止められない・止まらない・・・
いつもお世話になっています。
このhasunohaを利用する(質問・回答をいただく)ようになって、妻の調子がみるみる良くなってきています。
そこで、今度は逆に「行動が止められなくなって」きてしまいました。
いままでは、何もできずに「自分は、何もできない人間だ」と落ち込んでいましたが、このところ、調子よく動きすぎて、「やりたいことを全部やって電池が切れるまで動き続けてしまう」状態になっています。躁鬱でいう「躁状態」が続いているのです。
繰り返し「ゆっくりでいいよ。無理しないようにね。休み休みね。」
と、声をかけていますし、本人も理解してはいるのですが、自身でも「止められない・止まらない」と困っています。
よく「鬱状態」は死にたい気持ちになっても行動できる状態ではないと聞き、「躁状態」はなんでも行動できてしまうので、ひょんなことから思わぬ行動を起こしてしまう。と聞いていました。
現状、本人の電池が切れるまで動き続けていて、「体にも負担がかかっている」と本人の自覚もあるようです。
関節リウマチを患っているので、無理に動き続けるとそちらの悪化も心配になりますし、本人もこの状態が通常の状態ではないことを理解しているようです。
通院している精神科の先生にも相談しますが、近頃は僧侶の皆様の声も本人に届きやすいようなので、何か良いアドバイスがあれば教えていただきたいと思いました。
みなさまよろしくお願いいたします。
「死にたい」という妻を説得できない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご本人に任せながら、想いを尊重するのが一番。大事な居場所に。
ん〜ご本人に任せながら、その想いを尊重するのが一番ですね、やっぱり。
私も、希死念慮のある方のサポートをしていますが、鬱など病により 念慮が起きるものもあります。そんな場合は、やはり 医師の判断が大事です。
僧侶は、医者ではありませんし、鬱の専門家でもない。あなたのサポートする側の気持ちを支えることは出来ても、直接 病を背負っている本人に出来るアクションは限られています。
アドバイスというか、関わりを誤れば、本人を追い込んでしまいますからね。
ですから、私は、希死念慮者へのサポートは、医者の判断と並行しながら、とにかく 本人の想いにブレーキをかけストレスを与えないこと。そして、そんな状態になる想いまで、とことん傾聴に徹しています。
あなたも、大変かとは思いますが、側にいる あなただから、心許せる存在でしょう。
そんな大事な居場所になってあげてくださいね。
はじまり、なかば、おわり
誰かの格言です。名前は忘れてしまいました。
物事はすべて、はじまりか、なかばか、おわりにあるといいます。
鬱は何事にも手がつかなくなります。語弊がある言い方になってしまいますが、なにも始めていない状態です。
一方の躁は、常になかばな状態です。始めたはいいもの、終わりどきがわからず、常に行動してしまう。
他の回答にあるように、私たちは医者ではありません。
その上でアドバイスさせていただくならば、
・終わり方を明確にさせる
・「休憩」をはじめさせる
などでしょうか。
問題が解決することを祈っています。
質問者からのお礼
アドバイス、ありがとうございます。
中田様のおっしゃる通り、ストレスを与えずにブレーキをかけてほしかったのですが、
これがなかなか私も本人もうまくできずに困っていました。
石井様のおっしゃることもその通りで、終わり時が分からないこともあるのでしょう。
ちなみに、別の方のアドバイスで「休憩をする」と教えてもらった際は、
「頑張って休憩する」と休憩をとることを頑張ってしまっていました。
タイトルも失敗だったのですが(半分狙っていましたが)
「やめられない とまらない」と読むと、機嫌が良さそうに感じますが、
実際のところは「とめられない とまらない」という状況です。
お散歩など体を動かしたり、家事をするのをやめてしまうと、
「自分は動けなくなってしまうのではないか」
という強迫概念を持って動き続けているようなのです。
返事が遅くなった今現在では、徐々に動きが落ち着いてきていますが、
引き換えに膝の調子が悪くなっているようで、「足が痛い」と繰り返しています。
このまま気分が落ち込んで梅雨時を迎えなければいいなと思っていました。
お礼のコメントなのに、自分の気持ちばかり書いてしまってすみません。
お二方とも、ありがとうございました。