出家なさった理由は?
可能な範囲で教えてください。
出家なさった理由はなんですか?
そして、出家して良かったと感じたこと、悪かった(大変、辛いなど)と感じたことはなんですか?
立ち入った質問で恐縮ですが、在家で仏教に関心を持つ者にとっては興味のあることです。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あくまで私の個人的な回答です。
私は数回の各2〜3週間の短期間しか出家はしていません。
それ以外の時は在家と同じです。
それで僧侶の資格がもらえるからです。
どうして僧侶の資格をもらおうと思ったのかといえば、住職である父の跡を継ぐかどうか考えた時、先ずは仏教と浄土宗について知らなければそれを判断できないと考えたからです。
仕事を辞めてまで跡を継ぐほどの価値が仏教や浄土宗にはあるのか、他の僧侶ではなく自分が継ぐ必要があるのか。
それを知るためには僧侶の資格をもらえるように勉強したり本山に短期間の出家をするのがよいと考えました。
なので、僧侶になったのは仏教や浄土宗を知るためということです。
そして、仏教や浄土宗を知れば知るほどになるほどこれは後世に受け継いでいく価値がある、それに今の自分にも必要なものだと判断したのです。
そして今は仕事を辞めて副住職として仕事しています。
僧侶となって変わったことは、子供の頃に楽しめた魚釣りや昆虫採集が楽しめなくなったことや、満腹になるまで食べなくなったことや、お酒をたくさん飲まなくなったことなどいろいろありますよ。
まあ、ほとんど在家と同じですけどね。
お互いに戒を守って仏法僧(明るく正しく仲良く)を大切に生きていきましょうね。
私はお寺の子供として生まれたので「出家」とはまた違う感じなんですけどね。
過去にお坊さんになった理由について問答をしたことがあったので、探してみたら、2016年に回答してました。なんと3年も前!(笑)5人のお坊さんが答えを入れていました。
https://hasunoha.jp/questions/11729
hasunohaサイト内にみほとけさんの「おぼうさんずラブ」コーナーがあり、ここでは毎回、回答僧にインタビューをしています、さまざまな回答僧のおぼうさんになったきっかけが出ています。
https://hasunoha.jp/article/mihotoke
良かった事悪かった事というのは表裏一体だからね。どこの世界にいても同じです。
質問者からのお礼
貴重なご回答をありがとうございました。