過去の罪を忘れられません
私は小学生の頃、友達のゲームカセットを無断で借りパクしていました。
今になってようやくそれがとんでもないことだと気づき、四六時中後悔しています。
3人から借りパクし、そのうちの二人にはカセット共に今から謝るつもりですが、1人とは連絡が取れず難しそうです。
自分がしたことだというのはわかってますが、もうこの先ダメなんじゃないかと思うほど自己嫌悪で手が震えます。どうしたらいいんでしょうか。このさきひとに何倍も優しくしていれば自分を許せるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
因果応報と言いますが
一度犯した間違いがチャラになることはありません。報いは必ず受けます。
今、あなたが大変後悔していること、友達に謝ったときにどう反応されるか。これらが報いでしょう。
借りパクはだれもが経験することではありません。もちろんいけないことですが、裏を返せば貴重な体験とも言えます。
借りパクする人の気持は、借りパクしたことのある人にしか分かりません。
あなたはその気持ちのわかる貴重な方になりました。今後の人生の中で、同じような間違いを犯しそうな人に出会ったら、その人に寄り添い、気持ちを分かち合ってください。それはあなたにしかできない「仏の行い」です。
そしてずっと後になって自分の借りパクの件を振り返ったとき、また違った意味が見えてくると思います。
二度としない
なちさん、はじめまして。質問を拝読しました。
なちさんは、小学校のころ友だち3人から借りパクし、そのうちの二人にはカセットとともに謝るつもりですが、1人とは連絡が取れず難しそうなのですね。借りパクしてしまったことに後悔の念があり、自己嫌悪に陥るのですね。
仏教には生きていく上でしてはいけないことが10個あります。
そのひとつに、「盗んではいけない」があります。なぜなら、盗むことで仲たがいをしてしまうからです。
なちさんは、借りパクしたことで友だちとの関係が気まずくなってしまいましたね。
これを教訓に、今後借りパクすれば人間関係にヒビが入り、なちさんの信用も失われてしまうことを心に留めておいてください。
仏教は2500年以上の歴史がありますが、2,500年前も今も「盗んではいけない」という教えは変わらないのです。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
この罪悪感が因果応報なんだといわれ、とても納得しました。この罪悪感も受け入れて、もう二度と繰り返さぬよう肝に銘じます。