供養
供養について教えて下さい
仏壇にある華瓶は木の葉を供える、故人が水が入ってるのを分かるので、飲める…という話を聞いた気がします。
今仏壇に毎日供えてます
今身内が亡くなり、その身内のためにもう1対華瓶を添えてあげようかと思ってます
懺悔の思いもあるんですけど
四十九日もまだむかえてないです
故人が2人になった場合、華瓶を増やすという事なんですけど、どうでしょうか?
ちなみに浄土真宗です
分かりにくい文章ですみません
よろしくお願いします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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華瓶をもう1対増やす必要はありません。
まーちゃんさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
結論から申しますと、華瓶をもう1対増やす必要はありません。
仏壇(浄土真宗では、お内仏と言います)に華瓶があるのですね。
浄土真宗のお内仏は、亡くなった人が、生きていた頃と同じように飲食をする場所ではありません。
じゃあ、浄土真宗のお内仏は何かと言うと、阿弥陀仏の浄土を表したものです。阿弥陀仏の浄土は本当は形のない世界なのですが、私たちがわかりやすいように、仮に形を整えたものがお内仏のおかざりです。
経典や論書には、阿弥陀仏の浄土に清らかな水があると説かれます。私たちは華瓶に水を入れて、その華瓶を通して、浄土の水に出会っているのでしょう。
亡くなった人は、私たちにとって、私たちに先んじて浄土に生まれて仏様となりました。浄土に生まれた仏様は、私たちと同じように、喉が渇いた、お腹が空いたということは、悲しいですがもうありません。
私たちの思いや、懺悔を生きていた頃と同じようには聞いてくれないですね。本当に悲しいことですが。
まーちゃんさんのお気持ちが、亡くなった人のために仏壇に水を置きたいと言うならば、私は止めはしません。宗旨とは異なるからダメですとは私は言いません。まーちゃんさんの気持ちを尊重したいとも思います。
これから四十九日を迎えられるということは、法事をお願いしている浄土真宗のお寺があるということでしょうか。もし、お願いしているお寺があるのなら、私はそこのお寺の住職や僧侶に聞いても良いとも思いますよ。
コップの水をお供えしてはいかがでしょう
こんにちは。お悔やみを申し上げます。
私は曹洞宗なので、宗派ちがいとなりますが、お答えをいれますね。
まず、故人が2人になった場合、花瓶は2対必要か、ということです。とてもよい心がけだと思いますが、私はそれは必要ないと思います。だってその論理でいったら、先祖代々がたくさんいらっしゃるお宅は、何対も花瓶を用意しなくてはならないはずです。10代20代続くお宅は10対20対必要でお仏壇が花瓶だらけになってしまいます。
お水をお供えしたいのでしたら、コップにお水を入れてお供えしたらいかがでしょう。これもひとつで良いと思いますよ。故人さまも、飲むのでしたら、お花が入っている花瓶のお水よりコップのお水の方がうれしいと思います。
仏具屋さんに行くとお仏壇用のコップがありますので、探してみると良いでしょう。
そのお気持ちが供養になります。
まーちゃんさん、こんにちは。金剛座寺住職の染川智勇と申します。
故人の供養のために華瓶を増やしたいということなのですね。
素晴らしいことです。
あなたが成仏して欲しいという願いでお供えをするのは、故人も大変喜んでいることでしょう。その思いが本当の供養なのです。
仏壇の荘厳ということもあるので、大きな仏壇であれば良いのですが、小さい仏壇であれば、二つ華瓶を置くことが全体のバランスに良いかどうかだけご注意して判断してくだされば、良いと思います。
合掌
質問者からのお礼
御三人とも回答ありがとうございました。
違う宗派の回答も頂けて参考になりました
ありがとうございました