供養の仕方
以前に質問させていただいた際 いただいた回答で少し 前向きになれました ありがとうございました。
今日は 主人の亡くなった奥さんの供養についての質問です
奥さんん亡くして 主人は仕事で廃業が2回 そして今回 倒産と八方塞がりの状態で再就職も上手くいっておりません。あまり色々とあるせいか 周りの方に 前妻の供養をきちんとしてる?と聞かれました。
お墓はなく お寺で私の実家と主人の先祖の先祖供養を 彼岸と盆は毎年必ずしてもらいに行っております。
これでは 前妻さんの供養には なってないのでしょうか?
また 恨んで八方塞がりにしてるとか あるのでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
供養についてのアドバイスなんて、デタラメなものが多い
生きている限り、いろんな災難や病気に遭います。一生懸命にビジネスで働いても、必ずしも儲かるとは限りません。閉店廃業という判断が求められる場合も少なくありません。人間とは弱いもので、自分の不遇や災難にも特別な原因があるんではないかと考えたり、特別な原因によるものだからとみずからを納得させようとします。
また、そういう悩める人の相談を受ける占い師や拝み屋さんたちは不遇や災害の原因を故人に擦り付けるのです。どういう故人に擦り付けるかと言いますと、戦死者、災害死者、交通事故死者、水子、先妻、御先祖全般です。確固たる根拠も無いし、実際に死者の声が聞こえるかどうか怪しいもんです。でも、占い師や拝み屋さんの常套手段として、故人の悪者に仕立て上げる託宣が行われてきました。
そうなると、近所の事情通と呼ばれるおばちゃんたちも、知ったかぶりして「あんた、水子の供養、ちゃんとやってる。」「後妻たるもの、先妻の供養をきtんとやらんと、祟るよ。」なんてことを言って、恐怖心をあおるのです。
ちゃんと供養している人は不安に思う必要は無いはずですが、完璧だったかどうか心配になります。手抜きしている人、そこそこきちんと供養しているけど、手抜きした時もあったなあと思う人は、それが原因で不遇や災害があったのだと思い込んでしまいます。
>
あまり色々とあるせいか 周りの方に 前妻の供養をきちんとしてる?と聞かれました。
>
周りの方の助言は決して悪きがあってのことでは無いと思います。むしろ善意から言われたのだとは思いますが、間違った助言であり、人迷惑な助言です。今後は、この手の助言は一応「大丈夫です。」ときっぱり返事して、あとは聞き流しましょう。経営不振・病気と供養は直接の関係は有りません。不安に思う必要はありません。
自分たちが先妻も御先祖もきちんと供養していることに、自信を持ちましょう。病気や求職で大変だとは思いますが、辛い時こそ家族が共に声を掛け合い、助け合って頑張って生きましょう。
菩提寺で供養しているなら充分です。
供養の方法は
宗教・宗派によって様々ですから
唯一の絶対的な方法なんてありません。
有縁のお寺さんに供養して頂いているのですから
あなたにとっては正しい供養をなさっているわけです。
どうぞご安心ください。
我々は何か不都合が生じると
得体の知れないものとか
目に見えないものとかのせいにしがちですが
ある一つの原因で
今の結果に至るなんてことはありません。
様々な要因が絡み合って結果が生じるのですから
何々のせいだなんて言えません。
ましてや亡くなった方のせいにすることは
その方を魔物化する行為で失礼千万です。
亡くなった方はみな仏さまに成るのですから
どうぞそのような見方は止めましょう。
不幸が重なったのは
やり切れないかも知れませんが
たまたまなんです。
質問者からのお礼
早速ご回答いただき ありがとうございました。
これからも 先祖供養を欠かさず 頑張ってみます。