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母親からの暴言について

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有り難し有り難し 37

初めてご相談させていただきました、理恩と言います。

先日、母親と喧嘩をしました。
小さい頃からあまり母親の言う事に逆らった事はなかったのですが、母が私を叱責する度に「育てて貰っている内は親の言う事を聞け」「感謝するのが当たり前だ、1人では何も出来ないのに」と言うのに耐え切れず、「親が子供を育てるのは義務でしょ、産んだのそっちなんだから」と言い返しました。
それが原因で母は腹を立て、大学進学の費用を出さない、高校卒業後は出て行けと言われました。我が家では誰も母に逆らえないので、父も自立すべきだと言っています。

中学生の頃から医者になりたいと思っていたので、そう言われて、今まで何の為に勉強を頑張っていたのか分からなくなりました。ずっと応援してもらえていたのに、と親を恨んでしまう気持ちが勝って、これからどうすれば良いのか考える気力も湧きません。

普段は私の事を可愛い娘だ、大切だと言う母が、怒った時は「何も出来ない」「デブ」と言ってくるので、どちらが本音なのかも分かりません。今まで17年間育てて貰ったのに、思春期に入ってある程度自我がしっかりしたら、「可愛げがない」で私の人格諸共一蹴されてしまうのが悲しいです。大袈裟な話、この家に居ても愛されないなら消えてしまいたいと思ってすらいます。

今回お聞きしたいのは、
親に対して育ててくれている事への有り難みは持たなければ異常なのか。
母親との関係は今後どうするべきか。
母親に言われた言葉を忘れて前に進むにはどうすれば良いのか。

全てでなくても、何か助言を下さると嬉しいです。長文で大変読みにくいとは思いますが、どうぞ宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

困ったらまたいつでもハスノハに相談を。多くの僧侶が味方ですよ

非常に難しい問題です。客観的に言ってお母様に問題があると思います。しかし、お母様を否定すればあなたが今まで築いてきた価値観も否定することになりかねない。家族の事は他人から否定されたくないはずです。だから以下の話は0か100かで見ず、こういう見方もあるんだ位で考えて欲しいです。

私が思うのは本来大人である親は、子供を無条件で保護し、認め、子供本来が育ちたい方向に伸ばしてあげる義務があると思うのです。なぜなら子供は自分で選んでその家族に生まれたわけではない。だからこそ、親は子と自分を分離し、子自身の人生を尊重し無条件で認めないといけない。が、これは理想です。実際は大切に思っているがゆえに親自身の理想を押し付けようとする。しかしそれは愛によく似た形のコントロール。実際は多くの家庭が多かれ少なかれこうなっている。ポイントは無条件という所。母様は、普段は優しいが、怒った時や、あなたが思い通りにならない時に暴言を吐くわけですよね。そこに問題がある。つまりあなたの人格以上に自己の気分や自分の思いを優先しているわけですから。それは大人としては問題があると言わざるを得ない、子供は辛いです。圧倒的な立場の違いを利用した支配とも言える。できればあなたのお母さんと対話したいです。

母様を全否定する訳ではありません。完全な大人なんていません。皆何か問題を抱えています。ただこういう親を持つと子は大変です。あなたは今後色んな意味で試練があるし、両親との関係を乗り越えていかなければならないかもしれない。そういう試練を抱えた子は沢山います。

あなたは本当に今までよく頑張ってきた。私は褒めたいし、あなた自身も自分を褒めて良い。そして、有難みを持てなくていい。全くあなたは異常じゃありません。

今後、対決しなければならないかもしれない。①あなたが自力で医学部に行く。そして奨学金をもらって卒業する。②お母さんと話し合う。あなたに理がある事を理解させる…等の道があると思う。 

将来的には一回家族と物理的に離れた方が良いと思うのです。あなた自身を大切にして。

出来れば、近くに相談できる信頼できる大人を持ちましょう。一人で悩まないで。カウンセラーでも保健室の先生でも。

《可能なら以下の本等を参照下さい》母がしんどい、それでも親子でいなきゃいけないの?(田房)、気づけない毒親(高橋)、家族卒業(速水)

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浄土真宗本願寺派の僧侶です。 産業カウンセラーの資格を持っています。...
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欲・怒り・怠け・プライドは煩悩

誰にでも、欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があります。
煩悩は、悩み苦しみストレスの原因になるし、トラブルや失敗の原因にもなります。
親から自分を否定されるような言葉をもらうと、プライドの煩悩を要因として、怒りの煩悩が起動します。
怒っているときは、相手を慈しめないので、感謝の気持ちや可愛がる気持ちが停止してしまいますよね。
結局、お母さんもあなたも、怒りの気分でしゃべっているときは、ひどい言葉を吐いてしまう。
それを聞いた相手はまたプライドと怒りで売り言葉に買い言葉。
結局、ただそれだけのことなのです。
お父様は、お母様に逆らうと面倒くさいという怠けの煩悩のため、あなたへの応援を手抜きしてしまうのかもしれません。それも煩悩です。
煩悩と煩悩がケンカして煩悩を投げつけあい、相手の煩悩を余計に誘発しているのですね。
まずは、毎日頭のなかで「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩」と念じるようにし、素早く自分の煩悩に気づく、煩悩をスキャンする癖をつけましょう。
そうすれば、どんな進路、どんな職業についても、あなたは幸せになれます。
不幸の原因である煩悩に気づくことは、不幸を制御する能力につながるからです。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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