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お経を唱えるとどうなるのですか?

回答数回答 4
有り難し有り難し 66

過去に同じような質問がありましたら申し訳ありません。
(その場合は、過去の質問タイトルを教えていただけるとありがたいです)

私(一般人)ですが、仏教が好きで、お経を唱える事に関心があります。

誰が(1)、何に(2) お経を唱える(あげる)のかによって、なぜ、どうなるのか知りたいです。

(1)お坊さん か 一般の人
 かで次の2ア~カの対象にお経をあげて違いはありますか?
(2)ア.お寺で貰ったお札、イ.家で特に祀っている仏画や仏像、ウ.仏壇の仏画や仏像、エ.仏壇の位牌、オ.お墓、カ.お寺の本堂の仏画や仏像

「日蓮宗の南無妙法蓮華経は、誰があげても同じだよ」と聞いたことがありますが、それならお坊さんの意味が無いような?

そうかと思えば、真言宗のお寺で聞いたのは「お坊さんは仏様との橋渡しだよ」とも。では、一般の人が唱えても意味がないのでは?

「仏画や仏像にお唱えすると、誰がお唱えしても仏様は喜ぶので、それが功徳になる」とも、聞いたことがあります。

誰が 何に お経を唱えると、なぜ、どのような効果があり、どうなるのかを知りたいです。

出来れば、密教(真言宗か天台宗)の方のお話と、日蓮宗の方のお話が聞けると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

2018年12月17日 0:36

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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お経とは何で、仏様とは何か、から考えると

ご相談拝読しました。

私は真言宗でも天台宗でも日蓮宗でもなく浄土真宗ですが失礼します。

例に挙げていただいた(1)(2)ア~カについて違いがあるとしたら

Aお坊さんに特殊な力がある
Bお経に特殊な力がある
Cお坊さんがお経を唱える事により特殊な力が発動する

ということが期待されてのことかもしれませんが、私的解釈としてはAもBもCということもありません。
よって、(1)(2)ア~カについてもどれかの場合にのみ特殊な力が生じるとか、効果があるということはありません。

ではなぜお経を唱える(称える)かと言えば、真理を聞かせていただくため、教えに出会うためです。
また、儀式としてお経を唱える(称える)場合には、世間の言葉では間に合わない(言い表しようがない)様な私たちの気持ちをお経という真理を表した言葉に託すという意味合いもあろうかと存じます。

浄土真宗では「南無阿弥陀仏」の「お念仏」を申しますが、称名念仏をおすすめします。自らの口で称えるということですね。
自らの口で称えるところに、自らの耳で聞く。そしてなぜ今私はお念仏申しているのか、なぜ今私はお念仏を耳にしているのか、という問いを持ち、そこから「お念仏のいわれ」=「お念仏という教えが起こされて私にまで伝わってきた歴史や願い」を尋ねていきます。

そこに真実ならざるものとしての我が身の姿が明らかになり、その我が身の姿を明らかにするものとしての真実の教えが見出されていくのです。

真理が事実として私に届くのが真実です。最初の仏様であった釈尊は真理に目覚めた人間です。その釈尊が説く種々の教えが私にまで真実として届くことがいうならば功徳です。

功徳を何か実体的な褒賞(私の都合に良い出来事)として期待してしまうとしたら、そういう意味ではどうもなりません。仏様は運命の支配者でも世界の創造主でもありませんから賞罰を与えるような存在ではないからです。

仏様は真理に目覚め、ただ真理を説きました。その真理が私に真実として届く手立てとなってくださるのがお経です。

2018年12月17日 15:52
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おきもち

はじめまして。 北海道の道南地区にある若松という農村のお寺に所属しており...

仏道実践のため

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

お経については、検索してみますと、1605問もの問答が、、

https://hasunoha.jp/questions?utf8=✓&query=お経について&sort=&commit=検索

全てをあたるには時間が掛かるかとは思いますが、参考となるものもあるのではないかと存じます。

お経を読むのは、簡単に申しましたら、釈尊の八万四千の法門を学び、仏道を実践するためとなります。

その実践による功徳を、更には皆が救われるために、皆の悟りへと向けて廻向をするのであります。

アからカも、それは全て仏道の実践に向けてのためとなることが大切となります。

問題は、読んでもなかなか理解ができない内容、あるいは、念仏、題目、真言など、どう実践に繋げるのか、難しいものもありますが、今は理解できない、意味が分からなくても、いずれ、理解できるように、分かるように、実践に繋げられるようになるための習気(じっけ)として仏縁を強くするための意義もございます。

いずれにしても、仏道の実践のためと言えるのではないだろうかと存じます。

川口英俊 合掌

2018年12月17日 20:50
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有り難し
おきもち

川口 英俊
「僧侶は、悩む人に正しいくすりを調剤できる薬剤師であれ」 http:...

仏教の思考回路を太くする訓練

お経は、仏教の教えを説いている書物です。
ただ、お釈迦様の時代には、お釈迦様の教えを文字に書かずに、皆で暗唱して口伝えで情報共有していたのです。
お経を唱えることは、仏様の説いた教えを思い出し、再確認することになります。
つまり、仏教的な思考回路を太く育てる訓練です。
それを、お坊さんの指導・指揮のもと、皆でやるのが良いのです。
本当は、お坊さんと一緒に声を出してお経を読んでいただきたいのです。
経典を読むと心に善い癖がつきます。
功徳という、善い癖がたまります。

法事や葬儀では、皆でお経を読んだ功徳を、亡くなった方の幸せのために回し向ける気持ちを込めます。
また、亡くなった方に教えを読み聞かせる意味もあります。
悩み苦しみをなくすための教えを、生きている私達も、亡くなった方も、ともにより深く理解し、悟りに到達できるように、僧侶の指導のもとでお経を唱えるのです。
また、お経を暗唱していれば、仮に書物が焼けても教えを伝えられるので、繰り返し読んで記憶することにもメリットがあります。

2018年12月17日 21:19
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有り難し
おきもち

浄土宗教師。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための...

日蓮宗です

回答が出ていますが、せっかくなので…

日蓮宗では法華経をお唱えしますが
宗派としては「経力(お経の力)」を意識するほうです。

100日の荒行ではひたすら大声でお経を唱え
のどが潰れてもひたすらお経を唱え、経力を得ます。

だからって坊さんが特別なわけじゃなくて
質問にもあるように
「南無妙法蓮華経は誰があげても同じ」です。

お経を唱える時で少し違う点をあげるなら

ア.お寺で貰ったお札
僧侶は「願主の願いが成就するように」
本人は「成就のための精進の誓い」

イ.家で特に祀っている仏画や仏像
ウ.仏壇の仏画や仏像
カ.お寺の本堂の仏画や仏像
基本的には仏さまへの法味献上です。
開眼する時には、特別な修法をします。

エ.仏壇の位牌、オ.お墓
回向する対象へのご供養のため。

質問にあるように、真言宗では、秘密の文を唱え印を結び「仏様との橋渡し」をすると友人僧侶が話していました。なので印を知らない一般人とは違いがあります。

祖師の言葉に「赤ちゃんは母乳の栄養成分を知らなくても得ると育つ、風邪薬の成分や効果を知らなくても服せば治る」といった意味の遺文があります。
"こうだから、こう"なのでお経を読む…ではなく
分からなくても知らなくても、とにかくお経を唱えて、自分でその答えを得るほうがいいのかもしれません(^人^)

2018年12月17日 23:37
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有り難し
おきもち

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれること...

質問者からのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
予想していない角度からのお答えです!確かにお坊さんは超能力者でお経は魔法だと思っている節はありました。気付かせていただき、ありがとうございます。

※宗派の違いについて、あまりよく知らないので、疑問に思った状況をなるべくそのままお伝えしたかっただけでして、質問のような書きぶりに他意はございません。
もし、ご気分を害された方がおられましたら、大変申し訳ございませんでした。

今後も、色々な宗派の色々なお坊さんからお答えがいただけると嬉しいです。

川口さま、いつもご回答頂きありがとうございます。
仏教とは奥が深いものなのですね。また、多くの入り口・方法があるのですね。
これからも少しづつ勉強してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

願誉浄史さま、ありがとうございます。
「皆でお経を読んだ功徳」僧俗問わずに功徳になるのですね!
「亡くなった方の幸せのために回し向ける」「亡くなった方に教えを読み聞かせる」自分達の心に良い癖をつけるだけでなく、亡くなった方のためにもなるのですね。
分かり易いお答ありがとうございました。

日顕さま、日蓮宗のお坊さんからのお答えありがとうございます!
・Aお札、B仏像、C墓や位牌で、やはり違いがあるのですね。これからお札には「成就のための精進の誓い」をするように致します。
・真言宗のお坊さんと「印を知らない一般人とは違いが」あるのですね。
・「分からなくても知らなくても、とにかくお経を唱えて、自分でその答えを得る」目から鱗です!ありがとうございます。

「お経・経典」問答一覧

【プロフィール参照】お経をあげる意味について

最近、疑問に思っていることがあり各ご僧侶様のご意見を頂きたく質問させて頂きました。 まだ小学校低学年の頃から、30年以上前に亡くなった曾祖父に会いたがったり、誰に教わるでもなく仏像をねんどで作ったり絵に描き起こしたり何かと仏教とご縁のある身なのだなとありがたく思っております。 大学でも仏教学部に在籍していたこともあり学問的な仏教にも大変興味があります。 この1か月間で無量寿経、薬師経、阿弥陀経、般若心経等、10以上の真言、経典を読んでいました。 釈尊の言葉をまとめたものがお経なのであれば、なぜ葬式や法事であげるか少し理解できずにおります。教えを書き起こしたもの(学校でたとえるならば教科書でしょうか)を故人にあげる意味とはどういうことなのでしょうか? ある本には六道の中で人間界でしか仏教を聞く事ができないと書いてありました。 人の思う天国も六道では天界というところだそうですが、苦しみもあるとのことでした。 葬式や法事等であげるお経は人間界でしか学べぬ仏教を、故人にもその教えをお経として聞かせ参列している人もまた教えを一緒に聞く、という意味合いなのかなと解釈しております。。 菩薩や天部のエピソードは多少脚色されたものもあるのかもしれないなと物語として楽しく学んでおります。 また各浄土にいらっしゃる仏様それぞれが得意とする分野をお持ちですが(薬師如来なら無病息災や病気治癒など)、病気になった時はお薬師様、強い心を持ちたい時はお不動様などそれぞれの仏様に拝んでもよいのでしょうか? 全ての仏様のお師匠様が阿弥陀様ということを本で見かけましたので基本的に元をたどれば一つであると考えればどの仏様にお祈りをしてもよいのかなと、、 仏様のご利益は願って叶うものではなく、願ったのち自身が前を向き努力した時にそっと後押しをしてくれる存在と最近は思います。 ご僧侶様のご回答ご意見を、宗派関係なくお聞かせください。 ※曾祖父時代は浄土真宗、現在は真言宗ですが私自身はどの宗派も元をたどればおおかた同じと思っておりますので気に入った仏様や宗派を勉強しているようなかたちです。

有り難し有り難し 72
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