開眼供養について
初めて質問させていただきます。
昨年義母が亡くなり、葬儀、49日法要、そして位牌の開眼供養を菩提寺代理のお坊様にしていただきました。
ご本尊様も修繕に出すために、閉眼供養もとりおこなっていただきました。
菩提寺のご住職様は、修行中で今年の4月から新住職としてされる予定です。
そこでお尋ねしたいのですが、ご本尊様が修繕からお帰りになられた際、ご本尊様の開眼供養をベテラン代理のお坊様にしていただくべきか、それとも経験のない菩提寺の新住職様にしていただくべきか、迷っております。
どちらがよろしいのでしょうか?ご教授お願い致します。
仏事にたいしてわからないことが多くご指導願いたいです
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
疑問はどんどん尋ねましょう
ご相談拝読しました。
開眼法要をどちらのお坊さんにしていただく方が良いか?という問いは、なぜあなたはどちらのお坊さんにしていただくか迷っているのか?という理由を明らかにしない限りは本質的な解決はないと思います。
もしも、ベテランのお坊さんの方が霊験がありご本尊に不思議な力が宿りそうとか、経験のないお坊さんならありがたみがなさそうという疑問からの迷いであるならば、それはどちらにしろ仏教本来の教えとは離れているものだと私は思います。
もちろん宗派により考えは異なりますからここはやはり菩提寺のご住職に法要をお勤めいただき、いっしょにその法要の意義を確かめることが大事であると思います。
法要の意味や仏教の教えなどわからないことはどんどん質問しましょう。たとえ煙たがられてもそれがご住職を育てることになるのです。
なお、浄土真宗では開眼法要ということはしません。仏像はあくまでも仏像であり、仏教は偶像崇拝ではありませんから、仏像に不思議な力が宿るとか、法要をしないとバチが当たるとかそういうことはありません。
大切な事は仏像を「ご本尊(=私の生きる拠り所)」とすることで、こちらの目が開く事です。仏教の教えにより私が真実に目覚めさせられるのですね。ご本尊はその象徴であります。
本来は姿形を超えた真理でありますが、それでは私たちにつかみどころがないので、あえて形を表してくださった仏様のお慈悲の姿がお仏像として表現されているのです。
新住職さんが良いです。
新住職さんにお願いしましょう
菩提寺に住職さんが居られるなら菩提寺の住職さんにお願いしてください。
新住職さんいいじゃないですか。
多分緊張なさるでしょうから、暖かく接してお育てください。
よろしくお願いします。
どちらでも良いです。
>どちらがよろしいのでしょうか?
きちんと菩提寺に行っていただく以上は問題もなく何の差異もありません。たまたま時期によって行う人が異なるということなだけです。
要は、人の問題ではなく、説かれる法(仏法)が大切で尊いのです。
ですから、法要で、誰が行っても同じ法を説かれるのですから、どちらの方に行ってもらっても仏教的な側面では何らの差異もなく同じであって、どちらの方でも良いという回答になります。
あとは、皆さん方のご都合や日程、人間としての個人的な好みや気分の問題とか人間の俗的な物差しや煩悩から生じる「こっちの方が良いかな?」的な比較の部分だけです。仏教的にはどちらでも同じで良いのです。
合掌
質問者からのお礼
蓮照寺 桃川様
超覚寺 和田様
法覚寺 吉武様
ご回答ありがとうございました。
なにかふっきれた思いです。
菩提寺のご住職様にお願いしようと思います。
ありがとうございました。