彼を傷付けてしまいました
来年結婚を考えていた彼から今はまだ結婚出来ない。自信がないと言われました。
原因は私が彼の行動などにイライラして指摘した事で傷つけてしまったからです。
いつも優しく寛大な彼は、私が注意したり指摘しても笑顔でそうだね。ごめんね。と言ってくれる人でした。
彼が嫌だと感じ傷ついている事に気付かずに、私はイライラをぶつけてしまっていました。
そんな日々の積み重ねで、彼は私といると気を遣い不安に思うようになったそうです。きっと、自分らしく居られないのだと思います。
それでも今も私を好きだと思ってくれ、私に直す気持ちがあるなら1からやり直そうと言ってくれています。
私は彼の傷ついた心や私に対する不安を何とか取り除きたいという思いなのですが、果たしてそれでいいのか…不安です。
私に出来るのか。彼にとって私と一緒にることがいいのか。グルグルと考えてしまい自信がもてません。
アドバイスいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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一生を共にしたいと思うのか?
おさるさんへ
文面を読んでいると、彼は本当にいい人ですね。
永いようで短い一生、沢山の人と出会う事があっても、一生を共に出来る人(配偶者や親友)とは、そうそう出会えません。
おさるさんが、彼と「一生を共にしたい」と思えるのであれば、お互いに思いやりの心を持って、やり直すべきだと思います。
「思いやりの心」とは、言いたい事を言わないでおく事も思いやりですし、言いたくない事を敢えて言ってあげるのも思いやりの心だと思います。
互いに気を遣い続けなければならないような間柄であれば、長続きしないと思います。
考えても仕方がない
あなたに言えることは、あなたにとって彼は大切な存在であるかどうか。です。
大切なのであれば、大切に真心で接するということです。あなたの感情的な心、妄想、煩悩に振り回されないで、シンの心、真心でありのままの彼を愛してください。
計算された行動ではなく、我慢でもなく、心からの愛が大切です。
彼がそれにこたえてくれるかどうかは、あなたが考えるところではありません。
待つしかないでしょう。
言い方を「そふと」変えれば二人にとって良い
あなたは相手が何かあると言わずにはいられない性格でしょう。
だからと言って気づいたところを言わないのも彼のためにならないこともあるでしょうから、言い方をもっとハードからソフトに、相手を損ねない様に言えばいいのでちゅわぁ~ん♡
大きな本屋に行けば、男子の取り扱い説明書、ダンナの取説みたいな本が出ていまちゅ。
参考になさると良いでちょう。
女子にとって男子は永遠の謎であり、男子にとって女子は永遠の謎でしゅ。
理解があったほうが、パートナーとしての結束力が高まりましょー。
傷ついた、傷つけた、そんな事をイチイチずっと握っていたら傷も治りませんし、どんどん壊れやすくなりましゅ。
禅では、傷ついたことを【認めるな】と言われます。
傷ついたと言っても、どこかから血が出ている訳でもないものです。
心の中で、自分が壊されたくないものを強く持っていてそれを害されたという思いを強く握っていしまっているのです。観念的な傷つきと言っていいでしょう。
今後夫婦になる可能性も考えてもっとお互い言葉で傷つかないようタフになるために、坐禅会に参加して、傷つかない心を得てください。
言葉で傷ついているんじゃない。その言葉に後乗せした自分の思いに傷ついているんだ。
事件は現場で起きているんじゃない。各自の心の中で起きているんだ。←ココが分かったら坐禅会に来て、そこを見極めて一生傷つかない心をゲットせずにずにはいられないはずでしょう。
質問者からのお礼
ご回答いただき、ありがとうございました。
ありのままの彼を愛すること、思いやりの心が私には欠けていると気づきました。
そんな自分自身とまず向き合い、少しずつでも彼の不安を取り除く事が出来ればと思います。
ありがとうございました。
丹下様
何度も読み返し思いました。
私にはグレーがないのかなと。
彼に言われた言葉に自分の思いを上乗せして傷ついていたのは私でした。
そうやって思いを上乗せして白黒ハッキリさせようとしてしまうから、私自身がこうして悩んでしまうのかもしれません。
彼の考え、思いをありのままに受け止めること。傷つけたという思いを握るのではないということ。
少しずつ理解をして、心を穏やかにしていけたらと思います。
ありがとうございました。