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勉強のことなどについて

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

プロフィールでも書いたように僕は私立高校に通っています。母子家庭ながらどうしても行きたいとお願いして行かせてもらっています。ですがコロナの影響で
勉強などに困っています。これは僕が悪いのですが課題などを溜め込み最後まで残して結局答えを写し、理解出来ずにオンライン授業が始まりました。なにもわからない。なのに復習などもしようとしない。こんな自分に嫌気がさして学校をやめようかいっその事死んでしまおうかと考えました。ですがその度に親に申し訳ないといった感情が出てきます。自分のことが嫌で死んでしまいたくても無理で、結局泣くことしか出来ない。そんな毎日を過ごしています。1度は友達が相談にのってくれたのですが、やっぱりその後は申し訳なくて相談していません。最近では自分は生きている意味があるのだろうか。自分の存在意義は?などをずっと考えています。結局答えは生きている意味はないのではというものになりました。語彙力もなく、文章も分かりにくいとは思いますが相談に乗ってはもらえないでしょうか。なにとぞよろしくお願い致します


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「千里の道も一歩から」まずは、小さくとも行動を。

コロナ禍の中、学校にも登校できず、また先生から直接指導を受けられず大変ですね…。家族や友達にも相談が難しい状況のため、考え込んでしまったのでしょうか。

私立高校に入学するにあたっては、一生懸命に受験勉強に励んだのでしょうね。入学するのに全力投球したあまり、燃え尽き症候群になってしまったのかもしれませんね。

私も実は、高校入学時に、こうきさんと同じような状況になってしまいました。ちょっとした苦手意識をほおっていたために、その後成績が低迷して苦労をしました。振り返ってみれば、最初は小さな悩みだったのです。しかしそれを見て見ぬふりをしてしまったために、今さら周りにも相談ができず追い込まれていきました。ただ、私の場合は、よきライバルに恵まれ、なんとか第一志望の大学に合格することができました。

私が思うに、こうきさんは、まだまだ挽回ができる状況だと思います。まだ、これからですよ。
「千里の道も一歩から」
まずは、小さくとも一歩踏み出してみてはどうでしょうか?
コツは、あまり大きな負荷を自分にかけず、小さくとも成果を作り、できた自分を褒めてあげることです。

頑張った成果をまたこのhasunohaで報告してくれることを願っています。

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有り難し
おきもち

東京都内広告制作会社にてプランナー職を経験後、大本山永平寺にて安居修行。曹洞宗総合研究センター教化研修部門を経て、大安寺副住職となる。現在、曹洞宗東北管区教化センター布教師をつとめるほか、地域づくり団体の設立・運営に関わる。

さあ、今日は勉強以外に何をしましょうか?

こうきさん、おはようございます。勇気を持ってハスノハに相談を寄せて頂き、有り難うございました。こうきさんにできることを3つ提案します。1.毎日の生活習慣を保つ 2.家族のために動く時間を作る 3.中学生時代の友達に勉強の相談をする
オンラインでの勉強が難しいと感じているようですね。新しいことに慣れるのは、人によって時間差がありますね。中学時代は、楽しく勉強できた科目がありましたか。そもそも楽しく勉強した科目がなかったか、もしくはオンラインになったことで難しく感じているのでしょうか。誰にとっても初めて経験する新型コロナ騒動で、生徒もして先生方も初めてのことばかりです。ですから、こうきさんのようにオンライン授業が苦手な方は決して少なくないと思います。勉強に対する苦手な感覚が、こうきさんの生活や心身にも影響を与えている最中だと思います。高校生のこうきさんにとって、机に座ってする勉強だけが勉強ではありません。こうして、悩み考え、相談できたことも、大切な人生勉強です。
 そこで、机に座る勉強以外の時間に目を向けてみましょう。こうきさんの心身を整えるためにも、生活習慣を規則正しくすることをお勧めします。毎朝起きたら、窓を開けて太陽の光をしっかり浴びて、朝の新鮮な空気をしっかり吸い込んでください。さらに、自分の心臓に 手を当てて、鼓動を感じてください。こうきさんの体は、あなたを生かそうと一瞬も休まず動きつづけています。家にいる時間が長い間は、家族のためにできることを一日一つは必ず取り組んでください。掃除・料理・食器洗い・洗濯物たたみ・片付けなど、こうきさんにできることは必ずあります。そして、家族に喜んでもらえると生きる支えになるし、将来の社会人生活にも役に立ちます。そして勉強については、高校での新しい友達ができにくいでしょうから、中学生時代の仲の良い友だちや恩師に、相談をしてみてください。誰もが迷いながら生きているこの新型コロナ騒動ですから、時には愚痴をこぼしながらも、新しいアイディアを分けあえると思います。これからも応援しています。
 さあ、今日は何をしましょうか?

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有り難し
おきもち

個別相談可能
1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。実家の西福寺で中高生を主体とする「るんびに太鼓」に所属、演奏・指導経験を通して、「人は、支えられてこそたくましく生きてゆける」と体感。青少年よみがえりの場「短期るんびに苑」にも関わる。   平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。ご法話や講演などをご希望の方は、遠慮無くお声かけください。  グリーフケアアドバイザー1級 発達障害コミュニ ケーション初級指導者 つどい・さんあい運営委員
ご相談時間はご希望をいくつかお知らせくださいね。 ◆「絵本のお坊さん」として、絵本を通じて人生を見つめ直す活動を行っています。◆死別、離婚、退職、不安など、様々な喪失を抱える方のお話に寄り添い、仏道の教えを分かち合いながら心を癒すお手伝いをしています。◆資格:グリーフケアアドバイザー1級、発達障害コミュニケーション初級指導者。

質問者からのお礼

ご意見ありがとうございます。また利用するかと思いますのでその時もぜひ相談に乗っていただけるとありがたいです

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