亡くなった母への気持ち
初めて相談させていただきます。
昨年11月末に実母を乳がんで亡くしました。発症から3年、再発から1年、仕事を辞めてから1ヶ月という短期間での出来事でした。
わたしにとって母はすごく怖い存在で、怒らせたくないという感情が先に立つ存在でした。たくさん迷惑をかけ、たくさん頭を下げさせてしまったという申し訳なさもあります。
わたしは2人出産し、孫を見せることはできましたが、元々あまり喜ばれなかった結婚であったので、2人目の妊娠の時は自分の口から報告できませんでした。
そして母が亡くなる7ヶ月前に双子を妊娠し、1人は成長せずもう1人は中絶という形で、わたしのせいで産んであげる事ができませんでした。
そんなことも母には言えず、容態が悪くなってからも、なかなかわたしからの距離を縮められず、挙げ句の果てに妹から『母は姉の事が嫌い』と言われ、どうしていいかわからず。亡くなったときも強がりから母の前でも家族の前でも泣くことを抑えてしまいました。
怒られても冷たい目で見られてももっと母に正直にいろんなことを話せばよかったかな。
最期はもっと母の子供になって、いなくなる寂しさや何もわたしからしてあげられなかった後悔を、行動に移したらよかったのかな。
と今になっていろんな後悔が押し寄せています。
わたしのせいで母の寿命が短くなってしまったのかもしれない、わたしのせいでいろんなストレスを抱えてしまっていたのかもしれない。
考えれば考えるほどわからなくなります。
せめてもの償いで、命日のお墓詣りと命日に息子とお花を供えることを欠かさずすることにしています。
こんな事で私の気持ちはおさまるわけではありませんが、母には伝えることはできているでしょうか?
しっかり見ていてくれていますでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親子はどんなことがあっても許せるんです。
あなた様が、怖くて怖くてまともに口も利けなかったお母さまが、
あなたさまにとって、最愛の人になっているように。
後悔だらけの人生です。あの時、こうしていれば、ああ、なぜこうしなかったんだってね。
お母さまはあなた様のことを本当に嫌いだったと思いますか?
親子や兄弟は、ある意味、心が素(裸、あるがまま)の関係だと思うんです。
その時、その時で、心に思っていることをそのまま、吐き出してしまいます。
それが真実かどうか?はなはだ疑問ですよ。
寅さんのおじちゃんおばちゃん、相当ひどいことをいっていますが、間違いなく寅さんを
我が子のように愛していますよ。
流星ワゴンの忠さんだって、息子のかずおさんを、愛していましたが、
悪口雑言でしたよね。塩まで、投げつけてますよね。
お母さまは、貴方のことを愛していますよ。間違いまりません。
今も愛しています。産んだ時からずーと愛しています。
愛しているから、性格が似ているから、親子だから当然なんですが
意地っ張りで頑固だから、親子ともども素直になれなかっただけです。
ただそれだけなんです。
そこには何のわだかまりもありませんよ。あるわけがありません。
お母さまの望みはただ一つ、あなた様と妹様、お子さんの幸せです。
お母さまに元気で幸せな姿を見せると、これこそが最高の親孝行であり、
これに勝る供養はありません。
どうか、お幸せに、ご家族健康でお過ごしください。
南無阿弥陀仏 合掌
つたわりますよ
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
本当に本当にありがとうございます!
たまに父がまだ泣いています。
そんな姿を見ると、お二方のお言葉を思い出し、寂しくないよう、母に心配させないよう頑張ろうと思えます!
母になにもできなかった分、父の丸い背中を伸ばせられるように、毎日笑顔ですごしていきます!