遺伝子と個を喪失するべきか。
遺伝子により、健康や容姿や様々な能力が決まります。
殆ど人生に影響します、そして人生が楽しいか楽しくないかは遺伝で決まります。
さて、私はそろそろ20代前半が終わります。
周りは結婚していきます、そして数年で子供を産みお父さんになっていきます。
私はこの人生に生まれて、遺伝子を残すのを罪だと考えて遺伝子を残さないと決意していました。
この世に本来的な意味はなく、四苦八苦に苦しむ子供を産むのを躊躇います。
また私の遺伝子ですので高確率でアスペルガーになり人生失敗します。
そういう意味で考えると私は仏教徒なのに日本の結婚するお坊さんや子供を産んだ釈迦よりも子供の事を考えております。その点で私は彼等より数億倍悟っています。
しかし私は割り切れません。
有性生殖での生物の目的なんてマヤカシで科学的に誰も証明できないものなのに、何故か無性に人を愛したいと思ってしまいます。
周りの人が幸せになったら良いなあと思ってしまいます、しかし私は友達とは最近会わないし、家族といるわけでもない。
私は高校まではモテる側の人間でした。
中学や高校では甘美な思い出を少しは体験しました。
しかし挫折してからはひたすら自分に自信が無くなりました。
そしてそれを追い討ちするかのように酷い失恋がありました。
人を信じられなくなるような出来事が一度ではなく二度もありました。
お相手は境界性人格障害の方やメンヘラの方で、そこから私は人を愛する事が出来なくなりました。
自信をなくし他人に興味がなくなりました。
そして人間の嫌な面が大きく見えるようになりました、人間とはこんな残酷なのだと。
私と深く関わろうとする人を寸前で止めたりして引き離そうとします。
それでも友人の結婚式に行ったり、土日に親子連れやカップルを見ると嫉妬します。
また同じように誰かが好きな人を愛してるのを見ると自分が同じ人生を生きてるのに修羅界と天上界並みに違う生き方をしてるなあと思います。
人の嫌な所を見て、遺伝子に屈して、親にはなれず、人を愛せず愛されず、過去にはトラウマが。
もはや自殺以外に私という個の救済はないのでは無いと思う。
大きな虚無感に、あと60年間耐えれない自分がいる。
かといって仮に愛する人が出来たとして自分なんかを選んだら不幸になる子供も不幸になると思ってしまう。
私はどうすれば?
宗教を勉強しても矛盾しか見えてこないので苦悩していたが原始仏教に惹かれる。哲学にも答えがないと悟る。 この世界の有り方が苦悩に満ちていて嫌い。 無神論者で反出生主義。 初期仏教や哲学や精神医療などを心の拠り所にしている。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ひたすらに何かに打ち込む姿がかっこいいのだ
そうやっていつまでもいつまでも頭の中でぐるぐるぐるぐるやっているだけだから、それも同じ頭でそれをやるから、同じ結果が出ちゃうの。そして原因を障害のせいにさせすぎ。
人間以外の有性生殖の生物は、そんな頭でぐるぐるしてない。何かに原因を押し付けない。そういう事だ。
昔どうだったとかのプライドは捨てて、今の自分の能力をよく観察して、できる事を一生懸命やる。徹底的にやる。それだけだ。
追記
ですからその「→」をやめなさい、って事です。
僕とあなたは「目くそ鼻くそ」
ニーチェさん
私はモテたことはありません。ニーチェさんのモテ期、うらやましいです。悔しいです。
さぞ、甘い日々だったことでしょう。
しかし、遺伝的に優れたブラピからしたらニーチェさんのモテ期もたいしたことない。
ということは、モテない私もモテててたニーチェさんも目くそ、鼻くそですね。
ニーチェさんは、遺伝子で全てが決まると思っておられるんですよね。優れた遺伝子の人しか幸せになれない。
ブラピはなんの努力もせずに優れた遺伝子だけであそこまで登りつめたと思われているんですよね。
確かに、誰もが努力だけでオリンピックにも出られませんし、東大に行けるわけでもありません。どんな世界でも人並み以上の成果をだすには、遺伝的要素は不可欠でしょう。
あらゆることには遺伝的優劣があるのは冷酷な事実です。それは私もそう思います。
しかし、この世界はその人たちのために作られた訳ではありません。むしろそれ以外の「劣った遺伝子の人」たちのために作られている社会です。
遺伝子のみで成功している人は一握りで、この世界の多くの人が「劣った人」です。その、世に知られることもなく、歴史に残ることもない「劣った人たち」のおかげで、私たちが生かされています。ニーチェさんが、
『美味しいご飯に、ポカポカお風呂、あったかい布団で眠る』
ことが出来るのは
無数の「遺伝的に劣った」人たちが、今の自分に出来ることを精一杯やっておられるからです。
もしニーチェさんが苦しみに満ちたこの世界に腹を立て、不便なことや不条理な問題に気づいているとしたら、それこそがニーチェさんの才能を生かす場所なのではないでしょうか?
頭でっかちにならず、まずはニーチェさんでないと、出来ないことを見つけてください。
なんでもいいので、まずは小さな行動を!
最近下記の本を読みました。
「ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に暮らすための本」村上由美著、翔泳社、税別1600円
この本を書いた方は自らが発達障害でありながらも、同じような発達障害の子供やその家族の為に執筆や講演や支援をされています。
また、ご主人も違う種類の発達障害で、様々な行き違いやトラブルもありながらも長年寄り添って理解を深めながら生きています。
この本を読んでいたら、発達障害のことが辛いながらも、上手く工夫して生活しているなと感心します。
また、私にも該当する事もあり、とても私自身も参考になります。
遺伝子を残すかどうか、それと、人生のパートナーと共に生きていくかどうか、それは分けて考えてもいいのではないでしょうか。
あなたがもし、この人と一緒に生きていきたい、この人の人生を支えてあげたい、そう思える人と出会えたら、あなたのその思いを素直に伝えたらいいと思います。
エピジェネティクス
ニーチェ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
回答を考えさせて頂きます中、Yahoo!知恵袋のある有名な問答を思い出すところでありました。
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1463546664
とにかく、ゲノム解析に伴い、近年の遺伝子学の進歩は目覚ましいところであり、最新のエピジェネティクスについても、是非学ばれてみて下さい。
まずは、「遺伝子は変えられる。」(ダイヤモンド社)がわかりやすくてお勧めです。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
私のこの質問は、単純です。
この世は四苦八苦だからか子供が可哀想で産みたくない。→でも人を愛したい→四苦八苦なのに周りが幸せそうに見える。→でも自分の遺伝子だから子供やパートナーが可哀想。→でも虚無の孤独を60年も耐えられない。→
どうすれば???