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懺悔します。

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有り難し有り難し 6

前は大きな心の傷の話をしましたが今回はもう少し小さな傷の話をさせてください。

私は犬を飼っていました。兄弟のように一緒に成長していきました。
犬種はジャーマンシェパードでとても頭が良い犬でした。

始めに貰いに行ったときは風邪を引いていてこの子は10年も生きられないと言われましたが、14年生きました。

私が家を出て2年たった頃、犬が脳溢血で倒れたとの連絡が入りました。
急いで家に帰り様子を見ると、息はしていましたが体を動かすことができない状態でした。

撫でるとビクッとしましたがすぐに落ち着いて撫でさせていました。
トイレで離れるときに何とか顔をあげて「行かないで!」と言っていました。
言葉はなくとも分かりました。

その時私は仕事でひどく疲れていたので少し休もうと自室に行きました。まだ余裕があると思ったからです。
その時も犬は顔をあげようともがき必死に私を引き留めようとしました。

結果、私が休んでいる間に犬は死にました。兄弟のように育った犬を看取れなかったのです。たった一匹で誰に看取られることなく旅立ってしまいました。
原因は私の油断と決め付けでした。
それからはただただ後悔の念が有ります。

最近その犬の夢をよく見るようになったので吐き出しました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こんばんは。

ワンちゃんの最期が看取れず残念でしたね。
でもきっとあなたとの楽しい思い出を胸に旅立ったと思いますよ。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
犬が幸せに旅立てたかはわかりませんが、最後の最後で裏切ってしまったので・・・
ただ、楽しい思いでだけ持って旅立ってくれたらと思います。

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