hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

理解者がいない

回答数回答 2
有り難し有り難し 14

はじめまして。
親や旦那など毎日関わる大切な人に自分という人間を理解してもらえてる事があまりなく辛いです。孤独です。

私からはとても大切に思っている人達で相手の行動や思考については理解しているつもりです。
もしくは、理解しようと寄り添っていこうと努力をしています。
しかし、母や旦那からは「どうせこう思ってるでしょ?」と予想される事が全く自分と違う人物で時々孤独になり、心が折れそうになります。
またいくら努力してもあまりお礼や褒められた事もなく、認めてくれる事が無いような気がします。

たまたまなのか唯一の1人家族である母と旦那の性格が似ています。
仕事関係、目上の人には愛想が良いのですが家族にはさっぱりした態度をとります。
あまり褒める事や、お礼、謝罪をする事が苦手で不器用で愛情表現が分かりにくいタイプだと思います。
しかし、全体の行動を見ていると大切にしてくれているのがわかります。
母の事を大切に思ってますが、何故か小さい時から心から分かり合えた事が無いように思います。(あうんの呼吸ができない)
というのも、親の離婚で揉めた時に、父親の味方と責められた事がありました。
その時もどんな事情であれ、2人とも大事な親なのでどちらかの味方とかは思ってないのにと思いました。

2人とも自分のルールを大事にしてるので、人を追いかける事はあまり無いタイプだと思います。

なので、私の意見があまり通る事はありません。

今まではそんな事なかったのですが、2人に同じように言われると居場所がない気分になり心が折れそうになります。

両者とも元々の性格もあり、料理でもまずいものはまずいとハッキリ言うタイプで悪気は無いと思いますが、やはりこちらも傷つく事は積み重なります。
また両者に私のプロフィールの質問をすると、あまり知らない点が多いと思います。

友人や離婚して今は数年に一度しか電話でしか話をしない父の方が自分の性格をよく理解、言いたい事を察知してくれている気がします。(あうんの呼吸ができる)

身近な大切な人に理解してもらう、もしくは何気ない一言に傷つかない、自信を失わない為にはどのように接したら良いでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あまり期待しないことです。

期待するから裏切りられる。
裏切るというか、
自分の期待するから
自分が望む答えと違うと、
ガッカリするんですよ。
人の気持ちわかりますか?
愚僧はよくわかりません。
トンチンカンなことを
言ってしまったり、
流石に怒らせるような
ことはありませんが(笑)
一つ屋根の下で生活して
いてもなかなか難しいですよ。
逆に近親者は人間が素に
なります。
カッコつける必要もなく、
地金がでるからですよ。
身内の方が、
好き勝手を言って、
しまうんじゃないですか?
どこのご家庭でも、
多かれ少なかれ、
ではないかと思います。

褒めてくれない、
認めてくれない、
身内はヨイショする必要が
ありませんからね。
そんなものだと、
開き直るのも大事かと。

家族が褒めてくれないなら、
自分で自分を褒めるんですよ。
自分自身のいいところを
見つけ出してください。
短所探しはやめて、
いいところを探してみて
くださいませね。

あなたは、
繊細で細やかな方だと、
思いますよ。
情緒豊で優しい。

文面からそう拝察します。

自分で自分を褒めてください。
あなたは素晴らしい方なんです。

お幸せを祈っています。
令和元年最後の回答に、
なりそうです。

good luck!
幸運を祈りますよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
このお坊さんを応援する

和をもって尊しとなす心で

はじめまして、こんにちは。

お悩みを拝見させて頂きました。年齢や立場に関係なく・・無理をしないでくださいね、お身体は大丈夫ですか?、頑張っていますね!など、さまざまな方や、多くの人を労り思いやりのある愛のある言葉を忘れずに過ごしております。言葉は言霊です。相手を仕合せにも、悲しくもさせてしまいます。言葉は口から出たら消せません。それを常に想っています。

このような、自分を労り、人を労わり、思いやりのある”心”こそ・・それは自然と言う”無常”の中に生きる私たちにとって、とても大切なことでもあり、生きる支えとなっているのではないでしょうか?

聖徳太子さまは、日本に仏教を広めた人物のひとりです。

和をもって尊しとなす・・と仏教精神を基盤にして日本を平和に治めようとされた
お言葉がございます。

時として周りの人と衝突したり、理解されない・・と言う事があります。相手に怒ったり、理解してほしい!というまえに、自分自身に落ち度がなかったのか・・どうか?を反省すべきだと示されています。

そして、われ必ずひじりなるにあらず。彼からなず愚かなるにあらず。ともにこれ凡夫のみ・・ともお話をされています。

人間観から出てきた考えで、私が常に正しく、相手がいつも間違えているのでは”ない”と言う意味です。

どちらも互いに、正しいこともあり、間違う事もある平凡な人間・・

自らの愚かさに気が付き、謙虚に振る舞うところから平和な人間関係を築けると考えていた事が伺えるお話です。

お互いに不完全で平凡な人間・・。我が!の我を小さくして、心得て謙虚に歩んでいきませんか?そうすれば、きっと理解されるだけでなく、相手も大切にして上げられると思います。

あなたらしく、希望の人生を仕合せに歩めますように。

合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがたいお言葉をありがとうございます。
私が未熟なため、落ち度があったのだと思います。
全て解決致しました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ