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死への恐れを軽減する義務

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なぜ、仏教では宗派を問わず、誰もが持つ死への恐れを信者から取り去るためのありがたい話をせず、「死後のことは分からない」と突き放すような言い方をされるのでしょうか。比較するのもおこがましいと思われますが、キリスト教でもイスラム教でも、一応はそれなりの死後はどうなる的なお約束を説教してくれるのに。

2019年10月30日 17:18

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

様々な捉え方があると思います。

お尋ねのように、死後のことについては、十王讃歎抄のような死後7日ごとに進んでいく世界を表したものがあります。また、日蓮聖人の御書の中に「三途の河にては船となり、死出の山にては大白牛車となり、冥途にては燈となり、霊山へ参る橋なり云々」と死後のことにも触れています。

決して、死後のことを語らない訳ではありませんし、私は両親の影響もあり、亡き方の霊は不滅であると信じています。ゆえに死後の世界はあると確信できます。
しかし、では、死んだらどうなるのかが曖昧であります。「死」というのは、肉体が滅びるだけのことであり、魂、意識はそのまま継続していると思いますが、少なくとも、この三次元世界では認識できないと思いますし、もっと複雑なのかシンプルなのか分かれば、ともやさんが言う、恐れを取り除く。お話ができるのでしょう。
しかし、なぜ、お釈迦様がそのことを言われなかったので、死後はないとか曖昧な答えになるのは、生まれてくる前のことが分からない、本当はみんな知っているのに忘れてしまうように、でも、忘れることで生きることに意味を見出し努力します。同じように死後のことも、知っているのに忘れている。のではないかと思います。
しかし、マスターと呼ばれた聖人達は、その仕組みを分かっている(悟っている)のでしょう。ゆえに、過去も未来も分かるので、現在も不安なく生きることが出来たのでしょう。しかし、それは人々の救済のためであって、個人の有楽の為ではないということです。

死後の世界は、多岐にわたり、地獄絵図があったり、極楽浄土の話があったりと、それもすべて、今生きている人々へのメッセージであり、しかも、それは死後の事ではなく、この世において地獄があり、そして幸せ、享楽、安穏、円満なる瞬間も体験しています。死後のことを語らなかったのは、今を努力し、精進すること、そして様々なことを認識するために人間として生きているのだ思います。

死んでから極楽へ行けますとか、地獄へ行くとか、それは誰も保証してくれません。今までに、死者が戻ってきて「あ~極楽は良かった」(昔、そんな歌ありましたが)、又、「無間地獄はこんな風でした」と聞いたことありません。あれば、とっくに死後のことは解明されています。でも、そうではないところに、又、どうしてなのかというところに、今生きる大切さがあるのだと思います。

2019年10月30日 18:36
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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...

死後の世界を説いています

拝読させて頂きました。
仏教では死後六道輪廻すると教えています。つまり死後は生まれ変わると教えています。その生まれ変わる先は生前の行いによって地獄や餓鬼や畜生や修羅や人間や天国に行くのです。
そのどこに行っても迷いや苦しみは多かれ少なかれあるのです。
その迷いや苦しみから救われていくことを目指すのが仏教の教えです。つまり迷いや苦しみから救われて離れて仏様に救われ、仏様のもとで安心して成仏することを浄土教では教えています。
私達は生きている間はなかなか迷いや我欲や怒りや憎しみから完全に離れることはできません。生前中にさとりを開いて成仏することは大変な道です。
ですからその命終わる時必ず仏様にお導き頂き、仏様の国である極楽浄土に連れて行って頂く様にと心を込めて仏様にお願いし、お念仏おとなえするのです。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつと真心込めておとなえして仏様にお願いするものを必ず仏様は救って下さるのです。

ですから仏教は死後の世界をしっかりと説明しています。仏様や観音様やお地蔵様が全ての人を救って下さると約束しています。
恐らくこのことは様々な見解があるかと思いますのでいろいろな宗派のお坊さんに伺ってみてもいいかと思います。

どうか参考になさって下さいね。

2019年10月30日 18:34
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして9年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラー...

死・中有・再生

ともやさま

仏教においても、死後におけるありようについて、詳しく述べられている論書がございますが、その中でも、日本語での訳注があり、私たちでも学ぶことができるのが、ヤンチェン・ガロ大師の「基本の三身の構造をよく明らかにする燈明」であります。

「ゲルク派版 チベット死者の書」学研文庫(平岡宏一先生訳注)

また、併せて、下記の著書もお勧めでございます。

「チベットの生と死の書」講談社文庫(ソギャル・リンポチェ著)

是非、参考として頂けましたらと存じます。

川口英俊 合掌

2019年10月31日 14:11
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有り難し
おきもち

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

自殺すると魂はどこへいくのですか?

単身赴任中の夫から先月突然LINEにて離婚を切り出されました。女性の陰は正直わかりません。しかし、春には私と幼児2人も夫の所へ行き家族で一緒に暮らす予定で動いていました。夫とは離れている分、電話やLINEで喧嘩をした事はなく、月2回戻ってきた時に子供のことで少し意見が違ったり勘違いから言葉が足りずに口喧嘩する事はありましたが、些細な事でお互いモラハラ発言までもはいかなかったです。今回もLINEでのやりとりで勘違いから話がおかしくなり、どういうこと?と問い詰めていたところ、突然キレられた形です。しかし、義母は私のことを良く思っていなかったので、義母が義父と離婚調停中ということもあり、夫に「あんたも別れたら〜。」と言っていて、夫は義母の言いなりなので、私からしたら突然のことでも夫からしたら突然ではなく虎視眈々と準備して機会を狙っていたのかもしれません。そして、話し合いにも全く応じてくれず、今のままでは調停や裁判でも私が有利となり離婚できないとわかっているので、別居期間をひたすら延ばして夫婦関係の破綻で離婚しようとしているのが見え見えです。 そのことで、今は実家で暮らしているんですが、実父は元々癇癪が強い人で、昔から沸点がわからないところで突然キレて場所構わず大声で私を怒鳴りつけ、頭や顔をひっぱたかれたり、皿や醤油瓶を私目がけて投げつけることも多々あります。母もそのようにされてきて、鼻を骨折までしているので母は怖くて私を庇ってはくれません。弟は警察官になってから父からのDVを一切受けなくなりました。私は父が嫌で18歳で実家を出て一人暮らしをしていましたが、双子が生まれ人手が足りず渋々実家へ戻りました。父は孫にも時々手を出します。 そして本題ですが、私が夫から離婚を言われたことで父は私に暴言とDVの激しさと頻度が増しました。しかし私は現在無職で看護学校に通う学生の身です。実家から出ると生活もできません。夫からは話し合いに応じないと言われ早く離婚届に判を押すよう言われ、父からは毎日言葉の暴力、時々物が飛んでくる、もう毎日が辛いです。双子を連れて死にたいと毎日思うようになり、可愛い我が子をなるべく綺麗な遺体で死なせてあげたいなぁと思って死に方を探しています。3人一緒にあの世にいけますか?私は子供を道連れにするので一緒の世界にはいけませんか?

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自死した者の死後について

前回自死してしまった娘のことでご相談したのですが、 とある僧侶の方から自殺した者はすぐに仏様の元へ行くことはできないと考えている。なぜなら辛くとも最後まで精一杯生き抜いた人と途中で諦めた人が評価が同じではないからと言われました。 私はそうは思えません。 自死する人はみな心の病が原因だと思うのです。普通の精神状態であれば誰が自ら死を選ぶでしょう。諦めたのではない、それしかもう選択肢が無かったのだと思います。 心の病も身体的な病も同じものではないのですか。 また闘病されて亡くなった方でも生前に悪行ばかり行った方もいるでしょう。それでも自死してしまった人間がすぐには行けない極楽へ行けるのですか? 娘は苦しみ抜いて自ら死を選んでしまいました。 精神科へ通院入院もしていましたしカウンセリングへも通いました。それでも病は少しも良くはならなかったのです。 これも立派な闘病だと思います。 娘は生前、抗ガン剤治療で髪を失った方の為に長い時をかけて髪を伸ばしヘアドネーションへ32センチもの毛髪を寄付しました。 免許証の裏面の臓器提供の欄にサインしてあったのを知っていたので、死後に角膜提供もしました。 子供の頃から人の悪口を言ったり無責任な噂話をするのも嫌いな子でした。 親バカかもしれないですが、こんな心の美しい子が自死してしまったからと言って、生きるのを諦めたから生から逃げたから、病死の人と違うからすぐに極楽へは行けないというのは本当に哀しく気持ちの持っていきようがありません。 その僧侶の方は残された私どもの行い次第で娘は成仏するのだと言われました。私達が娘のために功徳を積むのは当然と考えますが、 だからと言ってそれをしなければ娘が成仏できないとは考えられません。娘の人生は短かったかもしれないけれど、立派に生きたと思います。 残されたものが功徳を積まなければ成仏できないのであれば天涯孤独で自死してしまった人はどうすればいいのですか。 自死を選んでしまった人間は本当にすぐには極楽に行けないのでしょうか。 私の前回の質問への回答を読まれてしまった同じような自死遺族の方々もショックを受けられるのではないかと心を痛めております。 自死を容認できないからと言ってわざわざ自殺と言う言葉を使う僧侶の方は回答なさらないでください。

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