自我が強い・・・
介護職に就いている40代の主婦です。
今の職場には一年半勤めていますが、辞めようかどうしようか悩んでいます。
介護事業所の社長と、入社当時は良好な関係でいましたが、段々と私の自我が強く出て、思ったこと、感じたことをハッキリと言ってしまい、
それを繰り返すうちに、社長から距離を置かれるようになりました。
きっと、面倒くさいやつだと思われているように感じます。
社長だけと仕事をしているわけではありませんが、今 派遣されている所では必ず毎週顔を合わせます。今までは冗談を言ったり、仕事の相談をされたり、こちらからもしたりと、話しやすく、また目をかけてもらっていたと思います。
私は気が強く、また我慢してまで働きたくないという気持ちが他の方よりも強く出ているようです。
今までいた職場でも同様なことがあり、
その度に辞めて転職をしてきました。
年上の友人に言われた言葉があります。
人には乗り越えられない壁はない。
でもそれを乗り越えられない限り、また同じような壁にぶつかるんだよ。
私は人間関係がうまくいかず、それを解決したり我慢をすることが出来ず逃げていました。
今回の壁を乗り越えたいと思っていますが、
心のどこかでは、
我慢したくない、という強い気持ちがあるのも事実です。
我儘な自我を抑え、長く勤めていくコツを教えていただけたらと思います。
甘えた質問で申し訳ないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
我慢する必要もないほど、救われる道
ちゅちゅさま
あなたは自分というものが胸のあたり、もしくは頭の中にある、「心」にあるのだと思っていませんか。
それが自我の正体です。
自分というものを心だと思っていらっしゃる。それを握りしめ、感情を優先するから我慢になるし、その我慢にも限界が来る。
自分とは何かそれを追求していくことが仏道です。間違えなく自分とは思考や心とは違います。体でもありません。自分なんてないのです。そういうとここにあるじゃん。て言いたくなります。でもないのですよ。本当に。
外で車が「ブーン」と走る音が聞こえたとします。それを聞いた時、自分が聞いているなんて考えないでしょ。勝手に「ブーン」だけがあるだけでしょ。耳で聞いてるなんてことも意識せずに。
実は自分なんてそのようにないにもかかわらずあると思って思いを握りしめているから、自我が表に出てくるのです。苦しむのです。
そうした思考や心に支配されない生き方、押さえつけたり我慢したりするのではなく、安心して親かに生きる道が仏道なのです。
詳しく学びたい方は、是非お寺に足を運び仏道とは、自分とは、仏教とは、そうした疑問をぶつけてみてください。