カンニングしたことを後悔
大学入試でカンニングをしてしまいました。
前の生徒の脇から回答が見えてしまい、私の解答用紙と違うことに焦り、もう私には後がない事のプレッシャー、学校の先生が「カンニングも受験の手の内だぞ」と話していた事を思い出しそれに乗せられた自分がなさけなく。
本当にありえないことをしたと後悔してずっと泣いています。
本当は大学に連絡し辞退をした方がいい事もわかっていますが、事情が説明しづらいのですがそれはできません。
引き返せない試験でそんな事をして、私の今までの勉強とは何だったのか、何故そんな気の迷いに乗ってしまったのか本当に情けなくありえない事で後悔が止まりません。本当に私は弱い人間です。
私はどうすれば良いでしょう。
きっとここで質問する事も甘えなのでしょうが、とても耐えきれません。
もうこんな事はしません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そのカンニングした答えで合格したのですか?
前席の受験生のその答えは合っていたのでしょうか?
まなこさんの答えが正解だった可能性はありませんか?
その問題が間違っていたら不合格だったのでしょうか?
まなこさんはギリギリ合格点だったのでしょうか?
カンニング用紙をがっつり準備していたのなら論外ですが
たまたま目についたのであれば仕方が無いことです。
そのことで後悔されるまなこさんの真摯な態度は清いと思います。
懺悔した後に
まなこさん、はじめまして。質問を拝読しました。
まなこさんは大学入試で前席の答案用紙が見えてしまいカンニングをしてしまったのですね。後悔し耐えきれない苦しみを感じているのですね。
私の寺では檀家さんに唱えてもらう勤行次第(ごんぎょうしだい)があります。
まず懺悔があります。何か悪いことをしたわけでもないのですが、必ず懺悔を唱えてもらいます。
人は生まれてこのかた、ずっと自分の行動、言葉、気持ちによって引き起こされる煩悩が起こります。この罪や咎め(とがめ)を、毎回すべて懺悔するのです。
生きている間に、気がつくこともあれば気がつかない罪もあります。
なまこさんがカンニングしたことは気がつく罪ですが、他にも気がついていない罪はたくさんあるのです。
なので、カンニングをしてしまったことは真摯に懺悔して、これからはすべての罪を懺悔しますと仏さまと約束するのです。仏さまとの約束を破ったからといって誰もとがめたりしません。しかし、なまこさん自身が苦しみの海に落ちてしまうのです。
いまここで懺悔した後、仏さまと約束をしましょう。自らの罪は、自ら懺悔することでしか償えないのですから。
過去は過ぎ去りもう無い
やってしまったことは仕方ないです。
そのような過ちをしないよう、これから気をつければ良いのです。
人には誰にでも、他人には言えない過去の失敗等があるでしょう。
それを背負って、成熟した大人になっていきましょう。
もちろん、何らかの原因でバレた場合は責任を追及される可能性はありますが、それはその時に考えればよいのです。
苦しむのはやめましょう。
質問者からのお礼
背負う覚悟ができるまで時間がかかりそうですが、頑張っていいのかもわかりませんが、頑張ります。
謝ります。
和田様、回答ありがとうございます。
そこで自分を制御できなかった自分が情けなかったのです。
一生の後悔です。