被災した義父母との同居解消は悪ですか?
昨年、主人の両親と同居を始めました。
義父母は震災で家を失くしてしまいました、
震災直前あたりに、私達夫婦は自分達の家を買おうと漠然と考えていたところに、震災がありました。震災3週間後に、彼らの自宅跡に立ったとき、それまでは「同居なんてありえない。」と言い放っていた私が、義理母に「家を建てる計画があるけれど、遠方でも構わないなら一緒に住む?」と言いました。
彼らの要望通りに、彼らの部屋を2部屋作り、他は共有しております。その部屋代は彼らが資金を出しています。
とてもいい人達なので、何ら疑いなく同居を開始したのですが、主人は両親が側にからか頼りなくなり、また、同居にあたり生活習慣が違う彼らとの間の細々としたストレスがたまり、ここ一年ずっと不満を抱えております。主人は仕事で週の半分は家を不在にすることから、時々、義父母と息子と食卓を囲むときに「私はなぜ、主人ではなくこの人達と食卓をともにしているのか…」と
疑問に感じるときがあります。共働きをしているので、息子の夕食の準備をしてくださったり感謝もしているゆえに、不満があってもなかなか
本人達に言えなく自分の中にどんどんストレスが溜まっていきます。主人に愚痴れば、彼はもちろん嫌な顔をします。仕事でストレス、自宅で同居のストレスで精神が休まることは、彼らが不在な時のみです。
これから10-20年もこの生活が続くと思うと、「私はずっと心休まらない人生を送らなくてはいけないんだろうか。」と思い辛くなり、主人には2度目の同居解消を打診しました。ところが、彼は若い時に迷惑をかけた恩返しがしたいようで聞く耳がなく、むしろ、被災者を一度呼び寄せておいて、同居が向かなかったからやっぱり別居で。と提案する私を人間として最低な人だといい、離婚まで切り出されました。私は親想いな主人も好きです。しかし、今の環境が私にはとても精神的につらく、
仕事が終わってから、息子に会いたいのに、家に帰りたくない自分がいる時もある程です。やはり同居を解消したい私は人間として
最低なのでしょうか。ただの我儘なのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ストレスに感じるのは、ご両親の側も同じではないかな。
同居の大変さ、よく分かります。親世代との生活リズムが違うのですから、ちょっとしたことでストレスに感じるのは、当たり前です。お台所や、トイレお風呂も同じであれば、女性は細かい所まで気になるものですから。あなたが、しんどいなと感じてしまうのも、理解できます。ワガママや最低な自分だと、感じることないですよ。同居しようと考えたのは、あなたの優しさだし、一緒に生活をしてみて 気づく違いも あるんだから。
夫からすれば、自分の親ですから、ストレスを感じ 否定的になる あなたのことは、なかなか理解してもらえないかも知れませんね。別居となると、また環境をガラッと変えなくてはならないので、男性は面倒くさがります。
このまま、こんな生活が続いていくのかと思うと、辛くなっちゃいますよね。
少し 考えを変えてみましょう◎
同居で、生活の違いもあり、ストレスに感じるのは、ご両親の側も同じではないでしょうか? 好き勝手して、嫁いびりされましたか?
子育てや食事の準備、留守番など、居て下さって助かったな〜と感じることもあったと思います。側で 私達を気にかけてくださる、同居の良さであり、親だからこそです◎
また、子どもさんにとっても、祖父母との同居は、情緒豊かに 思いやりの心が育っているはず◎
親側にとっても、日に日に老いていかれますので、りんりんさん家族が側にいてくれることが、何よりの安心と感謝されていると思いますよ◎互いに互いを、支え合っていたのだなと、見方を変えてみてほしいな〜と思います(*^^*)
お仕事でのストレスも 、家庭生活を不安にする原因です。
あまり、頑張りすぎて、無理しないでね。
子どもさんも、大きくなられて、時間に余裕ができたら、ご両親に 家事を甘えて、自分だけの時間を持ち ストレス発散や、夫と たまには二人でデートしてみるのもいいよね。それが出来るのも、同居の良さです◎
お互い親孝行大作戦
そりゃ、シンドイですよ。それはどちらも気を使っている状態ですね。
私の身の回りで同居している30代40代の殿方は単身で肩身の狭い思いでおられる奥様に対して配慮がかけている方々が多いような気がします。しょーもないっすね。
全体の空気がよく読めるダンディーな夫であればワイフ側の無数の気遣いやストレス、我慢の数々に感謝と慰労の日々、あなたにもどうしてもらいたいかをお尋ねになられると思います。
しかし現実にそんなキレのいい男性は中々いません。
ご主人もね、アンタ、そりゃ自分の親が大事で、若い頃に迷惑かけたからって…この際ついでに親孝行も兼ねて&奥様に辛抱せえよ!なんてねぇ。そこで奥様が現実的に大変で、言いづらい本音をやっとの思いでポロリと漏らしたからって逆ギレして離婚だ、なんてモラルハラスメントに等しいですよ(^.^)👈中立の意見ですのでダンナに読んでもらった方がいいと思います。
解決策として、月に一回とか、時々実家にご両親の様子見と親孝行も兼ねて帰ってみるのがいいと思いますよ。
「たまにはあたし無しで親子水入らずで生活してして」と。
そしてあなたも実家に帰れてOFFができる。
そこで、自分も実家の親の子供である、という立場を実感なされれば「ああ、主人が今、親に尽くしているというのはナルホドかようなものか」ということが、この文面の1000倍ぐらい分かります。
そうすると、ご主人の両親への寛容さ、甘さが「なぁるほど」と思えてくるようになるのです。
しんどくなったら、また実家に帰る。
あくまで名義はお互いの親孝行大作戦です。
そこでぶっちゃけお互い気をつかっているご主人、義父母がたも息抜きができますし、何かが変わり、何かが伝わり発見があるはずです。
そしてあなたも現実に何かきづくはずです。
そしてお子さんは三世代を通して何か背中で学ぶはずです。
そして旦那さんはあなたの大切さもわかるはずです。旦那さんもあなたに親があることを理解するはずです。親御さんの料理を食べ慣れているご主人ですから食べることには苦労しないでしょうし、義母さんも腕を振るうでしょう。騙されたと思って上手な理由をつけて一回だけやってみてください。
分けて考える
りんりんさま
なごみ庵の浦上哲也と申します。
りんりんさんも宮城県ということですから、大震災の時は大変だったことと思います。それ以上に、家を失って失意のどん底にあったであろう義父母に同居の話を持ちかけ、とても有り難く、心強く、喜んでおられたのではないでしょうか。
さて、「同居を解消したい私は人間として最低なのでしょうか」ともありましたが、義父母が被災したことと、同居が負担になることは、分けて考えるべきかと思います。
配偶者の家に入る、一緒に住むのは大変なことです。昔の方は皆その苦労をされていたのでしょうが、周りも皆そうだから若奥さんたちが集まってグチを言ったりして、なんとか解消していたのでしょうね。
どのような原因で同居することになったとしても、他人同士が一緒に住めば誰かが(あるいは誰もが)負担を感じます。ですから、同居を解消したいりんりんさんは、最低でも悪でもありません。
実際の同居・別居の問題を解消するのは大変なことだと思いますが、りんりんさんの負担も軽減され、円満な解決策が見つかることを念じております。
やるだけやって駄目なものは駄目
何もしないより、困った人を助けたりんりんさんはすばらしいと思います。
しかしやるだけのことはやって、やっぱり駄目という事が分かったのです。
何もしないよりやるだけのことはやって駄目と分かったことが
あなたの勉強になりました。それは成果です。
悪ではありません。
努力しても実らないこともあります。
他人ですので理解し合えないこともあります。
このままいくとストレスで精神的に病気になってしまうかもしれません。
あなたの正直な気持ちをご主人に伝え、理解して貰いましょう。
行き場のない義父母も不安と思いますが、このままではこの生活が破綻してしまうと
伝えましょう。
各方面、いろんな人に相談してみましょう。
思いを伝える
りんりん様へ
震災によりいろいろな問題が出てきております。
りんりん様と同じような問題を抱えている方も多いことでしょう。
私は、決して最低でも我儘でもないと思います。
自分の気持ちを理解してほしい方、ご主人様に
今一度この気持ち、この思いを伝えていくしかありません。
「私は親想いな主人も好きです。しかし、今の環境が私にはとても精神的につらく、
仕事が終わってから、息子に会いたいのに、家に帰りたくない自分がいる時もある程です」
この気持ちをただ伝えていくしかありません。
その行動のもと、次のことを検討されてみてはどうでしょうか。合掌
バランス関係を保つために
りんりん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。
義父母様との同居を解消なされたいという切実な内容を拝見致しました。
義父母様におかれましては、東日本大震災という未曾有の災害に遭われまして、被災なされましたこと、誠にお見舞い申し上げます。
そして、そのことに対してご同情をなされて、新居への同居をお勧めになられまして、誠に良き孝行の一助をなされましたこと、実に有り難い尊いことでございます。
私たちは様々な関係性の中にて、生かされて生きていくことができる存在でございます。仏教的な難しい言葉で申しますと「縁起」なるありようと申します。この「縁起」なる世界で過ごしていくためには、助け合い、支え合い、分かち合いのバランス関係が大切になるかとは存じます。
より良く過ごしていくためには、このバランス関係をいかにして保てるようにしていくべきかをよくよくに考えていく必要がございます。
今の状態にてりんりん様が我慢し続けて、一方的にストレス・不満を溜めていってしまうこととなれば、仕事もなされていることから、やがて心身共に疲れ果てて、それこそ病気になってしまっては大変こととなります。もちろん、懸念のように離婚ということもあり得て参ります。そうして皆が不幸に陥ってしまっては、元も子もありません。
そこで、できる限り不満は不満としてしっかりと旦那様、そして義父母様にもお伝えしていく中で、改善を図っていくことが望まれるのではないかとは存じます。
中田様のおっしゃるように、少し見方を変えてみる、また、融通を持って余裕を生じさせつつ解消させていくのも一つかと存じます。余暇やレジャー、旅行などの時間を増やしての気分転換も取り入れてみてはどうかと存じます。
義父母様もきっと同居のことは有り難くて十分に感謝されていることかとは存じます。旦那様もそのことは同じではないかとも存じます。ドラマ「半沢直樹」ではないですが、今のご労苦は、「倍返し」で良いこととして先にて返ってくるのではないかとも存じます。もう少し柔軟に考えて、折角なので利用するではないですが、義父母様にもっと甘えて、遠慮なく頼むことは頼んでいっても良いのではないかとも存じます。
どうかりんりん様の状況に改善があることを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
中田様、水上様、川口様、浦上様
ご回答ありがとうございました。1人で罪悪感を感じておりましたが、皆様にご理解していただき
受け入れていただいたことから、とても心が軽くなりました。これからは、まず、第一歩としてより良い環境を目指して主人に相談をし、義父母にも感じていることを伝えていきたいと思います。逆に、2人が感じていることも聞いてみようと思います。それでも、ダメな場合には「次のステップへ進む」というアクションを・・という風に前向きに考えられるようになりました。
ありがとうございました!