母親の前で笑顔をだすことができません。
90才近い母と二人暮らしです。母は私が幼い頃からフルに働き昔からあまり会話をした記憶がありません。事情があり私が20年前に家に戻り、以来面倒を見てきています。幸いに身の回りその事は自分でできてはいます。私は昔から家では無口でした。そして、今も母とは必要以上の会話がありません。母はそれが、たぶん寂しいとは思います。普通の母娘のように楽しく世間話がしたいのでしょう。でも、私の前には壁があるのです。そして、笑顔が出てきません。年寄りで偏屈で頑固な話になるど、ヒステリックに怒鳴ってしまいます。そして、その後に自己嫌悪で、気分が凹みます。その繰り返しです。親子だから1日たてば❗そんな感じで過ごして来てはいます。嫌いではないのです、でも、正直一緒にいる時間が苦痛です。何かの本に、あきらめも必要とありました。自分が無理に変わる必要はないと。変わるのも難しいです。でも、このまま、寂しい思いさせていてもいいのかと悩みます。せめてもの、償い?ではないですが、昨年から、お寺参拝をし、御朱印を母のも、一緒に頂いております。もしもの時、棺に入れても良いときいたので。私の気持ちも添えてと。すみません、長々と。私は、無理してでも、会話をする努力するべきなのでしょうか?どのように年老いた母に接していけばよいのか、ご指導頂けたら、幸いです。宜しくお願い致します。
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多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
おそらくあなたの想いは伝わっているんじゃないかと思いますよ。
さらに会話を増やすといっても話題がないと難しいですよね。
食べ物のことや、その味付けのことなど何か共有できる話題を振ってみてはどうでしょうか。
あるいはお母さんの若い時の話を聞くとか、何か質問してみるのもいいかもしれないですね。
または、お母さんこの歌知ってる?と昔の歌を歌ってみるのもいいかもしれないですよ。夕焼けこやけ、故郷、里の秋、リンゴの唄などなど、お母さんが知ってそうな民謡や歌謡曲など、一緒に聞いたり歌ったりできたらいいですね。
また、肩や背中をさするだけでも会話になると思いますよ。ただしくれぐれも力を入れないように気をつけてくださいね。お年寄りは骨折しやすいですからね。
笑う門には福来る、と言いますよね。
幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるのです。
ちょっと無理やり笑顔を作ってもいいと思いますよ。
「何がおかしいの?」と聞かれたら、「坊さんが笑う門には福来るって言ってたから笑ってみたの(^^)」と言えば、それもまた一つの会話になりますからね。
いつまでも仲良くありますように。
無理はしないであなたらしく
一人でお母さまをみられ大変ですね。もともと無口でしたら、お母さまはさほど気にされないのでは、と思います。お墓参りや御朱印など、孝行なさっていると思います。無理な笑顔や会話はあなたにストレスになり、つい当たってしまうことにつながりますから、たとえば、1日一回は、ニッコリする、とか何かの話題を持ち出すとかに決めておくと、「一回なら」と意外にストレスになりません。私も、もともとあまり性格の合わない父に苦労していますが、
無理をしないのが一番だと考えたら、かなりストンと落ちました(笑)
「一回だけ」って意外にハードルが低いし、あとはマイペースでよい、と決めてから、なぜか何だか会話が増えたりします。あなたの優しいお気持ちはお母さまに十分伝わっているように思いますから、無理にあれこれしない、他人を見て「こんなにしなくては」と考えないことです。黙っていても、一緒にお墓参りすれば、ことばは少なくても気持ちは伝わるものですよ。あとは、ちょっと肩を触ったり、背中をさすったりができると、関係の感じ方が近くなります(←お医者さまからの受け売りです)。なでられる感覚が赤ちゃんの時代の安心感につながるらしいです。
どうか無理をしないで、お母さまとの日々、あなたの大切な人生、どちらも楽しんでください。祈っています。
質問者からのお礼
アドバイス頂き誠にありがとうございます❗少しづつでも、無理を少ししてでも、笑顔になれるように努力していきたいと思います。優しい、穏やかな心を持てるよう努力致します。有り難うございました。