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自分の過去の行いを忘れたい

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

過去の自分が大嫌いです。
なんであんなことをしてしまったんだ、といつも自己嫌悪します。

小学生の頃性的なことに興味があり、さらに幼い実弟に自分の身体を触らせることを都度してました。
特に嫌がられたのを無理矢理させた、というよりは興味本意が勝っていたと思います。
私自身は実弟に触れることはなく自分が主にさせていた、という感じです。
ある日を境になくなりましたが、ふとした瞬間に思い出しては「なんてことをしてしまったんだ」「幼心にトラウマを植え付けてしまったかもしれない」と後悔しています。
実弟とこの行動について大きくなった時に改めて話したことはなく、両親からも咎められたことはありません。
幼少期の触りあいっこというちょっとした悪戯で片付いているのかもしれません。
実弟は最近結婚し家庭を持ったので今さらぶり返すつもりはありませんし、正直私自身も話題にしたくありません。
しかしながらもう10年以上自分が大人になり、男性とお付き合いをしたり身体の関係になるとこの出来事を思い出しては後悔に苛まれます。
自分はふしだらな人間だ、汚れていると、ずっと自分を責めています。
家族とは疎遠になりつつあり、このまま家族と縁を切った方がいいのかもしれないとも思い始めました。
自分での気持ちの整理がつかず、どのように受け止めていけばいいのかがわからない状態です。
自分の今後の生き方にアドバイスいただけないでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心はいつも働き続けている。

拝読させていただきました。

 過去の行いに後悔の念が強く生じ、脳裏から何をしても離れないのですね。

 人は時にふとしと時に調子に乗ってしまったり、テンションの勢いで相手を蹴落としたり、周囲が喜んでくれるからついつい先陣をきって他人をダシに酷いことを心にないのにしてしまったなど、色々です。

 された側というのは、トラウマになっていることもあれば、あんな風にはなりたくないなど色々な思いがあることです。

 しかし、何よりも行った者の行為を「業(ごう)」といいます。よく業が深いねなど。日常でも使われる言葉です。

 私たちのこの業は心に塵(チリ)や垢(アカ)が溜まっていると捉えてください。
 心には実体というものはありません。本来きよらかな心をもっているからこそ、行為によって実弟さんにしてしまった業だけに執着してしまうことで苦しみがいつまでも人間の体から影が離れないように付いてきます。しかし過去を捨てる思いを持つだけでも消えません。したことは済んだことです。これからマメコさんが変わることを意識をすることが大切なのです。

・自身はこういった性格だからと決めたないこと=何度でも変われます。性格も思考もです。
・こだわりが強いなど、自身のマイナスな所は自身で気付いていますか。

 ことわざでありますように
「無くて7癖、あって48癖」というものです。誰しも拘りや執着することはそれぞれの現象と縁により起こっていくことですが、自分の嫌いなことを徹底して執着となったものを離れさせるために、瞑想や座禅の時間を5分でいいのです。時間を作ってみてはどうですか?

仏教では一つ上の段階に行く上で、必ずといって邪魔しているものが存在しています。それは「五蓋(ゴガイ)」というものです。
➖五蓋➖[ 前進を邪魔する煩悩 ]
1、貪欲(むさぼりや強欲)
2、瞋恚(怒り、短気、自分勝手)
3、昏沈睡眠(激しく落ち込むこと)
4、掉挙・悪作(落ち着きない、後悔)
5、疑(自分を信じない、疑い)
 ↑
この上記の5つが心に「蓋(フタ)」をしてしまうことで、次に行こうとも行けないのです。まずは自己にとって邪魔な邪見を捨てることからスタートです。嫌いなところがあれば、直すのではなく、捨てるのです。少しずつ必ずといっていいほど、清らかな心が戻り、抱えている悩み(後悔の念)が減少し、滅することができます。

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質問者からのお礼

ありがとうございます。
したことは済んだこと、まさにその通りですね。

悔やむことしか頭になく前を向くことに抵抗がありましたが、自分を変えるということを今後は意識して生きていきたいと思います。
座禅や瞑想は行ったことがなかったので今後タイミングを見て取り入れていきたいと思います。
この度は回答誠にありがとうございました。

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