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過去ばかり追ってしまいます

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五十代になり過去の思い出ばかりにひたってしまいます。特に両親が生きていて自分もエネルギーが有った70*80年代に思いを馳せます。もちろん、何もかもが良かった訳ではありません。思い出は美化されるのだと思います。困っているのは、前向き、未来思考になれないことです。定年が見え始め、健康不安も抱え、少し投げやりになる自分がいます。まだ成人はるか前の子供が居るので親としての責任感は当然有りますが。
十数年前に両親を亡くした際に、ご縁が有り、般若心経に出会い、多くの本を読み、著者である僧侶の方が今でも心の支えになっております。一夜賢者の偈を引用され、今、此処に集中せよ、との言葉を心に刻んでいます。
ただ今の私の状態は過去に捕らわれ、そこから動く事が出来ません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

家族を大事にしてください。

昔から年を取るとありがちなことです。昔は良かったと懐古主義に陥りがちなのです。それは逆に言うと未来が見えなくなっているからです。仏教の四苦で言えば老病死が見えてくるからです。

参考になりそうなものを二つ紹介しましょう。山本五十六の名言です。

「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」

と若者を導くことに生き方を定めています。

また、アニメのクレヨンしんちゃんの映画版に、
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』というのがあるのですが、これがとても良い内容。

大人たちが懐古主義にとらわれている中、子供がきっかけで家族を取り戻すという物語。

あなたには家族がいるとのこと、家族を大事にしてあげてください。

それが未来を作り出すのですから。

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浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

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