脳内から嫌な人の顔を消す方法
もう20年近く前の学生時代のいじめっこが脳裏に焼き付いてるように離れず毎日のように顔が浮かんではそんな事を考える自分に自己嫌悪になっています。
小学3年生から中学卒業までずっと一人の人にいじめられていました。
大人になり自立して今の主人と出会うまでずっと忘れて幸せだったのに妊娠中に悪夢にうなされ、それがいじめられた時の事だったので忘れていた、記憶が一気に爆発してきた感じです。
いくらこっちが訴えても全然伝わらない、どうしてあなたはこうなの?といつも夢で苦しむ自分がいました。
産後一年は忙しくまた忘れかけていたはずなのに子育てになれてきたら、また急に夢をみてまた一から振り出しです。
今では毎日のようにふとした瞬間に相手の顔が脳裏に浮かびまるで、頭の中に相手が住んでいるようです。
ある日はもう消えて!私の中から出て行って!言う自分に鬼畜ささえ感じました
本当に気持ち悪いです。
年末年始は忙しく楽しい事もあり自然に忘れていたのでこのまま終わりになれば良いなと自分でも浮かんでも交わす事ができていたのに、やっぱり今日思い出してしまいました。
他に考えることやりたい事はたくさんあるのに、何かするたび相手の顔が頭に浮かぶんです。
昨日は寝る前に思い出していつまで私はあんな人の顔を思い浮かべているんだ、大嫌いを通りこしてどうでもいい人なのにと、
そんな事を考えてる自分にも情けなくそんな自分が嫌いになり、自己嫌悪しかありません。
娘や主人と一緒に楽しんでる時は忘れますが、なんでもないただのんびりな時に頭が勝手に思い出させます。
ねえねえこの人いるよ悩んでない?みたいな調子でそうだった。と思い出してしまいます。
いくら幸せでもダメです。
何十年も前に苦しめられたのにまだとらわれている自分に腹がたちます。
主人はすぐに別な事を考えろといいますが、無理やりやると頭がめちゃくちゃになり頭に浮かんだものを無理やりねじまげて逃げてる自分にきづき更に気持ち悪くなります。
どうして私は今になって思いだすの?バカだよね?と自分に問いかける事すら負けな気がしてでもどうしても毎日消えません。
春から娘の保育園が決まれば働きに出て少しでも今に集中し別な事を頭にいれようと考えていますが、自力でなおす方法はないでしょうか?
どうにか良い考えを導いていただけませんでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
考えるのではなく感じて
拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。
過去の心の傷が癒えることなく苦しんでいるのですね。
20年近く前のことを思い出すということは、大変に辛いことであったと思います。
では、具体的に嫌な思い出にとらわれない方法を紹介したいと思います。
まず嫌な思い出が浮かんできたら「考えるのではなく感じる」ことに意識を向けます。
五感で自然や呼吸の流れを感じるようにします。
太陽や月の様子、空の様子、風の匂い、木々や草花や鳥の様子や気温を五感で感じてゆっくり深呼吸をします。
また椅子などに座って、目をつぶり呼吸の流れを感じながら、ゆっくり吸って、ゆっくり吐くようにします。
感覚に意識が向いていれば、自ずと収まります。
ポイントは、「考えるのではなく感じる!!」
こういうことを毎日していると昔の出来事を少しずつ客観的に捉えられる日がきます。
そのときに過去の出来事に執着している原因に気づくことができれば、本当の心の安らぎを得ることができると思います。
まずは、考えずに感じることを実行してみてはどうでしょうか。
また不安なことがありましたら、ご相談お待ちしています。
私の脳内作用に私流の判断を下さないでいることで浄化します。
https://www.youtube.com/watch?v=8vS6syL0-jM
まずはこの曲を。
この曲は文字通り「出ていけ」という気持ちを表現した曲です。
この人は怒りの気持ちを転じて美しいメロディーに転じました。
私は嫌いな人や脳裏に出てくるどうにもならん人は「抗わない」ことが良いと思います。当の本人はどうしようもなく嫌いな人でしょうが、その人は生命存在としては公式、オフィシャルな人でその人を好きな人もいたりするわけです。
ただ、運悪く縁悪くあなたはその人に酷い目にあわされた。加害者であり、忌むべき人であることは間違いありません。
で・す・が。
脳内で思い起こされている人は人間ではなく、精神作用です。
その人と思っているでしょうが、脳の中では作用として生まれているだけで、実際の当のご本人様は今日はあなたの存在している所とはまるで別の所で想定外なトリッキーな動きを「している」というのが確認こそはできませんし、したくもないでしょうが、当のご本人様の真実の行動です。
つまり、あなたは当のご本人様ではない影を相手にしておられるということがお判りいただけるはずです。
それは記憶であり、思い起こされたその人に対する思いです。
ただ、本当はその時点においては人畜無害なのですが、その直後、その人に対する思いを材料として「ネガティブなことを考えている」❝負の脳内分泌液❞が問題なのです。
その人が出てきても、西遊記の孫悟空を手のひらの上で手なづける釈尊のように、敵対もせずに転がせばよいだけなのです。
そういう心を従容と言います。
禅の聖典「従容録」には百の公案があります。
修行僧がクリアすべき❝関門❞です。
あらゆる関門をくぐるにはパスワードが必要です。
それはこちらに構えの無い姿勢。無我というスタンスです。
心の中に沸き起こるその嫌いな人に対する思いが発生した時点でよく見つめてみるべきことがあります。
それは、その思いが発生した時点ではその人に対する憎しみもヘイトもないままに生まれているということです。
私の人生にも私を憎む人や嫌う人は沢山存在します。
ですが、その人たちは総じてたった一人です。私の中のその人に対する一心です。
あなたが対処すべき相手はあなた自身の一心、一念だけです。
発生時点に解決方法があります。
出てきた時点で好き嫌いが無いことを見極めることです。
質問者からのお礼
平本様ありがとうございます。
具体的に書いてくださり救われるようです。
回答くださっただけでも気が晴れるのに良い方法を教えてくださって感謝します。
早速思い出したらやってみたいと思います。
丹下覚元様ありがとうございます。
「あなたが対処すべき相手はあなた自身の一心、一念だけ」この言葉とても身に染みました。