hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

仕事で求められることがどんどん増えていき、しんどいです。

回答数回答 4
有り難し有り難し 29

仕事でこなさなければならない量と求められる質に対して、与えられる時間が少なく、苦しいです。
叱責や嫌みが多い毎日の中でどんどん自分に自信がなくなります。
私が悪いのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

緊急避難先

ゆきちゃんさま
はじめまして、なごみ庵の浦上哲也と申します。

質問文を拝見していて、もしかしたら私と似ている面があるのではないか、と感じました。
私も、ここのところ自身の役割がどんどん増えていき、しかもどれも中途半端にはできない性格なので、いつもアタフタしています。タスクを2つ片づける間に、3つ増えるような感覚です。

でも私の場合、好きで歩んでいる道ですので、行けるところまで行ってみようと腹を据えています。

ゆきさんの場合はどうでしょうか?
苦しい思いをして、自信がなくなっていっているとのこと。
好きな道ではないのか。
それとも、好きな道であってもキャパシティを越えてしまっているのか。

求められるものが多く、返ってくるものが少ない現在の日本社会です。
ゆきさん、共に行けるところまで行きましょう。
でも、心の緊急避難先も準備していて下さいね。

hasunoha僧は、誰もが緊急避難先になる心を持っていると思います。
苦しい時は、またご相談下さいね。

{{count}}
有り難し
おきもち

横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗の教えが好きで、それを人に伝えたいと思い、自宅で法話会を始めてご縁の輪が広がりました。
相談の日程や時間はご相談ください。

二冊の本は同時に読めない

たいへんでしたね(^<^)別に誰が悪いとかではないでしょう。物事は具体的にしていくことが大切です。今後どうすれば怒られても平気でいられるか、どうすれば会社に必要とされる人間になれるか。
私はケイタイ、スマホ、PCの営業現場で説明して下さるスタッフにはいつも関心してしまいます。
連日のように更新される新機種、プラン、使用方法、トラブル時の対応、的確にこたえられるスタッフは天才ですねー。
ある店員と毎回長時間話していて気づいたことがあります。
その人は、最終的に勧めるとっておきの一品を持っていたということ。
またそれを買わせるためのトークスキルに長けていたという事。
客である私が求める安さ、性能、違いを端的に説明することができていました。
集めたデータからこれはおススメである、というものをちゃんと持っていて、それと比較して他のもののメリット、デメリットをちゃんと説明できていました。
また、わからないことに関しては別のスタッフにまかせて、自分の専門の中だけで、バンバン売り上げをあげていました。(よくいくお店なので分かりました)
あなたも沢山の仕事を手広く覚える事も大事でしょうが、視点を変えて、表面的には怒られたこと、覚えなきゃいけないことが多くて、いやだ、大変だ、ということに頭を抱えるよりも成績を上げる、会社にとってプラスになる事をする、上司にとって助けになる事をする、という事を中心に考えて、ビジネスの上で最も大事な売り上げの貢献に勤める事を第一に考えられたほうが、結果的に彼のように生き残る力になると思います。
会社が求める人材も大事ですが、お客さんが求める人材であることも大事です。
悩みはできましたらもっと具体的に仰っていただけた方がこちらも具体的なアドバイスができると思いますので、もうすこし具体的な質問もお待ちいたしております。

{{count}}
有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

一人で抱え込まずに相談を

ゆき様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

少しお仕事について自信を失われて、自己嫌悪に陥られておられるご様子・・

以前では下記のように仕事への不安を抱えておられるご質問において、「優先順位を定めて、一つ一つできることから徐々にやれることを増やして進めていくこと」について述べさせて頂きました。

問い「仕事に対してできるか不安。何か言われてないか不安」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003004269.html

人間できることは当然に限られています。何でもかんでも全てをこなすというのは不可能です。ですので、明らかに今の仕事における量も質も与えられた時間が少なくて処理できないとなりましたら、優先順位付けと効率化を意識して改善に取り組むことが必要になるのではないかと存じております。

また、職場に対して環境改善へと向けた提案や訴えも必要であるのかもしれません。

是非、改善へと向けて、同僚、上司と共に部署内で、シフトやノルマの見直しについての話し合い、意見交換をしてみることに取り組まれてもどうであろうかと存じます。労働組合がありましたらそちらにもご相談なさられてみられても良いのではないだろうかと思います。

そして、叱責や嫌みが明らかに度が過ぎているとするならば、「パワハラ」の恐れもございます。

パワハラにつきましては、これまでも下記の各問いにおいて扱わせて頂いております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/パワハラ

場合によっては、部署替え、配属替えの人事異動、上司の交代等も申し出て、できる限り環境の改善へ向けて取り組むことも必要かもしれません。

とにかく、あまりに私が悪いのだとご自身を追い込まず、会社内で相談しにくいとなりましたら、労働基準監督署管轄の総合労働相談センターや男女共同参画センターの相談窓口等にて相談なさられることもお薦め申し上げます。

厚労省 総合労働相談コーナー 東京
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/tokyo.html

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

出来ることから始めましょう

ゆきさん、おはようございます。
天地宇宙の法則では、あなたに出来ないことは与えられません。
あなたのような悩みを抱えている女性のために、私の学生時代の話を投稿しています。
よろしかったら参考にしてみて下さいませ。
『仏の道』http://ameblo.jp/hotokenomichi

{{count}}
有り難し
おきもち

『般若心経』を梵語(サンスクリット語)で読める日本でも珍しいお坊さんです。 【人生の目的】 世の中の人々によりよい生き方を伝えることである。 【志事】 暗中模索してもがいているあなたに、一筋の蜘蛛の糸のような光を照らすこと。 ☆ブログ【仏の道】 「あなたがよりよく生きるために」必要な情報を毎日発信しています。

煩悩スッキリコラムまとめ