納骨への迷い
納骨についてご相談させていただきます。
昨年の夏に配偶者を亡くし、現在遺骨を自宅の仏壇に安置しております。
昨年の葬儀の際、突然であったこと、郊外の自宅近くで葬儀を行ったこと、コロナ禍でもあったことから、家族葬で簡素に行いました。その際に、少し様子を見たいので、納骨は一周忌の時にとしました。その後、四十九日、百箇日は、お経を読むことができる親族に来てもらい、これまた簡素に自宅でお経をあげていただきました。
一周忌まで一か月となったのですが、墓のある霊園の法要室はコロナのため使用不可、おそらく導師の方も来ることはできそうにありません。一周忌、納骨法要はきちんと行いたいと思っていましたが、難しい状況です。霊園の方では、法要を行わず納骨だけはできるようです。
納骨に関して調べてみると、時期等には特に決まりはなく、遺骨にもあまり執着しないようにした方がよいという記載が多かったように思います。
きちんとした法要等を行って納骨したいという気持ちと、いたずらに納骨を遅くすることへの抵抗の間で悩んでいます。
納骨を行いたい気持ちとして、今は在宅勤務ですが、コロナ禍の状況が変われば、元々出張族であるため自宅を離れることも多くなりますし、故人との思い出の地を訪ねたりといったことも行っていきたいと思っています。
納骨を遅らせる気持ちとして、簡素な葬儀であったため、納骨法要はきちんと
行いたいこと。このような状況が、「納骨はまだ待って」と故人に言われている
ような気持ちにもなることがあります。
僧侶の皆様のお考えを教えていただければと思います。
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以前に「義父、義母の菩提寺へのご供養依頼」という質問を行い、和田隆恩さま、日延さまにご回答いただきました。義父母の菩提寺と連絡を取り、追善のご供養が無事できました。田舎に伺うことができなかったのですが、ご住職さまが
読経、塔婆を立て、その画像をメールでお送りいただきました。また、墓地のお世話をしてくださっている本家の方にもお話をしていただいたようです。
こちらでの回答をいただき、追善供養を行ってよかったと思っています。
ありがとうございました。
遠回りしすぎかもしれません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんにちは。
お葬式などが思うようにできなかったので、納骨の時にきちんと法要をしたいというお気持ち、とても良い事だと思います。今のあなたはきちんとした法要ができるまで納骨を待っている状態ですので、「遺骨に執着している」とか「いたずらに納骨を遅らせている」という状態ではない思いますよ。納骨はいつでも良いです。あなたの思うタイミングで納骨すれば良いですよ。
過去の問答について、事が円滑に進んだようでよかったですね。ここに書いていただいても回答僧本人に読んでもらえる可能性はきわめて低いです。良い結果なので、是非回答したお坊さんにもお伝えしたいですね。きっと喜んでくださると思います。問答をした「お礼」欄にお礼を書きますと(すでに書かれていますが追記ができるはずです)、本人にその旨メールが届きますので、そうした方が確実に読んでもらえますよ。
宗派にもよるかもしれませんが、私としては納骨はいつでもいいと思います。何十年も家に配偶者やお子さんのご遺骨を置いておられる方もいますからね。
あなたが納得できるような形でご検討くださいね。
南無阿弥陀仏
コロナ禍が治まるまで待たれてみては?
迷われているのなら
納骨しないで良いと思います。
そのようにされている方は
少なくありませんが
どの方もいずれ気持ちが変わって
納骨されるようになります。
いずれあなたの中でも
納骨しようという気持ちが生まれますので
その時にしっかり納骨法要をお勤めしましょう。
義父義母さまの御供養も
無事お勤めできたとのこと。
良かったですね
質問者からのお礼
お礼が遅くなりました。皆様に丁寧なご回答をいただきありがとうございました。
質問に、一周忌まで一か月と記載していたのですが、実は二か月でした(それでも納骨の申込は始まっているのであまり変わりませんが)。
墓誌への名入れまでは済ませました。お願いした墓石屋さんとの会話では、霊園で昨年の緊急事態宣言の際には納骨そのものも止まり、この春に納骨を待っていた方のラッシュも収まったところで、今も納骨をする人と、法要の再開まで待つ人とが半々くらい…、納骨できる人数も制限がかかっていると言われ、焦る気持ちもありました。
私の実家(墓の権利者)も、納骨はいつでもよいけど、法要はきちんと行いたい、でも一周忌は行いたいので…といった感じでした。
結局、東京の緊急事態宣言の延長もあり、一周忌も自宅で簡素に行い、納骨はしばらく待つのが現実的かなと思っています。
三宅 聖章さま
質問後にすごい速さでご回答いただき、ありがとうございました。まだ、私が納得できていないということですよね。客観的に見てその通りだと思います。自分の中での納得感をもう少し考えます。
光禪さま、
以前にもご回答いただきました。ありがとうございます。遺骨に執着しているわけではないと言っていただき、心が落ち着きました。
お礼への追記ですが、質問から時間がたっていて、「お礼」のボタンが消えてしまっていたので、こちらの質問に書かせていただきました(後日談でもあるので)。
和田隆恩さま
故人を自分の家の墓に入れていいのだろうかとか、もっと立派なお墓にしたい、分骨した方がよいのではないかと時間があるだけ考えてしまいます。
その一方で先日、墓参りに行く車の中で体調を崩してしまい、自分が精神的にまだ不安定であることを自覚しました。
「いずれ気持ちが変わる」その通りですね。拙速にならないようにしたいと思います。
追記させていただきます。
一周忌のご供養を自宅で簡素に行い、納骨は三回忌まで待つことになりました。
ご回答いただいたお坊さま、本当にありがとうございました。
亡くなってしばらくした時に、配偶者が大きな荷物を持って帰ってくる夢を
見ました。そして、こちらで相談した少し後に、亡き配偶者が出かけようと
しているところで、私が配偶者がいなくなってしまうのではないかとさびしげに
したところ、「戻ってくるよ」と言い残して出かけていく夢を見ました。
私の心も徐々に変化しているように思います。
今は、新盆と一周忌法要を滞りなく進めたいと思います。
本当に、ありがとうございました。