子供の後遺症
はじめまして。よろしくお願いします。
私には3歳の息子がいます。子供が2歳の時に脳の病気になり後遺症が残っています。
今もリハビリに通っています。
病気後よりも出来る事などは沢山増えました。
でもどうしても病気前の子供と比べてしまい、あんな事やこんな事出来てたのになぁとか、もし病気になってなかったら…など考えてしまいます。
でもそれは今頑張ってる子供に対して申し訳ない、こんな事考えてしまうなんて母親失格やと落ち込んでしまいます。
今年の4月から幼稚園に入園します。
療育園か市の幼稚園か悩み市の幼稚園で介助員さんを付けて貰えるようにお願いしました。
その手続きなどで幼稚園に行った際にも他のお子さんを見ては自分の子供と比べてしまい、ウチの子はあれは出来ないだろうなとかダメな所ばかり見てしまいます。
そしてまた子供に対してそんな事を考えてしまってごめんねと申し訳ない思いでいっぱいになり涙してしまいます。
闘病中は生きてくれてるだけで良いからと願ったのに、元気になってくれたらまたあれもして欲しいこれも出来る様になって欲しいと欲が出てしまってる自分が嫌になります。
やっぱり人と比べるのは良くないんですよね?
比べたらあかんと頭ではわかってるのですがどうしても比べてしまいます。
心の中を整理したいのですがどうしたら良いでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どんなあなたでも、いていい。
悩んで迷って当たり前ですよ。だって、お母さんだもの。
私の長男も3歳で急性脳症になりました。入院生活、辛かったです。
障害を持つこと、イコール、不幸じゃない。そう自分に言い聞かせながらも、私が喉から手が出るほど欲しかったのは「大丈夫。治ります。後遺症は残りません」という医師のひとことでした。萎縮してしまった脳。血流が下がったシンチグラフィ。到底受け入れられませんでした。病院の行き帰りバスに揺られて、変わらない街の景色を眺めながら「全部なかったことになればいいのに」なんて、逃避していました。
真っ暗なトンネルから抜け出せずにいたある時、ずっと読み慣れていたはずのお経の一文が、ふと目にとまりました。
「われ、また、かの摂取(せっしゅ)のなかにあれども」。
「私もまた、あの仏さまの救いの中にあるけれども」という意味です。
わたしも。この子も。どんな姿でも。今ここにいるそのままを。
そこに気づいたとき、何かがすっと染み入る感覚を覚えました。
仏さまは、トゲを抜いてはくれない。
トゲの抜き方を教えてあげるから、自分で頑張れ、と励ましてもくれない。
仏さまはただ、トゲがささったまま痛がっている、醜い私をそのまんま丸ごと受け止めてくださる。
それ以来、心にひとつ、お守りを持つことができました。
弱い、ずるい、格好悪い私の感情に「そこにいていいんだよ」とほほ笑みかけてみよう。「支えてくれる何か」にすがる前に、私が私自身の味方になってみよう。
どんな私でも、いていい。
だから、どんなこの子でも、いていい。
長男はいま5歳。加配の先生に助けていただきながら、元気に保育所に通っています。できないこともたくさんありますが、他の子が持っていない良いところも、たくさんたくさんあります。この子のために悩み苦しみましたが、私を救ってくれたのもこの子です。これからもこの弱い母は、揺らぎながら、あちこちぶつかりながら、進むのでしょう。
息子さんも、幼稚園で先生やお友達に囲まれ、ぐんとたくましく成長してくれますよ。ご家族のこれからの歩みを、心より応援しております。何かの際には、いつでもご連絡ください。
比べることより大事なもの。
頭ではわかっていても、つい比べてしまう。
そんな自分でもいいのだろうか、
変わらなきゃいけないのだろうか。
そんな印象を受けました。
私の福祉のキャリアは障害者デイサービスから始まり、
生活支援ワーカーやジョブコーチもしました。
ネット上ではあまり多くは語れないですが、
どんな人もその人なりの悩みはある。
障害でいうと軽い人は軽い人なりの悩み。
重い人は重い人なりの悩み。
それぞれあります。
そのことに気づいたら、比べちゃいけないではなく、
後悔するよりもできることをやっておきたい。
比べることより、自分の不安や悩みを減らす方にエネルギーを費やすようになりました。
うまく言えなくてすいません。
質問者からのお礼
泰庵様
ありがとうございます。本当にその通りです。
誰でも悩みはありますよね。
私も後悔するよりも出来る事をしたい‼︎
同じエネルギーを費やすなら自分の為、子供の為に使いたい。
私の心の中を整理して頂きありがとうございます。
これからも悩んだり後悔したりしながら前を向き頂いたアドバイスを頭に置き頑張っていきます。
天野和公様
ありがとうございます。
うちも急性脳症で全く同じ心境にありました。
入院中は本当に辛く、医師からの言葉1つ1つが胸に刺さり、先が見えない日々でした。と言うか先を見るのも怖かったです。
ネットで病気の事を調べたいけど、良い事は知りたい…でも悪い事は知りたくない…と調べる事も出来ませんでした。
萎縮も見られ血流も下がり本当に怖くて頭が真っ白になりました。
子供の入院中、私は1度も家に帰りませんでした。帰って色んな事を思い出すのを受け入れる自信がなくて。
退院した日も家の前に着くと涙がとまりませんでした。自分で自由に動きまわってた子供はいない、遊んでたオモチャも使えない、それをどう受け止めたら良いのかわからず何日か過ごしました。
リハビリなど通い色んな事が出来る様になって、加配の先生をつけてもらいながら幼稚園に行ける事になり、それだけでも本当に感謝しています。
それなのに出てくる欲が止まらず…
同じ立場の方のお話を聞かせて頂けると思っていなくてビックリしています。
心がスッと晴れました。
出来ない事は多いけど他の子が持ってない良い所もありますよね。絶対そうですよね。
あちこちぶつかりながらでも進めたら良い。
私の気持ちをわかって頂き本当にありがとうございました。
勝手に申し訳ないですが、私も息子さんの事を心から応援させて頂きます。