死後の世界について知りたい
先日、祖父が亡くなりました。
去年の夏頃に祖母が亡くなり、死後の世界について漠然と考えていたのですが、今回の祖父の死でより具体的に考えるようになりました。
死期は自分で分かるものなのか、死んだら魂はどうなるのかなど、色々知りたいと思っています。
ぜひ教えてください!
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご成仏
拝読させて頂きました。
人が亡くなられたときには仏様が必ずお迎えにいらして下さいます。
沢山の菩薩様と共に亡くなられた方を導いて下さり、仏様の国の極楽浄土に生まれさせて下さいます。
そして四十九日の日には仏様の花のハスの花が咲いて極楽浄土に生まれさせて頂き、親しい方々ともお会いすることができます。
そして仏様から真理を教えて頂きながら一切の苦しみや迷い悩みも消え去り、心清らかに円満に覚りを得ていき成仏させて頂くのです。
この世では私達はその迷いや悩みや欲望や苦しみから解放されることは難しいです。
ですからこの世での様々な修行や精進していきながら徳を積んでいき天寿を全うする時にも、どうか仏様私を正しくお導きなさって下さいと真心を尽くして南無阿弥陀仏なむあみだぶつとお念仏おとなえすれば必ず仏様がお救いなさって下さいます。
お祖父様もお祖母様もご先祖様方も、必ず仏様に導かれて救われておられ、仏様のもとで安心なさっていらっしゃることでしょう。そして心清らかに安らかにご成仏なさっていらっしゃることでしょう。
あなたがこれからもお祖父様やお祖母様やご先祖様方に見守られながら心穏やかに安らかにご成長なさっていかれますようにと切にお祈り申し上げます。
参考書物
蘭子様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
先ほどに下記の問いの拙回答にて挙げさせて頂きました本と同じとなりますが、
問い「死が怖い」
https://hasunoha.jp/questions/32640
「チベットの生と死の書」講談社文庫(ソギャル・リンポチェ著)
「ゲルク派版 チベット死者の書」学研文庫(平岡宏一先生訳注)
こちらの二つの書が、難しい内容もございますが、詳しい死の過程(死・中有・再生)についての参考になるかと思いますので、お役立て頂けましたらと存じます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
川口英俊さん、Kousyo Kuuyo Azumaさん
回答ありがとうございました。参考になりました。
祖父や祖母が安らかに仏様のそばで安心してくれてるといいなぁと思っています。