いでまでする必要があるのかな?という感じでした。確かに、いつまでする必要があるのだろうか、私の子どもが生まれたらまた続くのだろうか、と疑問に思っています。
今年、結婚したからそれをいい機会にきっぱり辞めるべきか、親戚とこれまで通り気持ちいい付き合いをするために続けるか迷っています。
金銭面で言うと、結婚と同時に正規職員から臨時職員に変わったので、お金には余裕はないのですが、お付き合いのためなら仕方ないかと言う感じです。どうしたら良いでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

やめたい時がやめ時かも

ご相談拝読しました。

やめ時と言えばやめ時ですね。(ここだけの話、私ならやめます笑)
この機会を逃すとずるずるとそれこそもうやめ時を見つけるのも難しくなりそうです。

私ならばですが…

①一回休んでその後は流れフェードアウト作戦

「夫婦で初めてのお正月なので今回は夫婦だけで過ごしてみたいの♡」といってお正月の集まりへの出席は辞退し、ご実家?には年末に夫婦で挨拶に行く。親戚にはご実家?から事情を伝えてもらう。「今は新婚でアツアツなのよ♡」みたいにライトな笑いに変えるニュアンスで、と注文しておく。翌年以降はこれまで通り出席するがお年玉はなし。

②お年玉以外で許してもらう作戦

お年玉については「本当はあげたいところなんだけど、ごめん結婚してこれから何かと入用だからちょっと厳しいんだあー!!」と正直に告げ理解を求める。
「代わりといっちゃなんだけど今年はお土産奮発したからさ!」と、なんか高い美味いものでも買っていく(その次の年からはなし)。もちろんご主人の顔をつぶさないためにも常に単独でなく夫婦の意志としてというニュアンスで。
単年でみれば高くついても長い目でみればこれで済むならお得でしょう。

う~んどうでしょう…。

もちろん私としてはやめなさいとも続けなさいとも言えません。ただティンキーさんの親戚と上手くやりたいというお気持ちは今時なかなか持てなかったりする素晴らしい心がけだと思いますので、どちらを選ぶにしてもそうなるよう応援しております。

お金が厳しいならお金以外のことでだってできることはきっとありますよ。皆さん継続して集まれているってことがまず素晴らしいですものね。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

やめたいのは経済的な理由だけですか?

ティンキーさん、はじめまして。質問を拝読しました。

ティンキーさんは盆と正月に親戚が集まり、お年玉を渡す習慣があるのですね。しかし、結婚したため今後どのように対応したらよいのか迷っているのですね。

迷っている理由は経済的理由だけでしょうか。
この部分をはっきりしておかないと、今後の親戚付き合いでずっと迷い続けることになります。結婚したら、御主人側の親戚とお付き合いすることも求められます。実家の親戚、御主人の親戚、両家の親戚とどのような距離感でお付き合いしていくのか、この機会にルールを考えておかれるといいと思います。

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有り難し
おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の月例法話の他に、地域の出張法話の依頼もあります。 出張法話で寺のある地域の特産品「梨」を紹介するので、「梨のおじゅっさん」として有名になりました。 ホームページ http://houwa-kanonji.com/

質問者からのお礼

この度は、相談にのっていただき、丁寧で心強いアドバイスありがとうございました。

仰ったように、お付き合いも大事ですが、これからの自分のことなども考え、自分のできる範囲で無理のないような付き合いが出来ればと思っております。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ