夫を支えたい
子供を亡くして
私も毎日をやっと過ごす日々ですが、
夫がとても参っていて心配です。
夫の仕事中に電話をかけると、
元気のない声で
泣いてばかりいる と言います。
私よりも 夫の方が毎日泣いていると思います。
あと、昨日 子供の姿が一瞬見えた気がした
という話や、
夜 目が覚めたら黒い渦が見えて
窓の方に消えていったから
子供が来てくれるかと思って
起きて少し待っていたけど
戻って来てくれなかった、と聞かせてくれました。
俺 頭いっちゃってるのかな?と…
夫は会えるなら会いたいと思っているそうです。
でも話を聞いて、夫が心配です。
心を病んでしまうのではないかと…
私は自分はなんとか頑張って
家族を支えていきたいと思ってます。
お坊さんがたは どう思われますか…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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まだまだ泣いていい時です~百か日のおはなしをしましょう~
こんばんは。
まだまだ泣いていい時なのです。今日はまよりさんのために、百か日のお話をしましょう。是非、ご主人さまにお話しください。
百か日のことを卒哭忌(そっこくき)とも言うようです。これは、中国の儒教から来ている言葉で、卒とは卒業の卒です。「終わる」という意味です。そして哭は、慟哭(どうこく)という言葉のように「大声をあげて泣き叫ぶ」という意味です。つまり、人が亡くなった直後の泣き叫んでいた心も、百日が経ったころには、悲しみそのものは薄れるわけはないのですが、心は少しは落ち着き、そのころに再び、故人と相まみえるためのお勤め、それが百か日のお勤めであると私は考えています。ですから、今はまだ泣いていいのです。むしろ、今泣くことを我慢していたら、ストレスが溜まってしまうでしょう。
でも、お子さんは泣いてくれることだけを望んでいるわけではありません。泣いてばかりの人生は不幸な人生です。泣いてばかりいれば、お子さんは自分のせいで、両親は不幸な人生を送ることになってしまった、と思うことでしょう。百日たっても、いや、一生、悲しみは消えることはありません。悲しみと共に生きていくしかないのです。その中で、命の尊さ、この世のはかなさを、人一倍知ることが出来たことに感謝出来る時(もしかしたら、それは自分がこの世から亡くなるときかもしれませんが。)が来ることを願っています。
以上が私からの回答です。ご主人さまはもちろん、まよりさんも焦らずに、そしてご主人の良き理解者になってください。
追記
いつもお礼のお言葉ありがとうございます。私も息子が亡くなってから、このハスノハの回答を再開できるまでに10か月近くかかりました。焦らなくてもいいのですよ。
質問者からのお礼
亀山様、お言葉をありがとうございます。
本当にいつも救われております。
いただいたお話を、夫にも話しました。
今はまだ泣いていていいときなのですね。
早く元気にならないとと
焦っている自分がいるのだと気付きました。
百か日のお話 よくわかりました。
四十九日もまだ先です、百日の頃には
少しだけ落ち着けているといいなと思います。
夫の悲しみは 私の悲しみです。
寄り添い 話を聞き 生きていきたいと思います。
ありがとうございました。
追記
亀山様、同じ気持ちをわかっていただけるのは
心の支えになります。ありがとうございます。
はい 焦らずに 今できることを1つずつ…。
前まで、自分が老化していくことや
早く時が経つ事に怖さがあったのですが、
子供を亡くしてから時間が長く感じ
時の経過への恐怖が薄れました。
家族を支えられるように頑張ります。