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障碍者は お坊さんになれませんか?

回答数回答 5
有り難し有り難し 170

私の息子は 18歳  今年高校を卒業し  京都 聖護院様にて
得度式を受け  僧侶になりました
しかし  障害を理由に  受け入れてくれる  お寺が見つかりません
何とか 私が元気な内に  一人でも 生きていけるように したいのですが

2014年5月31日 22:35

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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

夫(=住職)は一般家庭出身の視覚障碍者です。

まずお尋ねします。仏教の修行をしたい、僧侶になりたいというのは、息子さん本人のご意思ですか?であれば、答えは簡単です。
「放っておいてください。手助けは必要ありません」。

本気でやりたいのであれば、前例がなかろうが、親が泣いて止めようが、隠れてでもやります。どんな細かい情報も集めるし、これはと思う人には会いに行きます。多少の困難、周囲の冷たい声にも揺れません。
うちのお寺にも「僧侶になるには」「お寺を開くには」というご相談がよくあります。第一報がご本人からではなく親御さんからですと、正直あまり親身になろうとは思えません。逆にマナーもなっていないような若い子が、荒削りでも、目をキラキラさせ自分の言葉で理想を語ってくれると嬉しくなります。こんな素敵な子に僧侶になってもらえたら社会にとってどれほど良いかと思うので、できる限りの情報を伝えますし人も紹介します。結局のところ周囲を動かすのは、その人の熱意、本気度です。志が本物であれば、理解者協力者は必ずついてきます。親があれこれ先回りして手助けしては、その貴重な機会を失わせかねません。18歳、もう一人前の男性でしょう。挫折も赤っ恥も財産。息子さんの人生、選択し切り開くのはご本人です。

夫はお寺と全く縁のない一般家庭出身です。先天性疾患で外見上も特徴がある視覚障碍者です。高校卒業後僧侶の学校に進学し、本山別院で勤務した後、自分のお寺を作りました。「どうやって食べていくんだ」と陰で笑われ、奇異の目で見られもしましたが、全く気になりませんでした。みんなに足を運んでもらえるお寺にしたい。その目標に向かって活動する毎日が楽しくて、必死で、夢中でした。

困難も含めて楽しめる。「自分ならできる」という根拠のない明るさ、自信を持ち続けられる。それくらいの気概がないのなら、やめたほうがいいです。厳しいようですが、先例のない新しいことをする、というのはそういうことです。

ここからは息子さんにお尋ねしたいです。
「なぜ、僧侶になりたいのですか」
「数ある宗派の中から、本山修験宗を選ばれたのはなぜですか」
「仏教の勉強は、在家でもできます。年をとってからでもできます。あなたの夢は、いま、僧侶にならなければ決して叶えられないものですか」
「その目標を叶えるため、今までに何をしましたか。何人に会いに行きましたか。“きょう”何をしましたか」。

2014年6月2日 5:54
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おきもち

青森県生まれ、宮城県在住。ミャンマー語が好き。子ども3人。 お寺の生まれ...

他宗のことは解りませんが・・・

 息子さんは非常に残念でなりません。ワシからは頑張ってとしか言えません。
 ただ、ワシは他宗のことは解りませんが、割り切って欲しいことがあります。ワシはいわゆるお寺の子として生まれました。それなりに得度をし、修行もしましたが、肝心のお寺の仕事が無い。あれレのレ?と思いました。調べてみるとほとんどのお寺は檀信徒さんが少ないし、お寺の経営もままならない。住職でなければ、副住職という名のニート。もし、あなたが息子さんが僧侶になったことを就職としているならちょっとした勘違いかもしれません。僧侶は職業でなく生き方です。佛道を極めた者と認識していただきたい。
 結局、ワシは兼業僧侶となりました。今は、紆余曲折を得て、介護の仕事をし、今年介護福祉士の資格を取りました。どこか、仕事の態度とか僧侶の行いが入っているような気がします。
 得度してすぐには居場所は見つからないかもしれません。在家出身の方には風当たりが強い時期もありますが、六波羅密の精神を忘れずに僧侶を務めてください。ワシからはこのことをエールと替えさせて頂きます。(失礼しました。)

2014年5月31日 23:01
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有り難し
おきもち

ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。

祈り続けることを大事にして下さい

聖護院ということは、息子さんは得度式だけではなく、加行、伝法灌頂もお済みになって阿闍梨位を頂いているのですか?

もし、得度式だけだと法名を頂いただけの段階ですのでお寺に入るのは大変難しいです。

お寺にはいるとすると、僧侶ではなく「見習い」という事になります。

「見習い」が入れるのは大きなお寺だと思います。一般のお寺では見習いをおく程の余裕があるお寺は少ないかもしれません。
そして大きなお寺が「見習い」をおく場合は、かなりな重労働が課せられると思います。
それが出来ないと置いてもらう事は難しいでしょう。

ご子息のお師匠さまは何と仰っておられるのでしょうか?

一般の家から出家した場合、ご子息が全ての修行が終わって僧侶となった場合もお寺に入れると言う補償は全く有りません。

仏教のお坊さんは仏教の教えを元に一生修行して行く人の事だと私は思っています。
何かの会社に入って生活を保障してもらうことではないのです。

今はお寺の跡継の僧侶や たまたま役僧になれた僧侶がお寺にいますが、
お寺にいるひとだけが僧侶とはかぎりません。

僧侶になりながらも、お寺に入れずに一般の仕事をしながら修行を続けていく人もいるのです。

もし、僧侶となったのであれば、まず自分の生活を考える前に人のために祈る事を優先してはいかがでしょうか?

その心が神仏に必ずや届き、相談に訪れる人や法事や祈願祈祷などをお願いに来られる信者さんが出来て来るやも知れません。
そういった信者さんのために祈り続ける事でいつのまにか生活も成り立つようになる事もあるかもしれません。

僧侶になったのであれば、肝を据えてとにかく祈るように…と私は思います。
祈り、祈り、祈り続けてほしいです。

2014年6月2日 11:54
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有り難し
おきもち

仏道に入門して30年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...

すこし確認を

かこさん、こんにちは。

お子さんの高校のご卒業、おめでとうございます。
ご子息は、障がいを持ってらっしゃるのですね。
ご子息が一人でも生きていけるように、と心配する親御さんのお気持ちを強く感じます。

そして、ご子息は「得度式を受けて、僧侶になった」とのこと。

ひとつ、伺いたいことがございます。
「かこさんの思う“息子がなった僧侶としての地位”」とはなんでしょうか。
一人前の僧侶、たとえば・・・どこか大寺の寺務員としてやっていけるクラス。法要に随喜(一緒に出席して、お経をよむetc..)のことを考えてらっしゃるのでしょうか。

なぜここに注目したかというと、「得度式を受けて、僧侶になる」だけでは、半人前にも届かない可能性があるからです。
障がい云々の前に、これでもう“見習い僧侶”として大丈夫・・・よりも前の段階に、ご子息のがいらっしゃる可能性を思いました。

ご質問にあった場所のウェブサイトを拝見しましたが、どうでしょうか。年中行事・講習会など様々あるようです。そちらに参列されることをおすすめいたします。

そして、違っていたらごめんなさい。“見習い僧侶レベル”ということでしたら・・・得度式を受けることを行っているのですから、本山や得度されたお寺さんにご相談されることをおすすめいたします。

かこさんにこのようなご質問をいただけたことは、我々僧侶にとって大変有り難いことです。感謝いたします。
そしてご子息が仏道を志すという御心をお持ちでらっしゃること。仏門の同志として励みになります。一緒にがんばりましょう。合掌

2014年6月1日 12:05
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有り難し
おきもち

「~です」とは、「~だと、ぼくは思うのです」ということです。 回答は、書...

ハンデを乗り越えて・・

かこ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

拙生、以前に精神障害者・通所授産施設の社会福祉法人の理事長を勤めさせて頂いたことがございます。

それだけに利用者の皆様のおかれている現状、現実につきましては、ある程度理解をさせて頂いております。誠に頂ける社会訓練の作業としての受注内容や工賃などの待遇の改善もなかなか難しい中で、社会復帰、就職となりましても本当に厳しい現実・・そのあまりの厳しさ、難しさに対して、拙生は無力さ、申し訳なさを痛感することが多々でございました・・

誠に抱えておられる障がいの種類や度合いによっても色々とケース・バイ・ケースになるかとは存じますが、何とか修行の受け入れを行って頂けるお寺が見つかりますと良いのですが・・健常者と同様の修行が難しい場合、僧堂においては、居士(在家出家修行者)として受け入れて頂けるところや安居会という短期間集中しての修行を数年繰り返す制度を設けているところもありますので、僧籍の取得可能の有無も含めて、(ご宗旨は、京都・聖護院様で得度とありますので、恐らくは本山修験宗になるのではないかとは存じますが)お確かめになられましたらと存じております。

また、ご本人の意思における僧侶への志が誠に熱くございましたら、他宗での僧籍取得の方法も検討なさられると良いのではないかと存じます。是非、各宗派の本山や宗務庁にお問い合わせもしてみて下さいませ。ハンデがある分、厳しいことも色々とあるかもしれませんが、ハンデを乗り越えられて、確かなる仏法興隆、衆生済度を果たされる僧侶と御成りを頂けましたら、本当に有り難く、尊いことであるかと存じております。

また、「障がい」に関する拙生の考え方につきましては、これまでにも下記の各問いにても述べさせて頂いておりますのでご参照下さいませ。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/障がい

『・・また、「○○障がい」・「○○症」・「○○依存症」といったものに、変にマイナスに囚われてしまわれずに、私たちそれぞれにおいてのより良い幸せのためには、それぞれの心をより良くに変容させていくことが必要となります。・・』

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

2014年6月24日 14:55
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有り難し
おきもち

川口 英俊
「僧侶は、悩む人に正しいくすりを調剤できる薬剤師であれ」 http:...

質問者からのお礼

さっそく ご回答 ありがとうございます
就職とは考えていません
私が 介護事業所を経営しているので
将来  兄と二人で お寺と介護事業を
やってくれたら 安心です
得度式だけ受けて  修行をする場所が無いのです
引き受けてくれる お寺がないのです
それも  障碍者だからという理由です
宗教って  普通の人だけのものなんですね

ご回答ありがとうございます
とても 温かいお言葉で 嬉しかったです
  私も  得度式だけを受けて 一人前の
お坊さんとは 思っていません
これから  長い月日をかけて
唯一無二の人になってほしいです
世の中が かなり 進んできたので
暮らしやすくはなりましたが まだまだ
偏見や差別は 無くならないのが
現状です
障碍者には 卒業後 施設に入るか
福祉作業所に行くかしか 選択はありません
就職できるのは かなり優秀なお子さんです
でも  心のきれいなこの子達に
宗教という道も  あるのではないか
と思い  まず 得度式を 受けました
しかしながら  その後の 受け入れがないのです
地道に  探します
いつか  本当の意味で お坊さんになれた暁には
声を 掛けてくださいね
笹生 類  といいます

陽岳寺  向井 真人様
お礼を書く場所が 
違ったかもしれません
偶然  このサイトを見つけ
数あるお寺の中から
一番 最初に ホームページを
見たのが  
観音寺様と 陽岳寺様でした
そのお二人から
お返事頂いて  不思議な気持ちです
是非  会いに行きたいと思います

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僧職を続けるかどうかについて

お世話になっております。 私は30代の会社員男性なのですが、 僧職を続けるべきかどうか悩んでおります。 元々仏道に御縁を頂いたのも 義父が地方の小さな寺院の住職を務めており 「棚経とか、休みをつかってやれば謝礼を出すから、得度しませんか?」と 副業感覚でお誘い頂いたので、深く考えず了承したという お恥ずかしい限りのものでございます。 (特に髪の毛に拘りも無かったもので(笑)) その後、棚経だけのつもりが… ・正月の会で、お経と儀式をやらされる(会前日の晩にやる事を聞く) ・本寺の副住職の「住職襲名の式」での役を勝手に受けてくる。  (その役が大変重要な役で、袈裟を3回しか着た事がない上、  お経を知らない者が出来るようなものでないものだった) ・「住職襲名の式」での内容に関しても、式の内容と問答が  書かれた本のコピーを頂くのみだった。  (その後、副住職のお寺での打ち合わせで、作法や動きの面で  知らないことが多い事が発覚、急遽義父に改めてお寺での  練習を依頼する) ・「襲名の式」当日にも知らなかった「やるべき事」がある事が  発覚。youtube等で検索して何とか乗り切る。 ・また私への確認無しに仕事を受けてくる。  (これに関しては「会社の仕事の都合があるから容易に受諾  出来ない」として保留にしています) というような事があり、会社の仕事もある中で 時間・体力の面と、何より義父の『報連相』の無さに 「これは続けるのは無理だ!」と考えているのが現状でございます。 その内、義父が勝手に「住職の修業の予約を入れてきた」などと言ってきそうで恐ろしいです… また、家内も家を空ける事に不満があるようで (お寺が地方の為、大体の場合は日帰りは不可能) 「やらないで欲しい」と言っております。 反面、文化的・歴史的な事が好きで、僧の儀式等に嫌な思いはありません。 「襲名の式」でお世話になった新命和尚様や 同年代の先輩の僧の方々には、大変感謝しており 他所者兼「にわか坊主」の私を仲間として受け入れてくれ、 大きな気持ちで導いて下さった事への恩も感じております。 (本来であれば師匠である義父が行う役割ですが(苦笑)) 「御恩や興味」と「現実」の間でどうするべきか悩んでおります。 また、厳しいご意見でも有難いので、ご助言頂ければ幸いでございます。

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