子供を産まないことへの罪悪感
私は子供を産みたくありません。
理由としては、
・持病があり、遺伝する可能性があるため
・私自身今まで何不自由なく生きてきたが、それでも生きることは楽しいことよりも苦しいことの方が多いと感じるので、自分の子供にそれを味合わせたくない
・主人が激務で、今現在でも殆ど家の事が出来ていない状態なので、もしも子供が産まれたらワンオペ育児になることが目に見えている(両実家とも遠方で、知り合いが近くに居ないため頼れる人はいない)
上記のような理由で私は産みたくないのですが、結婚前に主人は出来たら子供が欲しいと言っていました。
なお、結婚前に私の「子供は産みたくない」という意思は伝えており、主人も納得して結婚しています。
ただ、義理の両親は当たり前のようにその内孫ができると思っているようで、「孫が産まれたら〜」という話を普通にされます。
実母も、結婚が決まった当初、孫が出来たらという話を頻繁にしていましたが、私が産むつもりはないと伝えると、表面的には諦めたように振る舞っていますが、本当は孫に会いたいと思っているのが伝わってきます。
子供はいらないと思っているのが私だけなのです。
周りの人は皆欲しがっています。
しかし、育てるのは私達夫婦です。私たちが納得していれば周りの意見は関係ないとは思っています。
しかし、主人や両親に子供を見せられないという罪悪感から、毎日子供を産まなくても良い理由を自分の中で探してしまいます。
ネットで選択子無しの方の意見を見ては、私の考えはおかしくないと自分に言い聞かせています。
そうでもしないと、周りからの子供に対する期待に応えられない罪悪感に押し潰されそうなのです。
別に誰も私のことを直接責めたりはしていません。
現実では「子供を産まない」という結論に至っているのに、私の中ではずっと両親や主人に対する罪悪感でいっぱいです。
どうすればこの罪悪感から逃れられるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お二人の気持ちが何より大事
さえさま
産まない選択ももちろん尊重されるべきでありますでしょう。
また、お産みになられても、それぞれにおいて与えられた試練の中で、学び得られる、成長できる、気づけることもあることでしょう。
まあ、人間は皆弱い生き物です。持病のことももちろん心配でしょうが、大なり小なり、実は皆、体に何らかの持病、問題は抱えているものであります。完全完璧な遺伝子を持った個体など存在していません。そもそも細かく見ていけばそれぞれ交配、変異していくもので、これが完全完璧正常な遺伝子の人ですと呼べるものもないのではありますが・・
そんな弱い生き物が、この世界で生き抜くためにとった生存戦略は、弱い者同士で助け合って、支え合って、分かち合っていくというものであります。
一番は産まれてくる子どもへの旦那さんの理解(覚悟)と協力。それが何とか調えられそうであれば、考えられてみられるのも良いのかもしれません。
また、この国にはある程度の社会制度、福祉制度、育児制度もあります。それらを活用することも助けとなるでしょう。
いずれにしても、お二人の気持ちが何より大事になるかとは思います。
よくよくお話をなさることによって、いずれにしても抱えておられる罪悪感は無くなるのではないだろうかと思います。
川口英俊 合掌
はっきり意志表明を
義両親に対してはっきりと意志表明しておいた方が、お互いのためではないでしょうか。
ただ、子供を望むのは自然な感情ですから、それを責めると義両親が可哀想です。
どうしても孫が欲しいという理由で義両親から離婚を迫られた場合にどうするかなど、ご主人と話しあっておいた方が良いかもしれません。
子供がいないということは、老後に頼れる人がいないということでもありますから、それに対する備えも必要になります。
世の中は諸行無常。
今の状況が永遠に続くわけではありません。
悩みがなくなることをお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
川口英俊様
ご回答ありがとうございます。
周りの人の気持ちばかり気になっていましたが、私達の気持ちが一番大切だということに改めて気付かされました。
2人でゆっくり話し合おうと思います。
願誉浄史様
ご回答ありがとうございます。
私は今の世の中が不安だから産みたくない訳ではなく、どんな時代に産まれようと必ず苦しい思いはするということをわかっていてもなお子供を産むということが可哀想だと考えています。
ただ、義両親ともめる可能性は0%ではないので、その時に備えてもう一度主人と話してみようと思いました。
ありがとうございました。