責任とはなんですか
こんにちは!
私は今学生ですが、周りの大人から、よく「働くと責任が付いてまわるからね。」「自分でミスしたことは全部責任を取らなければいけないんだよ。」と言われます。
でも、責任って考えるとはっきりとどのようなものなのかわかりません。
責任とは、ズバリなんでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
当番とか〇〇係の強制力
身も蓋も無い言い方をすれば「誰のせいにするか」です。責任の所在が春とんぼさんなら、事情はどうあれ春とんぼさんのせいにするから結果出るようにしっかりやっておけよ…的な。
本当はみんな繋がっていてみんな絡んでいるから責任なんて存在しないんですけどね。
でもみんなのせいだと思うと、みんなでサボれば怖くない方式でみんなやらなくなっちゃう。かといってみんな片っ端から意識高い系に英才教育するなんて無理だから、誰かを責任で縛ってやらせるわけです。そうすることで意識低い人の寄せ集めでもそれなりに成果を出せる…という狙いです。
それが良い形で機能する組織は「お前の責任範囲はこっからここまで。任せたぞ!俺の責任範囲はこっからここまで。任せてくれ!よし、みんなそれぞれ頑張るぞ!」と建設的になります。でも悪い形で機能する組織では「お前の責任だろーが辞任しろやコラ!」「は?ブーメランじゃねーかお前こそ辞任しろやコラ!」みたいに足の引っ張りになります。
皮肉なことに、責任を建設的に運用することはそれなりに意識高くないと出来ないわけです。もっとも、何事も0か100かの発想では上手くいかないということでもあるんですけどね。やる気を引き出すモチベーション管理と、やる気が無くてもやれ!という責任の管理…バランスよく、取り合わせよく同時進行でやっていくことで世間の会社は成り立っています。
何にもないこと
責任という言葉はあっても形のないもの。気持ちの上で作り上げた妄想です。例えば料理を始めたら最後まで作るとか?でもお腹が痛くなってバトンタッチする事もある。
決まりも人が作ったもの。良し悪しがないものに、勝手な価値観で決めただけです。
責任なんてものは存在しませんが、掃除を途中でやめられたり、家を建てるのを途中までで終わりにされたりしたら困るから、相手が嫌そうなことはしないと、いうことは、大切ですよね。
人生全て自己責任といえば自己責任。お腹が空くのも自分の体があるからですし。そういう意味では自己責任でしょう。しかし人の考えが及ばないことばかりですからね。そういう言葉が世の中にはあるということです。
こんにちは。
なんだかあなたの周囲の方は、あなたがミスをする事を前提にした忠言をしますね。失礼しちゃうね。
責任とは、やるべきことをちゃんとやるって事だと思います。
何か頼まれて、「やります」といったら、きちんとやる。うまくいかなくても、ミスがあっても、途中で投げ出さないで、最後までやることだと思います。
とはいっても働けばミスはつきものですし、命令した上司の責任でもあります。あなただけが仕事の責任を負わされる事はありません。あまりミスをおそれず、思い切って仕事しましょう。
責任とは、こぼしたミルクを拭き取ること
「責任を取る」と言う表現がありますよね。これをもとに、私なりに「責任」とは何かを考えてみました。
「責任を取る」とは、「赤ちゃんがテーブルの上にこぼしたミルクを親が拭き取ること」と言えるのではないでしょうか。そうすれば、人から「こんなことで責任を取ったと思うな。」と言われれば、それは「こんなことでテーブルの上のミルクを拭き取ったとは思うな。」と言うことです。また、「そこまで責任を取る必要はない。」と言われれば、あなたはテーブルの上のミルクを拭き取っただけではなく、たとえば、そのテーブルまでも新しいものに換えようとしたことを意味するでしょう。
以上のように私は考えましたが、春とんぼさんはどう思いますか。この私の説明を「有り難し」とするかどうかは、「自己責任」でお願いします。
※「自己責任」とは、「自分でこぼしたミルクは自分で拭き取る」ということですね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
今まで人の上に立ちリーダーシップを取ることが多く、責任という言葉に時に苦しめられることもありましたが、そんなに深く考えなくてもいいものなのですね。
安心しました。