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自殺を失敗してから

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有り難し有り難し 23

自殺に失敗した後結婚しました。
保護入院中に原因でもあった主人に再プロポーズを受けました。
その後はすごく幸せでした。幸せと思うようにしていました。
でもちょっとした躓き(主人の未遂不倫)で再燃しました。ただ前と違ってトラウマがあって実行出来ず悩んでいます。

命は大切にしろとかそういうのはいらないです。めちゃくちゃわかっています。

前の失敗で入院した時後遺症についていっぱい話をされました。それが怖いんです。
後遺症を抱えて生きたくない。ただでさえ生きるという事に執着がないのに。
私は弱いというだけですか?どうしたらいいのか分からなくてパニックになっているだけでしょうか


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

何にも無いのが人生なのですよ。

拝読させていただきました。

人生を熱く生きている人もたくさんいます。
生まれてきて、なんでこんなに苦しい思いをし続けながら生きなければならないかと思いながら生きている人もたくさんいます。

人生に答えは誰一人、これまでの偉人でさえ納得させることをできないのです。
誰かに共感を抱き、その時に生きる希望を持てたという言葉に出会ったり、気付いたりしているだけであるのです。

生きることに執着がないというのも覚りの一つなのですよ。

例えば、山登りをし、頂上まで登りつめてもそこには何も無いのです。あるのは普段見ない景色だけがあるのです。
違う環境を感じることで、清らかな空気を吸えたり、達成感が持てたり、意識していなかった潜在意識に火が点くのです。人はこれを欲しているのです。これは生きる意味を自分なりに探し、見つけたいからです。

しふぉんさんが弱いとかパニックとかではないですよ。生きる意味を探しているだけです。宝探しは楽しいものであり、宝の場所が分かっていれば、宝探しに行く楽しみ方が分からないものです。

仏教はすべて「原因」+「結果」=「因果」なのです。しふぉんさんの原動力となる善の原因を探してみてください。他人と比較せずに、自分だけの楽しみ方が必ずといっていいほどあります。これを機に仏教本を少し学ぶことも一つの選択肢です。

どんどん良くなります。

合掌

南無大師遍照金剛

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