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過去に依存しては現実逃避を繰り返してしまうのが辛い

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私は、毎日のように学生時代の卒業アルバムを開いたり、自分で書いた過去の日記を振り返ってみては涙してしまっています。なぜかと言うと、今の時代と自分が学生時代の頃の世の中が変わりすぎているからです。

私が一番戻りたいのは大学時代です。大学時代は、同じ学科の仲間や、先生達など素晴らしい人達に恵まれ、充実の大学生活を送ることができました。あの頃は、今の時代みたいに放射能を気にしたり、安保法案で戦争の心配だとかがなかったことが、私の中で凄く大きいです。そんな心配がなかったおかげで、特に大きな悩みもなく、日々を過ごすことが出来ました。

ところが、今の時代は違います。毎日不安ばかりです。

私にはまだ小学生やそれ以下の親戚が何人かいます。こないだ、小学生の親戚と話していた時、こんな小さい子供をこんな世の中に放り投げているような状態に罪悪感を感じ、涙が止まりませんでした。

日本より恵まれない国が沢山あることは知っています。私は、せめて日本の子供達には自分が子供の頃のような今より平和な時代を生きて欲しいです。

私はもう過去の楽しかった記憶も全部忘れて、大人もそうですが特に子供達が生き辛い世の中も認め、現実を受け入れた方がいいのでしょうか。 是非、お坊さんの意見をお聞きしたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

そばに置いておかない

誰かの部屋なりに置かせてもらうことです。
リアルタイムの現実に目を向けさせないものは、依存的なものほどそばに置いておくべきではありません。
あなたがあなた自身を穏当に幸せにしたいのならば、変化していっているこの今にこそ目をどんどん向けて、写真というある時のほんの一瞬しか映していないものにはあまり時間を注がないことです。
椎名林檎さんの「ギブス」という歌にも❝写真になればアタシが古くなるじゃない❞という歌詞があります。
現実という愛すべき人がそこに居ながら「切り取ったもの」「トリミングしたもの」を相手にするというのはちょっと、不健全ですね。
今日限りでやめましょう。
あなたも気づいているはずです。
あなたを振りかえらせるものは、そばに置いておかない。
封印して、瞬きを数回してみてください。
それがあなたのカメラです。最高のカメラ。とった瞬間から、消えていく。
残り物が無い。リアルタイムっぱなし。絶対に巻き戻しも早送りもできない高性能ムービーです。そのあなたという「わたし」に映し出されている世界こそが本当に素晴らしい、開くべきアルバムです。だって、そこにはまだ、良いも悪いもついていないのですから。

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有り難し
おきもち

まさしく現実逃避ですね。

こんばんは。最近自分が辛口になっているようで、何だかなぁと思います。
 僕にとって一番よい時代は、赤ちゃんの頃です。何があっても泣けばすぐに親が飛んできてくれて、おしめでもおっぱいでも暇でも詰まらなくても、なんとかしてくれました。寝たいときに寝て、起きたいときに起きる。ちょっと笑顔を見せれば周りは大喜び。もちろん放射能も心配ありませんでした(知らなかったので)。
 いまやベビーベッドは、我が子が使い、はみ出してしまったので、解体して捨ててしまいました。もしも残っていたら、入りたくなった…訳ありませんね。
 お気づきのように、アルバムやら何やらは、「あなたが現実に見るべき場所・使うべき時間」からアナタを逸らすために使われているようです。あたかも試験前に読んでしまうマンガのような役割に、大事なアルバムを貶めているのではありませんか?「それらをしまう」。私もベストだと思います。あるいは、連絡を取って「今の友達・現在の先生の姿」を待ち受け画面にする。
 以前にはなかった問題が、たくさん噴出しています。私もちょっと身体が痛くなったりして、「もしや…」とか思っていますが、「もう赤ちゃんではないから」自分で何とか判断して行動しなきゃと思っています。大学はそもそも、「社会で生き延びるための”何か”を得るために行く」場所ではないのですか?勉強にしても人間関係にしても。
 いまの自分の身体を感じ、学び、意見を表明する。民主社会の主役の1人として、あなたは自分ですべき事を決めなければならないと思います。「現実を受け入れる」は「唯々諾々」とは違いますよ。「向き合う」ということです。
 「思い出」は、それを手助けしてくれるかも知れませんが、いまアナタがいるのは、平成27年。もう戻れないのです。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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