怠けてる?
自分の中でできる範囲で頑張ってるつもり。
でも出来れば仕事なんかしたくない。
気の済むまで寝ていたいし
大好きな映画をずっと観ていたいし
一日中パジャマで過ごしたい。
ずっと家にいてゴロゴロしたい。
私は怠け者なんでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ToDoと折り目・節目
いいえ、貴方は正直なだけ。
私だって今朝の様な凍える朝は、お勤めサボって布団に包っていたい。
でもそんなこと、檀家さんの前では口が裂けても言えません(笑)
昔、息子に言われたことがありますよ。
「会社や学校をサボったら大変だけど、朝のお勤めサボっても楽勝じゃん。」
そう、サボろうと思えばサボれるんです。こいつが厄介。
勤めていた頃は、決められたアラームで自分を管理出来ましたが、お寺では自分で生活のリズムを組み立てていかなければなりません。ご法事や宗務所の行事など予め予定されている法務の他に、ご葬儀や朝夕のお勤め、寺務仕事、作務(お掃除)等々、もちろん研鑽を積む時間も必要です。
そういった日日のToDoを、能動的にクリアしていくためには、生活上の折り目や節目が殊に大切になってきます。
人生には、岐路となる節目が訪れますね。目標に到達した所を節目と位置付けることもあれば、思いがけぬ出来事がターニングポイントになることもあります。
もっと細かく見れば、一年、一日の間にメリハリを付けるなど、人生には色々な折り目・節目が存在します。「一年の計」「一日の計」ってやつも、正にそれです。
そういった節目があるお陰で、人間はそこをステップにして更に成長することが出来る。今日を上手にコントロール出来るから、明日を迎えられる。毎日の積み重ねが生活のリズムとなって、日々起こる様々な出来事を新鮮さをもって体験出来るのだと思います。
でもまぁ...疲れちゃった時には、自堕落な一日を過ごしてみて、また明日から頑張れるのなら、それもコントロール出来ているってことなんじゃないでしょうかね。
手応えのある人生を。
のび太くん起きなよ。
うーん、今寝てるんだってば、ドラえもん。
寝たばかりじゃだめだよ。のびたくん。
イイじゃん、ほっといてよ。
寝てばっかりだといい学校に入れないよ。
いい学校に入ったらどうなるのさ、ドラえもん。
いい学校に入ればいい会社に入ってお給料もいっぱいもらえるんだよ。
給料いっぱいもらえたらどうなるの。ドラえもん。
そうすれば毎日、寝て暮らせるんだよ。のびたくん。
じゃ、僕は今寝てるからいいじゃない、ドラえもん。
めでたし、めでたし。
ところが、その後、ドラえもんがいなくなってしまいました。
なぜドラえもんはいなくなってしまったのでしょうか。
それは、のび太くんが寝てばっかりコースを採用してしまったために、のび太くんの将来が断たれ、のちの世、未来の世界の子孫がドラえもんを買えないくらいボンビーになってしまったからです。
今、あなたの目の前にはドラえもんは見えますか?感じられますか?
ここでいう「ドラえもん」とは何をあらわしていると思いますか?
それがあなたの寝ながら考えていただく宿題です。
「なんか失っちゃいけない気がする」と思えたら、うかうか寝てばかりいられません。
まずは未来で寝て暮らすことを夢見て夢に向けて行動しましょう。
残念ながら今の日本はお金がないと生活できません。
もしくは田舎に住んで農学者福岡正信氏の唱道される寝て暮らせる方法がありますので勉強してみてください。
もしくは未来の世でがっつり寝て暮らすために今から一生懸命働いて一生分の財を築きましょう!
そして、ドラえもんが完成したと高額でも買いましょう。
あとは、四次元ポケットから出してもらう念願の道具は、、、アレです。
「どこでも枕!」
「それ、なぁに?ドラえもん。」
「この枕は携帯式の枕でいつでも寝たいときにアタマの下に敷くことで快適な睡眠が得られるんだ。」
「…材質は?」
「普通の枕と同じだよ。のびたくん。」
「…。」
人生は夢のごとし。
起きてもウツツ、寝てもウツツ。
まことに実のあることは仏法なり。
怠けてるの?
仕事したくないとか、もっと寝ていたいとか、きっと世の中の大半の人がそう思っていることでしょう。まあ思うだけなら、まだ”怠け者”とは言わないのでは?
”自分の中でできる範囲で頑張ってるつもり”
この言葉はちょっとよくわかりませんが、
仕事のクオリティーを測るあなたのモノサシは正確ですか?
基準はどこに合わせて測っていますか?
ホント、難しいですよね… 「頑張っている・・・つもり」って。
質問者からのお礼
お二方ともありがとうございました。
頑張っているつもりといった曖昧な表現で
申し訳ありません。
まだ自分の出来ない仕事はあるけど
できる仕事に関しては手を抜いたりせず
最後までやっているという意味です。
伝わりますでしょうか…。
ありがとうございました。