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帽子をかぶったままお参りしてしまいました。

回答数回答 2
有り難し有り難し 49

今日、お寺にお参りに行きました。

とても大切なお願い事があり、行ったのですが、車に戻ってから、帽子をかぶったままだった事に気が付きました。

門をくぐる時、敷地内、本堂等でのお参りの際、すべてにおいてかぶったままでした。

駐車場から少し歩くのですが、暑かったのでつい帽子をかぶり、普段はかぶることがほとんどないので、かぶっているのを忘れてそのままお参りしてしまいました。
とても気になっています。

もう一度お参りに行った方が良いでしょうか?

その場ですぐに戻って、もう一度お参りすべきだったでしょうか?

ご回答よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

祈る心に、佛心が宿ります。

拝読させていただきました。

脱帽が基本のご参拝方法ですが、こうして「あっ」と、忘れてしまうことも皆あるものです。

お近くでしたら、再度お参りに行かれた方が、仏さまもお喜びになられます。

遠方でしたら、次回からは気をつけ心掛けるお気持ちを持てば、問題ありません。

生きていく上で大切なことは「気付き」です。
現代流行りのマインドフルネスでもあります。

気付くことで、仏心が起こされ、慈悲が宿り、人生を豊かにしていきます。

仏心を育てることこそが、日常生活をする上で、目に映るもの、耳で聞くものなどの感覚器に変化が伴い、明るく捉えれるように徐々になっていきます。

人には好きな自分、嫌いな自分があると思いますが「気付く」ことは、嫌いな自分や、失敗したことを改善してくれるのです。

今回の脱帽の件では、問題はありません。仏さまはいつも寛大な慈悲で見守ってくれます。

合掌

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祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...
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戻らずに、その場その場で手を合わせる。

御質問文拝見しました。

帽子を脱がなきゃ願い事にケチがつく。
というご心配を持たれるかもしれませんが、、
一番大事にすべきは仏を念じることです。

頭の中で念じるべき仏さまが、自分の善悪や不安で隠れてしまう。

一度の後悔を頭の中に留めるより、おてら以外の場所でも仏を念じる方を私は尊重したいです。

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おきもち

泰庵  一法
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。

どんな場面においても信じて念じ、自分の行いに「気付く」ことが大切であると分かりました。

心が少し軽くなりました。日々を送れることに感謝し、前向きに捉えたいと思います。

ありがとうございました。

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