hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

中学男子の反抗期?

回答数回答 5
有り難し有り難し 46

中3の長男についてです。

いままで、特に子育てで困ったことはなく
叱ることなくここまできました。

小学時代から、野球をしてました。

部活が終わった夏以降、まったくやる気がなくなり
学校が終わっても、まっすぐ帰らない。学校での生活態度も乱れ、連絡も数回…
最近に至っては、だるいからやすみたいとかいいだすようになりました。

強くいいたいが、言えない…そんな自分を責める日々が約半年… 

もうどうしたらいいかわかりません。

なぜこんなにも、やる気がなくなってしまったのか…強く言えないわたしはどうしたらいいのでしょうか


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

結局親にできることは

はじめまして
私が感じたことをお伝えさせていただきます

私も人の親である身
私だったらどうするか改めて考えさせていただきました

今まで頑張ってきた息子さん
今は次のステップのために休んでいるのではないでしょうか

彼を信じて見守るのはどうでしょう?
その中でときにはどんなに嫌がられようと
声をかける
私はあなたのことを見ているんだと
親は結局見守ることしかできないと思っています
なぜなら自分で解決していくしかないからです
それが自立への道なのではないでしょうか
親は子供にとっての港、困ったときに助けてと言える場
であればいいのではないでしょうか
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです

今回はこうして声をあげていただきありがとうございます

合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

人の寄り添える僧侶をテーマに活動中! 僧侶、理学療法士、心理カウンセラー  それぞれの立場を活かして 現在における僧侶像を確立するべく こころ・からだから笑顔になれる人を増やすべく仏教用語から由来して「わげんせ」という活動を通して、日々模索しながら動いております ※お坊さん回答の中に「鈴木光浄」がおりますが当初諸事情がございまして私が回答したものでございます。そちらもあわせてご参照ください

お子さんにとっての仏様になってください。

はじめまして。亀山純史と申します。

子どもが何かで悩んでいるときに、親は傍観者であってはいけません。無理をして強く言う必要はありませんが、常に子どもの気持ちに寄り添ってもらいたいと思います。気持ちに寄り添うとは、何も子どもの考えに迎合することではありません。子どもと一緒に、子どもが抱えている問題を解決しようとする姿勢が大切なのです。子どもの考えを100%認めることはもちろん、一方的に子どもの考えを否定しては、何の解決策にもならないのです。

仏様は「智恵」と「慈悲」を兼ね備えています。そのうち「慈悲」とは、衆生が抱えている「苦しみ」を取り除き、衆生に「楽」を与えることです。今、「衆生」という言葉を「子ども」に置き換えるならば、子どもが抱えている「苦しみ」を取り除き、子どもに「楽」を与えることが「慈悲」であり、それをするのが、親なのです。子どもが抱えている「苦しみ」を取り除くには、共にその苦しみを分かち合う姿勢が大切です。それが「慈悲」の「悲」です。そして、慈しみの心で子どもを抱きかかえてください。そのようなお母さんは、お子さんにとっての仏様です。

仏様の慈悲の心に、衆生はすぐには気付かないものです。それと同じように、お母さんの気持ちも、お子さんにはすぐには届かないかもしれません。でも、諦めずに、お子さんに寄り添っていただければと思っています。

{{count}}
有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

そういう時期なのかもしれません。

親として言いたいことは、
ビシッと一度だけ。

あとは、
ご長男にとって居心地の良い家庭を作ってあげてください。

{{count}}
有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

先輩の出番かも

こんばんは。我が家は中学二年生、一年遅れでやっております。
さてトラブルとか問題って、大抵は大きな成長の手前にあるのです。イヤイヤ期を越えて仲良くできるようになったり、思春期を越えて責任感が育ったり。で、特にこの年代だと、テーマは多分、独り立ちの準備、自分の選択で今後を決めていくという事でしょうか。
そこで役立つのは先達です。つまり昔は中学3年男子であった、お父さんです。直接彼の事として、というよりも、お父さんの経験と照らして、何か思い当たらないか、聞いてみたら如何でしょうか。もちろん、一つのケースとしてです。お父さんという存在は、社会への繋ぎです。幼児期にはお母さんを支える事がメインですが、一人の大人として行く末を示す。「私じゃダメみたい」と、頼る事を明確にして聞いてみては。
もし、彼が何か語れたら、ここには沢山の「もと中学生男子」がおりますから、幾つかの仮説を出す事もできると思います。
ただ一つ、心に留めておいて頂きたいのは、現代は前の代に比べて、年齢7掛けという事。11才相当という事です。私の睨むところ、野球部が終わって師匠から離れた、というのが作用しているかも知れないな、という事ですが…。思い当たりますでしょうか?

{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

本人にしかわかりません

何か理由があるのでしょうが、本人にしかわかりません。
授業についていけないのか。
友達がクラスにいないのか。
病気か怪我を気にしているのか。
失恋したのか。
いじめの可能性もあります。
本人に聞いても本心は言わないかもしれません。
しかし、向き合ってしっかり話をしなければならないです。
父の方が話しやすいなら父と。
大抵は母の方が話しやすいかな。
ただし、すぐに反論してはいけません。
先ずは息子さんの気持ちを受け入れましょう。
先ずはそこから。

{{count}}
有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

質問者からのお礼

みなさん、ありがとうございました。
なんだか、先生方もかなり心配をしてくださってるようで、カウンセリングうけてみたらと言われたようです。
たしかに、情緒不安定だし
いままで、自分の気持ちを表にだすことがありませんでした。成長過程といえばそうでしょうし
ただ、感情の爆発が、過度すぎるのかなと。押さえつけてたぶん、コントロールできないのかなぁとおもったりもしています。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ