過去の過ちを思い出して苦しいです。
学生時代に起業、輸入業を1人で行なっています。以前の質問にも書きましたがなかなかニッチな商材で、同業者の数は少なく国内でもだいたい30程度です。
お恥ずかしい話になってしまいますが、起業したてのころから4,5年ほど、支払いに非常にルーズで、取引先から催促が来てから支払う、というようなことを数度繰り返していました。
4年前、ある取引先に2度支払い遅れをしてから、取引を断られ、初めて支払い遅延の罪の大きさを思い知りました。
社会経験もないのに運が良く流行に乗って事業自体が上手くいってしまい、今思えば「若くてすごいね!」という周囲の言葉を鵜呑みにして、若気の至り極まりない行為だったと、4年前から反省の日々です。
冷静に考えれば考えるほど、支払い遅延を平気で起こしていた自分自信が恥ずかしく惨めで汚く思え仕方なく、自分の責任であることは重々承知ながら「他の取引先や同業者にもこのことがふれまわっていたらどうしよう」と、悪い想像をしては発狂しそうになります。これだけ嫌われて当然の事をしておいて、嫌われるのがとても怖いのです。
その一件があってからは支払い遅延は一度も起こさず、有難いことに新しい取引先も開拓はできています。でも、過去の自分の罪悪感はなくならず、苦しいのです。
この苦しみから解放される方法はありますでしょうか?宜しくお願い致します?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
失敗があって今がある
なかのさん
読ませていただきました。過去の失敗を相当後悔されているんですね。
きっと、なかのさんは真面目で、正義感の強い方なのでしょう。
もう4年間、苦しんだなかのさんは、それだけ「同じことはもうしない」と思えるはずです。現に同じ過ちはされていません。
それによって、人としても成長していけるのだと思います。
それが自分でわかっていれば、必要以上に苦しむことはないと思います。
その失敗があったからこそ、今があります。その失敗が無かったら、それこそ若気の至りで、天狗になり、もっと深刻な問題が起きていたかもしれません。
いい勉強になったと思いましょう。
私を含め、完璧な人間など1人もいません。
全ての人には過去の過ちや失敗があります。
しかし、失敗から学び、得られるものが多いのも事実です。失敗し、失敗から学ぶことが大切です。
過去の過ちは、まさに過ぎ去った過去の過ちです。今現在の過ちではありません。その過ちから多くのことを学んだと思えば少しは気が楽になるかもしれません。
ある牧師さんの、こんな言葉があります。
「過去の過ちを悔い改めた人は、すでに生まれ変わっているのです。いつまでも責めることは、無実の人を責めることと一緒です」
失敗も大切な人生経験の一つ!
なかのさん、こんにちは。
ビジネス上の失敗をしてしまったのですね。
でも今は反省し改善しているのですから、いいじゃないですか。その影響が出れば出た時にまた反省して対応すれば良いのです。
ビジネスは、成功し続けるなんてありません。例え真面目にやっていても成功しないことなんて山ほどあるのです。ましてや失敗した対応も、大切な経験です。
アメリカでは、成功者の体験を聞くよりも失敗した人の体験を聞くセミナーの方が人気がるあります。誰でも起こす失敗経験ほど、大切なものはありません。
なかのさんは大切なビジネス経験をもったということです。
その経験も自分自身にとって、これから大切なビジネス上の知見になるでしょう。また人間的にも一歩心の向上ができたのです。パナソニック創業者の松下幸之助は、ビジネス〓菩薩行だといいました。ビジネスを通して仏さまの教えを学び、ビジネスを通して、人様を幸せにすることが大切なのです。金儲けだけがビジネスではありません。
頑張ってください。応援しています。合掌