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火葬で焼いたお金について

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有り難し有り難し 61

10数年前に亡くなった祖父の火葬の際、10円硬化をいっしょに焼きました。
火葬後に、その硬化をお守りとして配られたのですが持っていたくありません。

通常購入したお守りを1年でいただいたお寺へお返しするように、正しい方法があれば教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お近くの寺社にお賽銭として上げる

とくに正しい方法というものはありません。

気になるのでしたら、お近くの寺社のお賽銭箱に入れてお参りして下さい。

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おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。

 銅銭(10円玉や5円玉)を火葬時に棺に入れ、あとでお守りにする習俗は、東北~北海道地方にあるようです。これは、古来、三途の川の渡し賃として、六文銭を入れていた名残のようです。硬貨を燃すのは損傷等取締法違反にもなりますし、火葬の炉をいためるので、原則禁止ですが、地元風習を大切にしているのだと思います。多くの地域ではお金の代わりに紙に書いたお金を入れています。
 亡くなった方が、三途の川を渡るために最後に使ったお金が手元にあると思うと感慨深いですね。
 納めたいようでしたら、お寺さんに相談しお納めするとよいでしょう。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。
話すのが苦手なので、原則不可とさせていただいています。どうしても!という場合は運営さんに問い合わせてみてね。

そういうこともあるのですね。

初めてお聞きしたことなので、びっくりしました。(私だけが知らないのかもしれませんが)
普通にお寺にお納めされればいいと思います。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにもにある”と発願し、法筵寺を新寺建立。住職として41年になります。どこまで、その思いを達成しているか分かりませんが、少しでもお釈迦様、日蓮聖人の教えに触れて頂けたら思います。 FB https://www.facebook.com/kaisho.suzuki 法筵寺FB https://www.facebook.com/houenji/ 日蓮宗ポータブルサイト内 https://temple.nichiren.or.jp/3031069-houenji/

質問者からのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。

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