バイクが好きで仕方がない
16歳からバイクに乗っています。一日たりともバイクのない日を送ったことがありません。死ぬまでバイクに乗り続けていたいと思います。
しかし、すでに年金生活みたいなものなのに、次々とバイクがほしくなってしまいます。カードローンを利用して買ってしまったこともあります。足るを知れと思いますが、気が付けばそんな感じです。
物欲と切れるにはどうしたらいいでしょうか。
僕の乗っている外国のバイクはお坊さんがコレクションしていたバイクです。
お坊さんもバイクのコレクションするのかと思いましたね。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
真のライダー
仏教でも法輪を転ずるとか、大乗、念想観の運転、法船に乗る=法の川の流れに身を任せるなどの表現もありますから、❝あるもの❞にライド・オンしています。ですから我々もライダーです。
あなたも乗っているのはバイクだけではなく、世界という乗り物、この心身という乗り物、状況という乗り物に乗っています。経済事情というバイクも上手に乗りこなすことが大切です。
学生時代ギターに凝って何本も集めましたが結局一番いいのはコレだ、という一本があります。弾きこなせないと、ノレません。
バイクでもあなたが一番乗り慣れている安心できる乗りこなせる一台があると思います。
場所も取りますしメンテナンス費用、維持する時間も取られますでしょうから、これだという一台&予備に決められるとイイと思います。
アレコレ集めても、もっと大切なのは演奏するウデだと気づきました。
バイクでいう所のドライビングテクニックでしょうか。
機材の安定感も大事、もっと大事なのはテクニックの安定感。
さらにもっと大切なのは心だと思いました。
心。
こちら側、心、自分が安定していれば外の状況に臨機応変、状況に応じて変幻自在です。
心が禅、正しい心の在り方、微調整によってメンテナンス、カスタマイズ、調えられれば本当の意味で用が足りる、自分自身のドライブこそ大切なのだという事に気が付きます。
モノに頼るより自心を頼る、扱う、操作する事の重要性に気づくことであると思います。
そうすることでバイクを通してあなたが本当に楽しんでおられることがバイク以外にもう一つあったことに目が開くと思います。
バイクに乗る事をメインとせず、バイクを通して体感している「何か」の方を大事にされると良いと思います。
◎新聞配達員は、新聞を配達しているだけではない。目も開いておる、耳も聞こえている、一切が分かる。
バイク好きですw
ボクもバイク好きですよ♪
でも、コレクションするほどの財力もなく、結婚後8年かけてヘソクリして購入しました。嫁はんには「えぇ歳してアホちゃう?」て冷やかに言われ、さらに「絶対に子ども乗せたらアカンで」とくぎを刺されてます(^^;;
それから7年、近隣県の山々の景色を楽しむのんびりツーリングを楽しんでおります。お坊さんやお寺は、土日祝の法務が多いので、主に平日に出かけるのでスイスイですよw
ボクも、今の愛車(250cc国産車)以外に目移りすることもありますが、クルマ(1300cc国産車=15年目)もそうですけどひとつのものと長く付き合う方が性に合ってるため今の愛車ともっと思い出を作り続けたいと思ってます。
失礼ながら、60代で新しい車種への興味を失わずにいらっしゃることは、お若い感性をお持ちだと思いますよ。ただ、経済的にはもちろんですが、ご家族のご理解など多角的な考慮の上、長く付き合える愛車とのご縁をおすすめいたします。
過剰な執着心や物欲にはキリがありません。たとえば、子どもは新しいおもちゃを買ってもらっても、せいぜい一週間も夢中なれば良い方で、また新しいおもちゃを求めます。人は、特に男性は大人になってもそのへん、あんまち変わらない生き物ですしねw
物であっても、そこにあるご縁を大事にしていただきたい、そう思います。
合掌
バイク乗るのが好き? 持つのが好き?
壮年期でもバイク・単車が趣味。羨ましいですね。
私もバブル期20代の頃は小排気量ながらロードスポーツ・オフロード・原チャリスクーターと複数台所有してました。
しかし数年前、右足首切断寸前の大事故をやらかして以降、家族の反対もあり法務用の原チャリのみ使用しています。
息子も高校生になるので、そろそろ小排気量からバイク生活を再開しようかとも思っています。
「次々とバイクがほしくなってしまいます」ということですが、鮭夫様にとってバイクとは何でしょう。所有欲を満たすものでしょうか?
始めて大きなバイクに乗り1日に200~300km以上位走った時の事を覚えていますか?
HONDAのウイングマークに象徴されるように、オートバイは視野を広げる翼です。車とは全く違う世界を見せてくれる絶好の遊び道具です。
鮭夫様が最も好むタイプのバイク、ロードスポーツ?アメリカン?オフ車?
高級車でもいいですから、まずいずれか一台を所有し、走る楽しみにこだわってプチ改造などをして楽しまれるのが最もよろしいかと思います。年齢的に飛ばし屋さんとも思えませんしネ!
物欲・所有欲ばかりに目がいっては、バイク本来の「走る」楽しみが薄れてしまいます。
そして、いつもと違う場所を探してツーリングしてみては如何でしょう?
鮭夫様の大いなる翼を広げて、いろんな世界を今後も楽しんでみてください。
あ~っ、やっぱ乗りたいなァ~!
わかります…けど
鮭夫さま
なごみ庵の浦上哲也と申します。
よろしくお願いします。
で…わかります、バイクが好きなそのお気持ち、よ〜くわかります。
私も1台所有していますが、車を持っていないこともあり、非常に実用的な車種です。
でもしょっちゅう、ホンダやヤマハ、スズキのHPを見て新車種をチェックしたり、性能比較したり、レビューを読んだりしています。
でも私は追加購入まで踏み切ることはないのですが、鮭夫さんは歯止めがきかないのですね。バイク好きのエネルギーが私と違うということなのでしょうが、ちょっと中毒な気もします。
持っているお金で買う分にはまだいいですが、カードローンまで使うのはちょっと考えものですね。カードを持っていて使ってしまうのであれば、カードを解約したり金額制限を設けたり、あとはご家族に預けたりと現実的な対策をなさってはいかがでしょうか。
今の愛車を大切になさって、そして横浜方面へツーリングの際はどうぞお寄り下さいね。
定年後、夫に趣味が無いのが悩みらしい。
鮭夫さん。ワシはこのようなバイクの趣味をもってうらやましい限りです。今、団塊の世代のお父さんが会社を定年退職した後にすることなく、家族から邪魔者扱いされ、行き場が無く、奥さんと娘の買い物についていく「俺も」族が流行っております。でも、文句ばかり言うのでここでも邪魔者。結局行き場が無く途方に暮れているお父さん。「趣味を持ってください。」「○○教室にでも通ってください。」と言われる始末。
世のお父さん!鮭夫さんみたいに夢中になれる趣味を持ちましょう。または若いころしていた趣味を復活させましょう。定年した今しかありません。でも、お金の使い過ぎに気をつけましょう。共通の友達を見つけましょう。あなたは一人ではありません。これで、天寿を全うできますね。こんな幸せな事ありませんよね?
依存症への対処法について
まこと様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
バイクがご趣味とのことにて、もちろん適宜なる趣味は、ストレスの発散や気分転換にも役立つかと存じますので、誠に良いのではないかと存じます。
ただ、なかなかバイクへの物欲が抑えられずにお困りのご様子でございますね。。
これは、求めても求めても満足できないという「求不得苦」(ぐふとっく)の苦しみと考えることができるのではないかと存じております。
「求不得苦」につきましては、下記問いの回答においても扱わせて頂いております。
問い「喜びすぎると痛い目にあいますか?」
http://hasunoha.jp/questions/87
「求不得苦」へのアプローチとしては、もちろん、その原因としての煩悩、並びに煩悩の奥底に控えている無明(根本的無知)を対治していくことが大切となります。
なぜ、私たちは求めても求めても満足できないのかと言いますと、モノ・コトの本質を知り得ておらず、そのために、何かそのモノ・コトに対して自分を満足させてくれるかのような実体があるかのような囚われ(執着)を原因として起こってしまっていると考えることができます。
そのため、そのような実体への囚われ、執着を起こしてしまう心を対治していくことが必要となり、上記の問いの回答でも述べさせて頂いておりますように、仏教では「空と縁起」という理解を進めていくことになる次第でございます。
この理解は非常に難しいことですので、仏教へのご興味があり、学びを進められていかれますようでしたら、いずれ理解へと向けて取り組んで頂けましたらと存じております。
とにかく、様々な依存症への対処法としては、仏教においても悪事を成さないために「戒律」というものがありますように、やはり「自制」していくためのルールを設定して、それをしっかりと守っていく、守っていけるようにするというのが良いのではないかと存じます。あとは、依存性の原因として、ストレスや心の問題が控えているようでしたら、その対応も必要になるのではないかと存じております。
川口英俊 合掌