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正座についてです。

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シンプルな質問ですが、お坊さんはずっと正座をしていますよね?足が痺れたりしないですか?痺れていたら我慢して歩いているのでは?と思ったりしていますよ。
僕は痺れますけどねぇ…
痺れないコツとかあったら教えて下さい。


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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

もちろん痺れますよ。

でも慣れも大きくて
30分くらいは普通に
1時間くらいは何とか正座できるようになりました。
でも太ってくると正座がたちまち辛くなるので
そこは気をつけるようにしています。

人それぞれコツがあって
バレないように座椅子を使うとか脚を組み替えるとか
様々なノウハウがあるようです。

私の方法は
立ち上がる前に足首を入れ替えて体重を掛けて
あえて痛くすることで痺れを散らします。

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おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

いっぱい正座していると、ある程度血管と神経が太くなって痺れにくい足になるそうです。でもそれには限界がありまして、実際のところ痺れますよ。

でも、痺れているという状態に慣れるんです。最初は「うわあぁぁぁ痛いぃぃぃーーー!もう嫌だ何でこんなことさせられなきゃいけないなんだあぁぁぁーーー!!!」って思うのが、「あぁ…痛いなぁ。うん、痛い。まぁいつものことだけどね。」みたいに。

それにどのくらい痺れていたら歩けなくなるか、どのくらいまでなら痺れたままでも平気な顔して歩けるか、慣れで体験的に分かっていますから調整するんです。お坊さんはあとどのくらいで法要が終わるか分かりますからね。

予想外に老師のお話が長かったりして「あ、無理」という時は無理して歩きません。怪我しちゃいけませんし、そんな時はみんな痺れてますから、みんなで仲良く立てない方が雰囲気良かったりもしますw でもそういえば、そんな時の回復スピードも新米の時より格段に早くなってますね。血管と神経が太くなって痺れにくい足になっているとことでしょうか。

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おきもち

曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouTuber「仏教・お寺ch 大慈」。 【現代日本仏教最大の課題のひとつはコミュニケーション不足】をミッションに10年以上、インターネット上で情報発信をしています。 YouTubeでは仏教の教えや読経だけでなく、お寺の真相やお坊さんの生活が分かる動画を配信しています。(リンクは↓のURL)

しびれますよ!

 正座、しびれますよ!でも座り方によってかなり違います。いわゆるおばあちゃん座りが一番楽です。両足の裏の土踏まずに体重を落とす感じです。
 最初は関節が固くて無理でしたが、少しずつ慣れました。かなり楽です。でも限界がありますので、しびれてきたら、体重移動をして膝の方にしばらく。あまり膝に負担をかけないようにかけるポイントを変えていきます。
 最終的には、少しずつ時間を増やしていって、無理がないようにすることだと思います。昔の人たちは正座が当たり前だったので、ご高齢の方々のお知恵を拝借してもよいかも。私もそれで、このおばあちゃん座りを学びました。

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おきもち

個別相談可能
九州に住んでいます。 長い間、教育職をしていましたが、発心して浄土宗の僧侶となりました。犯罪被害を含め、色々なことを経て今があります。 様々な方に寄り添えれば幸いです。「通りすがりのお坊さん」として、必要とされる方のもとに、あちこち通りすがりをしています。
時間帯や曜日次第かと思います。 よろしくお願いいたします。

痺れの直し方

レオン・マッキーさん、こんにちは。
向月と申します。

実は、私も正座が苦手です。
修行道場に入りたての頃、10分も経たないうちに痺れていました。
朝のお勤め(朝課)は、長いときは1時間くらい正座をしなければなりません。
立ち上がるときに、無理に力をかけてしまい捻挫したこともあります。
(本堂で、盛大に転けてしまいました。今となっては良い思い出ですが。。)
今でも痺れます。やせ我慢をして涼しい顔して立ち上がることもあります。

痺れないコツはよく分かりませんが、私の痺れた時の直し方を書きます。
長い法要などでは、袈裟を直すフリをしてちょっと膝立ちしたりしています。
また、法要の終わりに近づいた頃を見計らって、つま先を立てて痺れを取ります。
そうすると、涼しい顔で立ち上がることができます。

お坊さん達も、みなさんと同じ人間です。
足も痺れますし、欲もあります。
しかし、そういったものをコントロールしようとします。
痺れも欲も感情も、コントロールすることを心掛けています。

参考になりましたか?
私のやり方以外にも、色々なコツがあると思います。
是非、試してみてください。

向月慈隆 九拝

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おきもち

シビレます

最初はだめだったけど、そういえばだんだん大丈夫になってきました。

自分が大丈夫になると法話が長くなるので気をつけなくちゃいけませんね。

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おきもち

人生の転機になる「一転語」をあなたに。 ハスノハで返信しきれない内容でしたら直メールもokです yuko@ikkeji.jp

質問者からのお礼

やっぱりお坊さん方々も痺れる事もあるんですね。私も痺れますしお坊さん方々も痺れる、誰でもそうですよね。自分に合った痺れない座り方を探してみます。
足が痺れて盛大に転けてしまったお坊さん方、捻挫してしまったそうですが、今は大丈夫でしょうか?
回答をありがとうございました(合掌)

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ