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落所

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有り難し有り難し 59

もうすぐ期末だ。数字もそれなりに仕上がってきたけど上司にはあいかわらず詰められる。最後の1日まで、あと1件、あと1円にこだわれと言われる。そういう人に限って自分はパソコンの前に座って仕事してる(ふりしてる)。頑張り続けるのが理想だけど、そんなに丈夫に出来てないから…今期の落所は自分で決めて自分を認めて自分をほめてあげるしかないのかな。職場にいくとむなしい気持ちになる。

ぼんさんは胸はってぼんさんしてますか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ボチボチいきましょう

ま。さんこんにちは。ご質問拝読しました。今回は状況やお気持ちを具体的に書いていただきありがとうございます。

期末がせまっているのですね。頑張っているけれど、上司からは認められず詰められてむなしい気持ちになるのですね。

そんな中で自分の気持ちや自分の仕事の落としどころを探るということはあると思います。私もそうです。

しょうがないか、ここまでか、これでよしとするか、と落としどころをつけるのは区切りになりますね。

私が胸を張って僧侶をしているかと問われると、「う~ん…」という感じです。胸を張って、つまり自信をもって僧侶をしているかどうかということを考えながらしているわけではないからです。こうしてあらためて問われるととても胸を張れない私の姿が自覚されますしね…。

それでもこうして僧侶をさせていただくご縁をいただいているのですから、日々やりたいこと・やるべきことをさせていただいているだけなのかもしれません。

ま。さんのお仕事は本当に大変なことと思います。頑張り続けて倒れてしまわないように、落としどころを探りながら日々生きていきましょう。

ま。さんは今までは何が何でも頑張って努力して戦っていなければならないというとらわれの中にいるようにお見受けしましたが、

「そんなに丈夫に出来てない」

という言葉・気づきがま。さんから出てきたのが大きいのかなと感じます。どうぞご自愛ください。

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個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

お檀家さんのために出来る事をするだけです。誰かが褒めてくれるわけじゃありません。お檀家さんが少し笑顔になってくれたら何より嬉しいですね。
ま。さんも、そうでしょう?
お客さんの笑顔が一番嬉しいでしょ?

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

苦悩することも多いけど、自らの勤めを果たす

 生きている限り、いろんな悩みいろんな苦しみはついてきますね。「まあ、こんなもんだ。日常茶飯事だ。」と受け留め受け流すことが出来れば良いんですが。なかなか難しいところです。まずは、自分で自分の心と身体を休ませてあげましょう。海や山や渓谷に出かけて、リフレッシュすることも良いと思います。

 坊さんは何をしているか?「はい、今ま。さんへの回答を書いてます。」それ以外の時間は、いろいろです。小さなお寺ですけど、いろいろとやるべきことはあります。歳を取ってくると、元々ノロマだったのが更にノロマになってきました。なかなか、仕事が進みません。上司が居たら、上司に怒られるかもしれません。一応、宗教法人の代表役員ですので、自分で自分に怒っています。
 先の見えない時代と言われています。自分の町、自分の会社、20年先、30年先、50年先、いったいどうなるか?見当がつかない場合が多いと思います。お寺だって、いろいろと先行き不安です。「この秋は 雨か嵐か知らねども 今日(けふ)のつとめに 田草取るなり」という道歌がありますが、この道歌のように今日の勤めをしっかり行うことが大事だと思います。檀家さんが来たら笑顔で出迎え、嬉しい話は共に喜び、悲しい話には共感し寄り添い、笑顔でお見送りするよう努めております。

 ま。さんもいろいろ大変でしょうけど、これからも会社に来たお客さんには笑顔で接してあげてください。

追記 回答で紹介した道歌を二宮尊徳作と思っている方が多いそうですが、二宮尊徳作ではないそうです。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~tsuushin/newpage24.html

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おきもち

個別相談可能
 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。    最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。                                              昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。 それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。

質問者からのお礼

ありがとうございます。
弱い自分を認めることからまた始まるのですね。
お返事ありがとうございます。

ありがとうございます。
お客様笑うと嬉しいです。
お返事ありがとうございます。

ありがとうございます。
素敵な歌ありがとうございます。
お返事ありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ