認められたい
ベテランの人と新入社員と私(中堅)の3人で仕事をしています。
私は気になる事は早く済ませたいせっかちな性分です。物事は計画的に行いたいし、計画よりも早めに終わる事があれば嬉しい方です。
中堅という立場もあり、ベテランのやり方を吸収しつつ様々な場面で立場を考えたてる事もあります。
新入社員は分からなくて当たり前だと思うので丁寧に指導していますし、ベテランの意見の仲介役もしています。
忙しい時はどうしても自分から動く事が多く、新入社員にやらせないと仕事を覚えないと指摘される事もあり悩んでいます。
もちろん、新入社員を育てたい思いはあるし仕事を覚えてもらうためにわざと気づかない振りをする事もあります。
でも、「やってないよ」と敢えてしなかった事を叱られる事もあり腑に落ちない事が増えました。
新入社員はそれだけで目立つので、「成長した」と様々な場面で認められる事も多いしベテランは「さすが」とどんな場面でも一目置かれた対応が多く、中堅の私はベテランの様には振る舞えず凹む毎日です。
認められたい自分の思いがなんだかおこがましくも感じ、モヤモヤしています。
このままだと「どうして私だけ認められないのだろう」とマイナスな思いを抱いてしまいそうです。
どう気持ちを持てば円滑な人間関係を築くことができるのでしょう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「認められたい」ファーストから「仕事」ファーストへ。
こんばんは。亀山純史と申します。
円滑な人間関係を築きたければ、「認められたい」ファーストから抜けることだと思います。もちろん、誰しもが「人から認められたい」と思う気持ちはあるでしょう。仮に、「いや、そんな気持ちはないよ。」という人がいたとしても、そのような人も、人から認められることに嫌な気持ちにはならないはずです。しかし、この「認められたい」という気持ちが先行してしまうと、つまり、「認められたい」ファーストになってしまうと、目の前にある仕事そのものを道具化してしまうことになりかねません。つまり、「仕事」ファーストであるべきなのに、その仕事は、「認められたい」という思いのための手段、道具になってしまう、ということです。そして、そのような気持ちから、人によっては不正を犯してしまうこともあるのです。例えば、業績を上げるために、手抜きをするとか、うその報告をするとか。ですから、まずは「仕事」ファーストでいきましょう。そうすれば、上司もあなたのことを認めてくれるようにもなるでしょうし、また、「仕事」ファーストで行けば、顧客を通して、外部から高く評価してもらうことも出てくるかもしれませんよ。
なお、中堅社員には、それなりの期待もあるわけですから、新人さんへの評価と同レベルの評価にはならないでしょう。
以上が私からの回答になります。焦らずに、まずは、今しなければいけない仕事に集中しましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。何度読み返しても心が温かく励まされます。お礼をしたつもりで長いことそのままで申し訳ありませんでした。