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今の仕事を辞めるか続けるかなやんでいます

回答数回答 2
有り難し有り難し 27

今の仕事内容(パン職人です)は自分にも合っているし、何も不満はありません。でも、今職場にいる先輩にイジメに近いような言葉を毎日のようにあびせられます。
もう、限界!辞めたい!と思うのですが、仕事は好きだし、ここで逃げると逃げ癖がつきそうな気がして、決心出来ません。
我慢して仕事を続けるべきなのか、辞めても負けたことにはならないのか悩んでいます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

辞めたら負け!

どうして先輩を喜ばせる必要がありましょう。
辞めたら負けですよ!
いつか自分のお店を持って自分のパンでみんなを笑顔にしたい!そんな夢がもしお有りなら尚更です。
いずれにせよ、気持ちはパンに込められてしまいますからお客様へ心を注いで美味しいパンを作り届けてください。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

自分の気持ちを整理しましょう。

ともさん、ご質問ありがとうございます。

今の仕事は自分に合っているし、好きなのですね。
でも、先輩のいじめが耐えがたい。

そういう状態だと受け止めました。

まず、勝ち負けというところからは、気持ちを離した方がよいと思われます。
仕事を続けてどうなるか、仕事を辞めてどうなるか、それはあとであなたが判断することで、
誰かに対する勝ち負けではありませんね。
無理に敵を作らなくてもよいと思います。

仕事が好きであるというのは、素晴らしいことです。
なかなかそのように思えるものではありませんね。
そういう素晴らしいご縁に、あなたは巡り会っています。

実際にその場を見ているわけではありませんが、
先輩のいじめは、もしかするとあなたを思っている事の裏返しかもしれません。

しっかり仕事を身につけてもらいたい。
パン作りが上手になってもらいたい。

そういう思いを掛けると、あるいはきつい言葉になったり、つらい言葉になったりしているのかもしれません。

先輩のいじめは、あなたの受け取り方で、意味がすこし変わってくるかもしれませんね。

自分の成長のために、必要なことなのだ・・・
パンが上手に作れるようになるための糧なのだ・・・・

そういうことを考えてみてから、あなたの気持ちを整理して、判断なさってはいかがでしょうか。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
真宗山元派上西山正善寺住職

質問者からのお礼

ありがとうございます。
もう少し頑張ってみます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ