利他行とは
利他行とはなんなんでしょうか?
他人に利益を与える?人を喜ばせる?
人に幸せを与える?
あくまで、私個人の意見ですが
これって、突き詰めて行くと結局は
自己満足じゃないですかね?
だって人それぞれ価値観が違うので、何がその人に
とって、利益なのか!幸せなのか!喜びなのかわからないじゃないですか?
てことは、自分だったら、こうかなと考えてやる訳ですよね?
でも、その人にとっては、違うかも知れない!
だから、私は利他行て、突き詰めると自己満足なんじゃないかなと思うのですが、どうなんでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【雑毒の善】
見返りを期待して善意の押し付けになってしまうこと、たしかにあるかもしれませんね。
せっかく”してやった”と思っても、礼のひとつも言われなければカチンとくるのが我々凡夫の根性というか、悲しさというか…。これを【雑毒の善】(ぞうどくのぜん)といって、文字通り毒の混じった善であるといいます。
でも、自分が一生懸命に骨を折ったことで他人様がすごく喜んでくださったら…
正直、素直に嬉しくないですか?
なんだか心が洗われたなぁって思ったことありませんか?
自分の都合を差し置いて、我を忘れて他人様に尽くした時、他人様の喜びが、そのまま自分の喜びとなる。仏教の目指すところはどこまでもそんな善です。そして、これこそ【因果の道理】です。
ひろかず様、どうぞ臆さず、これからも利他行を実践してください。
あなたの仰る通り”自己満足”で終わって自分が浅ましく思える時もあるでしょう。しかしながら【因果の道理】が故に、利他行に取り組むことなくしてやれ開悟やら安心とやらもまたありえません。
自利利他
その通りだと思います。
その自己満足は自分の利益であり、自利といいます。
自利と利他は繋がっているのです。
これを自利利他といいます。
もしかしたら、その人にとっては違うかもしれない、お節介かもしれない。
それでも、他者のために行動することが大切です。
100人の為に行動して、99人にお節介と言われても、きっと1人は救われて感謝してくれるのではないでしょうか。
利他の結果の自利、良いことだと思いますよ。