他宗への傾倒について言うべきか
初めまして、よろしくお願いいたします。
家は三代にわたり浄土系の檀家です。そして坐禅が好きです。
もし、浄土系の方で坐禅のような行があり一般にも開放しているなら
参加したと思いますが、そのような催しは無さそうでした。
ですので、近所の曹洞宗のお寺に通っています。
いずれ得度しないか?と誘って頂いております。
浄土系のご住職は悪い感じはしない方ですが、
会う度に(施餓鬼や法事の時くらいしか会わない)お布施ばかりで
正直嫌気が差しております。
お布施の額は相場の上限というところです。
檀家百件くらいのお寺なので、墓地経営しようとしたところ
ブローカーに騙されてしまったようです。
そのしわ寄せが檀家に…といった具合です。
このような状態が続くと、離壇も考えてしまいます。
我が家の墓地はお寺の敷地にはないので、離壇についても
そう複雑ではないのかもしれません。
ですがとりあえず、ご住職に曹洞宗の坐禅会に出ていることを言うべきか迷っています。
アドバイス宜しくお願い致します。
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お寺を変えるのと、宗旨を変えるのは、また大きく違う。
そうですか。。。
住職といっても、人間ですから、やはり人それぞれ。相性もありますよね。あまりな行為や、理解できないことが起これば、もちろん寺院を変えられてもいいと思います。(ただ、宗旨が違う方に、得度を勧めることは、しないかなぁ)
他宗の寺院への参拝や、体験の行は、自由にされたら良いかと思います。遠慮はいりません。わざわざ、ご自身の菩提寺の住職に報告なさる必要は無いと思います。
ただ、他宗を信仰されている方に、いくら お寺へ よく参拝してくださる方だからといって、得度を勧めるというのは、無いなぁと思うのですよ。得度するということは、その宗旨の僧侶になるということ。その教えに生きるということですから、大きな決断です。安易に勧めたりはしないので。(あなたが、僧侶になりたいとの意を伝えておられるのであれば、勧められるでしょうけれどね)
お寺を変えるのと、宗旨を変えるのは、また大きく違います。どの教えに支えられて、生きていくのか、ということですから。よくよく、お考えになられて、決められたらと思います。
もし、宗旨ごと 変えられるのであれば、菩提寺の住職さんに、最後のご挨拶をね。
坐禅ですか、いいですね。
せっかくのお誘いですから、しっかり仏教を学ばれたらいいと思いますよ。
浄土系ということは阿弥陀仏を信仰されているのだと思います。ならばこれまで一度くらいは南無阿弥陀仏とお念仏をお唱えしたことがあるでしょう。
阿弥陀仏は念仏を唱えた者を誰一人漏らさず救うと誓われました。
ですから、あなたが曹洞宗に変わったとしても何も心配いりません。
その道で成仏できれば良し、例え何かトラブルがあっても阿弥陀仏は必ず救いに来てくれます。
安心して坐禅してくださいね。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
そうですね、わざわざご報告することもないでしょうか。
少し感情的にお布施のことを書いてしまいましたが、ご住職は決して感じの悪い方ではございません。伽藍を守るのに必死なのだと思います。私には負担が大きく感じるというだけです。
宗旨と申しますが私自身は家のお寺を引き継いだという感覚で、自ら求めたという感覚はありません。祭祀をおねがいするという感覚です。ただ、ご縁があったので出来るだけ続けては行こう
と思っております。
得度については理解しております。坐禅会の方が何人か得度されておられますし、受戒して
専門僧堂などに行けばよく殴られて教育されるなどという事も聞いておりますので、甘く
考えている訳ではございません。禅師は私の菩提寺のことは知りません。