父の葬儀での義父と主人の非常識な発言
初めて相談させていただきます。
父の葬儀で、旦那と義父が無神経な発言をしたことが、どうしても許せません。この憤りをどうしたらいいのでしょうか。
父は去年、68歳で他界しました。
義父と主人は完全に他人事のようで、葬儀の前後に私の前で無神経な発言を繰り返していました。
「体の大きな人(亡父のこと)だから、棺は特注じゃないといけない」(義父の発言)
「足を曲げなければ棺桶に入らない」(義父の発言)
「場合によっては屈葬やな」(主人の発言)
「人生70年だから俺も70歳で死ぬわ」(義父の発言)
等です。
私の前での発言なので、見えない所ではもっと凄いことを言っていたのかもしれません。
その後も、喪が明けないうちから主人が「遺産はいくらもらった」等の発言を繰り返すので、耐えきれずに子供を連れて三月に家を出ました。元々、夫婦関係が上手くいっていなかったという背景もあります。離婚はしておらず、別居中です。
別居したことで多少は落ち着きましたが、義父と主人の無神経さがどうしても許せません。こんな私は心が狭いのでしょうか。お坊さんの立場からご覧になって、この義父と主人の親子をどう思われますか。
思いやりの無い人が許せない 過去の恨みがなかなか手離せない 面倒なことから逃げようとする 身の丈に合わないレベルの物欲
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ご心中お察しします
こんにちは、初めまして。
まずは、お悔やみ申し上げます。
お悲しみでしょう。
「こんな私は心が狭いのでしょうか」とのお尋ねですが、私はそうは思いません。私も同じ立場で同様のことを言い放たれたら、心中穏やかではないと思います。
あなたの言われるように、「元々、夫婦関係が上手くいっていなかったという背景」があるから余計に先の発言が「無神経な発言」と映ったのでしょう。
もし、ご夫婦関係が良好で、ご主人が<お義父さんは大柄だから少し大きめのお棺が必要かもしれないな、葬儀屋さんに聞いてみよう>と言われたならばさして問題はなかったでしょう。それは、客観的に現実の問題を言っているだけに過ぎませんから。
しかし、文面からは元々関係が良好でないところに加えて、ご主人とお義父さんからは何か揶揄するような言い放ちを感じます。あなたのお父さんが大柄であったことや、68歳という現代の平均寿命的なところからは、比較的早逝であることを少し皮肉めいて言っているかのようなところがあなたは我慢がならなかったのだと思います。また、終始、かなり他人事のように振る舞っていることも我慢ならなかったのでしょう。それは無理のないことだと思います。
あなたは、お義父さんはさておいて、ご主人には悲しみに寄り添って欲しかったのでしょう。それは当然の願いです。勿論、ご主人にとってあなたのお父さんは血縁関係にはないので同様の悲しみにはならないでしょうが、パートナーとしての最低限の振る舞いを願っていたのでしょう。それが叶わなかったあなたのお悲しみをお察しします。
葬儀をきっかけとして、山積した問題が改めて露呈した形になったとは思います。今後とも、なにかご相談事がありましたらどうぞお寄せ下さい。
お体お大事に。
普通の会話(平和な日常)
後半の遺産の話は下品だと思いますが、前半の話は普通の会話だと思います。
怒りや悲しみは、日常生活のストレスを増やし、健康にも良くありません。
葬儀の場であっても、親戚同士が朗らかに会話したり冗談を言えることは、平和な風景なのです。
めったにない葬儀なので、あなたが心の余裕をなくしてしまったのかもしれませんが、時間が経ったことですし、「よく考えたら普通の会話だったね」と笑って、平和な日常に帰りませんか?
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
文面からは抜け落ちていましたが、主人と義父は葬儀の間に一滴の涙も流さず、薄ら笑いすら浮かべているように見えました。主人からは、わざわざ足を運んでやった俺たちに気を遣えとも言われました。その他人事のような振る舞いに、私は傷付いたのでしょうね。
闘病中から主人はしきりに遺産遺産と繰り返していたので、許せない思いが爆発したのだと気付きました。そして恐らく許す必要は無いのでしょうね。
ありがとうございました。