お仏壇の意味
何度も投稿し、ありがたいお返事をいただいているレモンです。突然死した夫の3回忌を前に元号が令和に変わる前に平成を生き抜いた主人の納骨を考えています
主人の実家には立派なお仏壇があります。私の実家にも宗派の違う仏壇があります。
義父は主人の姉の子供を養子に迎え家系を継いでもらうことになりました。
私達夫婦には子供がありませんでした。今は私1人で住んでいます。家にはお仏壇がありません。
今までは三おりのご本尊とお骨と主人の法名の書いてある軸(すみません呼び名がわかりません)の前で月参りをしてもらっていました。
納骨の後仏壇はあったほうがよいですか
義父は今後お仏壇が邪魔になる時が来るので必要ないといいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
御本尊と法名軸で充分です。
本堂もお仏壇も三つ折りも肝要は「御本尊」
レモン様はじめまして、私は髙山一正と申します。
平成を生き抜いたご主人様のご遺骨を令和になるまでにご納骨なさろうと考えておられるのですね。そして、ご納骨後にお仏壇、手を合わせる場所に関してのご相談とのこと。
さて、お寺にある本堂やご家庭にあるお仏壇はお浄土の荘厳を表していますが、この中で何が肝心かというと御本尊です。そのため、三つ折りの御本尊をお迎えなさっているとのことですので、それは礼拝、お念仏する場所が整っている、いわばお仏壇がある、お寺の本堂がそこにあるに等しいといえましょう。
もちろん、レモン様がお念仏なさる上で助けになるのであれば、お浄土を表す飾りが施されているお仏壇をお迎えなさってもよろしいでしょう。「お仏壇が邪魔になる時が来るので必要ない」というのは、あくまでお義父様のひとつの意見であり、それが答えではございません。
お仏壇をお迎えなさろうともそうでなかろうとも
法名軸を眺めご主人様を思いつつ、
御本尊に合掌・礼拝・念仏申す日暮らしを。
称名念仏
菩提寺にご相談を。
お仏壇は、そもそもご本尊をお祀りする場所であり、お位牌はその軒下をお借りするというものですが、レモンさんがイメージされている仏壇とはお位牌を安置する所かと思います。
義父が言われる、いづれ不要になるからいらないとう発想は根本的に解釈が異なると思います。
しかし、レモンさんが思われるようお仏壇であれば、菩提寺(葬儀をされたお寺)にご相談されればと思います。
そして、ご供養されることを願います。
御仏壇は生きている私たちの為ですよ
御質問有難うございます。本当に三回忌で納骨をされるという事でございますが、御心痛申し上げます。
さて、御仏壇の問題でございますが、菩提寺(願寺)の住職さまにお聞きする方が良いかと思います。決して恥ずかしい事でなく、伺った住職さまも勉強になるので良いかと思います。
今まで本当にお仏壇で月参りをされておられた事は、すごいと思いますが、納骨後に御仏壇が必要かどうかという問題ですが、御縁があり、宗派が違う事は避けられない事でございますが、御仏壇は亡くなられた方の供養だけの為だけでなく、御先祖様に感謝させて頂く事と、私たちにとって日々感謝させて頂く為にあると思いますので、処分される事はもったいないと思います。社会情勢で御仏壇を安置する事が難しい場合は家具調の小さな御仏壇に変えられたり、名号を安置されて朝晩にお参りされておられる事があります。それ以外に、菩提寺(願寺)や各宗派の本山に永代経といって、御先祖のお参りをして頂く場などもございますので、参考にして下さい。合掌