死ぬことを考えて、ほっとするのは変ですか
去年の7月に自己都合(社員によるいじめ)で退職し、10月に派遣に登録して働いています。
月20日、1日7時間の勤務ですが、手取りは10万円ほど。祝日やGW、お盆休みはありません。
生活費として5万円の出費があるので、残りを全額自分の口座に入れて貯金しています。
正直、苦しいです。
削れる所は削ろうと、食材は割引品を狙ってスーパーに行き、3食自炊。
美容院に行くのをやめてセルフでカラーをしたり、1000円カットを利用したり。
コスメなんて100円ショップです。
こんな日々が続き、貧乏を実感するたび、みじめになります。
転職活動をしていますが、面接で配偶者がいることをつっこまれると、すぐ「子どもの予定は?」と聞かれるのにも辟易としています。
子どもを育てる未来のためにお金が必要なのに、産休をとられると会社にとって損だから、既婚者というだけで迷惑なんだなと感じます。
前の会社を退職してから、職業訓練を受けて失業手当をもらっていた方がお金が入ったのに…と後悔しています。
慌てて派遣なんかに登録した自分が悪いのです。
ハローワークには2回訪れましたが、その際に職業訓練のことなど、教えてもらえませんでした。
自力で調べられなかったことにも、すごくすごく腹が立ちます…。
お金がなくても幸せな生活を送っている方がいることは知っています。
なぜ、私はこんなにも悲観的にしか生きられないのかと呆れます。
こんな存在に税金が使われているのなら、死んだほうがこの世のためだと感じて、自死を考えるときが唯一、心がほっとするのです。
どん底にいるわけではないけれど、真綿で首を絞められているかのように、じわじわと苦が訪れます。
こんな人生終わらせてしまいたい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いつでも相談ください、一人で悩まないで
あなたは悲観的に考えてしまう自分を責めていますが、自分を責めないでほしいと言いたいです。自分が苦しいと感じていることは事実であり、その感情を大事にしないといけないと思います。その上で、一気にその苦しさを解決すると言うのは難しいと思うんです。他者の助けを借りながら少しずつ生きづらい原因を取り除いていく、何とか苦しいながらもやっていけるようになるという所から始めていくしかないと思うのですね。
今の苦しい状況になっているのはあなたのせいではない。まず前の職場でいじめれて退職したと書かれていますが、そのことだけでも、加害者を許せるものではありませんね。大人でも子供でもいじめというのは心に大きなダメージを与えます。その傷にもちゃんと対処していったほうがいいかもしれない。
今の生活が経済的に苦しいこと、これも心の不安につながると思うのです。苦しさは複合的なものであり、相互に影響しあっています。私が努力できていないんだと考えることは一面的な見方です。こんな人生というけれども、人間は縁さえあればどんな苦境にも陥ってしまいます。私たちは今コロナ禍で、今日健康な人もコロナにかかれば明日は死んでしまうかもしれないし、一生障害を背負って生きるになるかもしれないことが見えてきました。これは厳粛な事実です。誰もが老い・病み・死んでいくという点では平等です。その人間の悲しみを見て仏教の教えは生まれてきました。そういう苦を抱えている者を決してダメとか、つまらないと言わない。あなたも今悩んでいる、そのことが何か大切だと思うのです。こうして悩んでメールをくれた。そのことに深く命を生きたいという厳粛な願いを感じます。
今の社会のありようというのも個人の苦しさに影響しています。たとえば女性や、貧しい人が不利な状況におかれやすい。これは社会を変えていかないといけない問題で、決して個人の責任にしてはならないと考えています。心が弱っていると感じますので、カウンセリングや心療内科にいくことも考えてみてほしいです。あなたの抱える苦を多くの方が今この危機的状況で抱えていると思う。そういう人たちと繋がることが大きな力になります。福井で下記の団体もあったので、繋がってみるといいかもしれません。https://www.f-jhosei.or.jp/ladygo/ladygo_advice?smartphone=off
考えて自己完結
ふろさん、お仕事お疲れ様です。身体も大切です。ご自愛ください。
さて、死ぬことばかり考えてしまう。私も死ぬことばかり考えてしまいます。いつ死んだら良いかな?何歳まで生きたら死のうかなぁ?こんなことばかり考えて生きています。『若きウェルテルの悩み』の原作者ゲーテは自分が失恋して死にたい想いを本にしたら、自殺しなかった。
このように想いで完結していればいくら想像しても良いのです。世間はこの気持ち聞くと止めなさいと止めにかかります。私から言えば想像はタダだし、実際は生きているのだから、下手に止めてほしくありません。逆にその気持ちを抑えることによりより死に近づく可能性があります。
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どんな人でも…
拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。
誰でも精神的に追い詰められてしまうと、視野が狭くなり死にたくなってしまいます。
また色々な問題が複雑に絡み合ってしまっていることでさらに精神的に追い詰めてしまっているように見受けられます。
まず問題が複雑に絡み合ってしまっている場合には、体制を整えて問題を一つずつ解決していくことになります。
そして体制を整えて問題を一つずつ解決するには、心を落ち着かせることが重要になります。心が落ち着いていないと短絡的であったり、極端な行動に出てしまいます。
心を落ち着かせて、物事を多角的に捉えて問題点をあぶり出します。そしてその問題点を解決するためにいくつかの選択肢を考え活路を見出していきます。
しかしいくら休んでも心が休まらない場合があります。それは、心の病が発症しかけているときです。またどんな人でも心の病を発症しかけると正常な判断ができなくなってしまいます。
なのでまずは、少し休んでみてはどうでしょうか。そしてそれでも心に変化が生じない場合には、一度心療内科に受診されてみてはどうでしょうか。
勘違いだといいのですが、もし発症し重症になってしまうと本当に大変です。
配偶者の方とも相談してまずは、心を休めて体制を整えてみてはどうでしょうか。