ロウソクの大きさの違いは何ですか?
仏壇のロウソクの大きさに意味はありますか?
家では10号か20号のロウソクを使っていますが
以前 先祖供養(因縁罪障も)
をお寺でして頂く際に
お寺の方から用意する物を教えて頂き
その中に ロウソクは出来るだけ大きい物を。
と言われました。
その時は20号か30号だったと思いますが
「大丈夫ですが少し小さいですね」
との事でした。
それまでロウソクの大きさについて
考えなかったのですが
ロウソクの大きさの意味は
どういうものなのでしょうか?
先祖供養の場合と
家で仏壇で使う場合
どの位の大きさのロウソクが
良いのでしょうか?
宜しくお願いします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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火の取り扱いは十分に気をつけて
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
仏様に灯明を捧げるのは、お釈迦様が在世時に、お釈迦様が、夜道に困らないように、夜の説法がしやすいように、あるいは、ご尊顔を拝せるように、という尊い方への敬意から成されるようになったのではないだろうかと推察致します。
それが、お釈迦様が涅槃なさられて以後に、この無明(根本的な無知)の闇路に迷い苦しんでいる私たちを明るく照らし、悟りへと導いて頂ける仏法の一つの象徴として、供養にて灯火を灯すようになったのではないだろうかと思われます。(私見)
ただ、絶対に現物が無ければならないというわけではく、供物の真言や観想にて、灯明をお供えすることもございます。
要は、大小、長短の問題ではなく、尊い方への敬意というお気持ちが大切となるのでございます。
適宜に適切なカタチで、それも必ずという義務ではなく、できればということにて。お寺さんの指定があれば、それはそのようになさられて、仏壇においても、適宜に。
特に、仏壇での火の取り扱いの不注意による火事のニュースは、たまに聞かれるところであり、その度にかなり心が痛みます。
どうか火の取り扱いは十分に気をつけてにて、宜しくお願い申し上げます。
川口英俊 合掌
単にバランスの問題でしょう
バランスの問題だと思います。大きい燭台に細いろうそくでは見栄えが悪いですし、小さな燭台に太いろうそくでは立てようとしても乗りませんので。深く気にする必要はないです。お寺さんにお供えする必要がある場合は、お寺に号数を確認してお供えすると良いでしょう。お家のろうそくは、仏具屋さんに相談して求めましょう。
お仏壇やお墓のサイズに合わせればよいかと・・・。
浄土真宗では、特に「大きさ」の約束はありません。要は。お勤め(読経)の時間に合わせればよいかと・・・。
また、お仏壇・ローソク立てのサイズに合わせればいいでしょう。特にローソク立ての針に合うものを選んでください。あまり大き過ぎると、おロウソクが傾いたり倒れたりして、危険です。
いずれにしろ、おローソクは心の闇・迷いを照らして明るくするお釈迦様の「智慧」の働きを象徴しています。
特に、自らを燃やすという「犠牲」的精神で、周りを照らすという❝利他行(りたぎょう)❞の象徴でもあります。どうか、あまり気にせず、ローソク立てとのバランスを考えて選んで下さい。合掌 南旡阿弥陀仏
質問者からのお礼
川口英俊様
光禪様
大塚芳明様
ご回答有り難うございます
貴重なお話しも聞かせて頂き有り難うございます。
ロウソクにも色々な意味がある事
お釈迦様の素晴らしさも知る事が出来ました。
そしてロウソクはバランスの問題で
大きさは関係ないのですね
ずっと知りたかった事がスッキリしました。
有り難うございます。